警戒区域の車持ち出し、306台をJAFがサポート
[11/07/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
JAF(一般社団法人日本自動車連盟、会長田中節夫)は、政府の要請を受け、7月27、28日に行われた東京電力福島第一原発事故に伴う警戒区域(半径20km圏内)からの避難住民の車持ち出しに協力いたしました。今回は南相馬市、浪江町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町を対象に実施され、492台の車を持ち出しました。このうち、JAFのサポートを必要とした車両は、「バッテリー上がり」が251台、「燃料の補給」が46台、「タイヤのエア充填」等が9台でした。警戒区域内の滞在時間に制限があることから、10分以内に完了可能なこれらの作業に限定して行いました。
この車持ち出しは6月1日から開始され、今回までの累計で2,442台の車が持ち出されています。その内JAFがサポートした車両は1,488台にのぼり、60.9%の車両が何らかの支援を必要とする状態であることがわかりました。JAFは、8月以降も、こうした車持ち出しが実施される際には支援活動を行う予定です。