株式会社ストラテジックキャピタルが日本証券金融株式会社への株主提案の予定及び同提案に関する特集サイトの開設を公表
[23/03/31]
提供元:PRTIMES
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Strategic Capital opens campaign website & plans a formal shareholder proposal for JSF.
詳細は特設ウェブサイト(https://stracap.jp/8511-JSF)をご覧ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/52343/57/resize/d52343-57-7a693a8561bc23b63ac1-0.jpg ]
株式会社ストラテジックキャピタル及び同社が運用するファンド(以下「SC」)は、日本証券金融株式会社(以下「日証金」)の株式を約5%保有しています。 SCは、日証金に対し、本年6月開催予定の定時株主総会において、株主提案権を行使する書面を発送する予定であることを事前に公表いたします。予定している株主提案の概要は以下のとおりですが、その背景も含めhttps://stracap.jp/8511-JSF又はSCホームページ右上の特設サイトリンク(https://stracap.jp/)をご参照ください。
株主提案1.執行役会長の廃止
株主提案2.社長経験者の再雇用禁止
株主提案3.社長経験者を再雇用した場合の待遇開示
株主提案4.代表執行役社長の報酬開示
株主提案5.20%超を保有する筆頭株主(シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ)から受けた重要な提案の開示
<日証金の概要>
日証金は日本における唯一の証券金融会社です。しかし、これまで経営幹部の地位が日本銀行、財務省及び東京証券取引所(以下「東証」)出身者の天下りによって独占され、株主軽視の経営が行われていることが、株価低迷の一因であると考えています。 <天下りの実態> ◆日本銀行の理事による天下り(1950年〜現在)
-1950年の上場以来、日証金の歴代社長は現社長の櫛田誠希氏を含めて10人全員が日本銀行の理事経験者 ◆日本銀行の局長による天下り(1950年〜現在)
-1980年以降、日本銀行の局長経験者かつ理事未経験者は、7人全員が入社1ヵ月で常務に就任 ◆財務省による天下り(1960年〜2023年3月)
-1960年以降、財務省出身者は10人全員が入社1ヵ月で常務以上の役職に就任 ※2023年3月末に財務省出身の樋口俊一郎氏が執行役副社長から退任し、天下りは終了する見込みです。 ◆東証による天下り(1974年〜2023年6月)
-1974年以降、7人が天下りし、1994年以降は“社外”役員として日証金に在籍 ※2023年6月下旬に東証出身の飯村修也氏が社外取締役から退任し、天下りは終了する見込みです。 <日本銀行の天下りである櫛田誠希氏による経営>
日証金社長の櫛田誠希氏は日本銀行OBであり、証券アナリスト協会の理事でもありますが、SCは櫛田誠希氏との対話を通じて、櫛田誠希氏の株式市場および株主価値への認識と、SCを含む一般的な株式投資家の認識には大きな齟齬があるように感じています。 例えば、櫛田誠希氏は 「ROEとPBRに何の関係があるのか?」 「ROEの“E”に時価総額を使ったら日証金のROEは高い」 「日証金の株主資本コストは4%台半ばだ」 などと、SCとの面談のみならず、決算説明会などでも発言され、SCからの説明に耳を傾けていただけていないように感じられます。 日証金の株価はPBR1倍を大きく下回っており、櫛田誠希氏には日証金の経営者として、株価低迷の現実と真摯に向き合っていただきたいとSCは考えております。そのため、SCは、櫛田誠希氏に考えを改めていただけるよう、そして株主価値向上のための経営を行っていただけるよう、繰り返し要請して参りました。 しかし、SCが日証金との対話を始めてから2年近くが経過しても、未だに櫛田誠希氏の株式市場および株主価値への考え方は変わらず、日証金の株価は低迷したままです。 そこで、SCは日証金の経営を別の方に託すべきであると判断し、櫛田誠希氏の退任を求めるに至りました。それでも櫛田誠希氏が日証金の社長を退任されないのであれば、せめて報酬を開示していただきたいと存じます。
https://prtimes.jp/a/?f=d52343-57-d95f06aa0955bc5e1649c0e5d1aedca2.pdf
詳細は特設ウェブサイト(https://stracap.jp/8511-JSF)をご覧ください。
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株式会社ストラテジックキャピタル及び同社が運用するファンド(以下「SC」)は、日本証券金融株式会社(以下「日証金」)の株式を約5%保有しています。 SCは、日証金に対し、本年6月開催予定の定時株主総会において、株主提案権を行使する書面を発送する予定であることを事前に公表いたします。予定している株主提案の概要は以下のとおりですが、その背景も含めhttps://stracap.jp/8511-JSF又はSCホームページ右上の特設サイトリンク(https://stracap.jp/)をご参照ください。
株主提案1.執行役会長の廃止
株主提案2.社長経験者の再雇用禁止
株主提案3.社長経験者を再雇用した場合の待遇開示
株主提案4.代表執行役社長の報酬開示
株主提案5.20%超を保有する筆頭株主(シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ)から受けた重要な提案の開示
<日証金の概要>
日証金は日本における唯一の証券金融会社です。しかし、これまで経営幹部の地位が日本銀行、財務省及び東京証券取引所(以下「東証」)出身者の天下りによって独占され、株主軽視の経営が行われていることが、株価低迷の一因であると考えています。 <天下りの実態> ◆日本銀行の理事による天下り(1950年〜現在)
-1950年の上場以来、日証金の歴代社長は現社長の櫛田誠希氏を含めて10人全員が日本銀行の理事経験者 ◆日本銀行の局長による天下り(1950年〜現在)
-1980年以降、日本銀行の局長経験者かつ理事未経験者は、7人全員が入社1ヵ月で常務に就任 ◆財務省による天下り(1960年〜2023年3月)
-1960年以降、財務省出身者は10人全員が入社1ヵ月で常務以上の役職に就任 ※2023年3月末に財務省出身の樋口俊一郎氏が執行役副社長から退任し、天下りは終了する見込みです。 ◆東証による天下り(1974年〜2023年6月)
-1974年以降、7人が天下りし、1994年以降は“社外”役員として日証金に在籍 ※2023年6月下旬に東証出身の飯村修也氏が社外取締役から退任し、天下りは終了する見込みです。 <日本銀行の天下りである櫛田誠希氏による経営>
日証金社長の櫛田誠希氏は日本銀行OBであり、証券アナリスト協会の理事でもありますが、SCは櫛田誠希氏との対話を通じて、櫛田誠希氏の株式市場および株主価値への認識と、SCを含む一般的な株式投資家の認識には大きな齟齬があるように感じています。 例えば、櫛田誠希氏は 「ROEとPBRに何の関係があるのか?」 「ROEの“E”に時価総額を使ったら日証金のROEは高い」 「日証金の株主資本コストは4%台半ばだ」 などと、SCとの面談のみならず、決算説明会などでも発言され、SCからの説明に耳を傾けていただけていないように感じられます。 日証金の株価はPBR1倍を大きく下回っており、櫛田誠希氏には日証金の経営者として、株価低迷の現実と真摯に向き合っていただきたいとSCは考えております。そのため、SCは、櫛田誠希氏に考えを改めていただけるよう、そして株主価値向上のための経営を行っていただけるよう、繰り返し要請して参りました。 しかし、SCが日証金との対話を始めてから2年近くが経過しても、未だに櫛田誠希氏の株式市場および株主価値への考え方は変わらず、日証金の株価は低迷したままです。 そこで、SCは日証金の経営を別の方に託すべきであると判断し、櫛田誠希氏の退任を求めるに至りました。それでも櫛田誠希氏が日証金の社長を退任されないのであれば、せめて報酬を開示していただきたいと存じます。
https://prtimes.jp/a/?f=d52343-57-d95f06aa0955bc5e1649c0e5d1aedca2.pdf