日本のビジネスパーソンの「タイムマネジメントに関する意識調査」
[19/03/29]
提供元:PRTIMES
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無駄な作業に追われるビジネスパーソンが8割。「創造的に仕事に取り組みたい」と考える人は9割いるも、時間を主な理由に約半数が実行できず、労務管理には1人当たり1日の25%を費やす。
働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を開発・提供する株式会社チームスピリット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻島 浩司、以下チームスピリット)は、日本のビジネスパーソン男女1,032人を対象に、「タイムマネジメントに関する意識調査」を実施いたしました。
主な調査結果は以下の通りです。
■8割が「無駄だと感じる作業」あり!1人当たり労務管理で1日の約1/4費やしている!
78.0%が普段の仕事で「無駄な作業がある」と回答。「業務報告書/日報週報作成」、「稟議・申請」、「勤務登録」、「経費精算」、「工数計算」の作業を労務管理と定義すると、「労務管理」は無駄な作業にかける時間の6割(60.9%)を占め、1日に2時間、労働時間を7時間とすると1日の約1/4の時間が費やされている。
■9割が「創造的に仕事がしたい」一方、実現できているのは約半数
自分の仕事において「創造的に仕事がしたい」と思う人は全体の90.7%と大多数となったが、その中で実際に創造的に仕事に取り組めている人は52.2%にとどまった。「創造的に仕事に取り組めない理由」は、1位「時間がないから」(53.9%)で、特に働き盛りの30代で顕著であった。
※「創造的な仕事」の定義:業種・業態にかかわらず、日常の定型的な仕事ではなく、仕事のやり方を工夫したり、自分なりのやり方でやってみたり、新しい解決方法や仕組みを考え出したりすることを伴う仕事
■働き方改革時代、8割以上がタイムマネジメントの良い効果に期待
86.1%が「適切なタイムマネジメントは仕事に良い効果をもたらす」と考えており、高い期待が明らかになった。タイムマネジメントの効果として考えうる行動や意識のポジティブな変化を尋ねると、すべての選択肢で約7割以上が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答。最も多くの人に選ばれたのは「時間を大切にするようになる」(90.0%)であった。「生活のメリハリができる」「自分の時間が増える」などこれまでとは異なり仕事の管理以上の効果を期待しており、仕事だけでなくプライベートへの良い効果にも期待があることが分かった。
1. 「無駄だと感じる作業」と「浪費されている時間」
◆ 約8割が「無駄だと感じる作業がある」
普段の仕事で「無駄な作業がある」と感じている人は78.0%と、約8割に上ることがわかりました【図1】。「業務報告書/日報週報作成」、「稟議・申請」、「勤務登録」、「経費精算」、「工数計算」の作業を労務管理と定義すると、労務管理の作業でいずれかを無駄だと思っている人は681人で、全体の66.0%となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-813188-0.png ]
◆ 「労務管理」にかける時間は月に40時間。無駄だと感じている作業の6割の時間を占める!
「無駄だと感じる作業」総計では、週に16時間、月に換算すると66時間にも上り、働いている時間(7時間/日)で考えた場合、月の約半分の時間が「無駄だと感じる作業」に充てられているという状況が明らかになりました。
そのうち労務管理の作業にかかっている時間を合計すると1日当たり約2時間(121分)、週に10時間、月に換算すると40時間にも上る時間が労務管理に充てられていることが分かりました。これは全体の6割(60.9%)を占めています【図3】。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-738668-1.png ]
2. 「創造的な仕事」への意欲と現状
◆ 9割が「仕事に創造的に取り組みたい」一方で、実現できているのは約半数
自分の仕事を「創造的に」取り組みたいと思うかを尋ねたところ、「そう思う」(46.7%)、「ややそう思う」(44.0%)の合計は90.7%となり、9割以上の人が「仕事に創造的に取り組みたい」と願っていることがわかりました。
一方で、「創造的に仕事に取り組みたい」人のうち、実際に「創造的に仕事に取り組めていると思う」と回答した人は52.2%にとどまり、現実には「仕事に創造的に取り組めていない」と感じている人も約半数いるという結果になりました【図4】。
[画像3: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-286923-3.png ]
◆ 「創造的な仕事」の実現を阻むものは...「時間がない」が半数以上を占める!
自分の仕事に「創造的に取り組めていない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、1位は「時間がない」(53.9%)が半数以上で2位とは15.7ptと大きな差があり、「創造的な仕事」を阻む大きな要因となっていることが伺えます。2位「心のゆとりがない(38.2%)、3位「人手が足りない」(36.9%)、4位「自分に裁量がない」(32.3%)はそれぞれ3割を超えました【図5】。
[画像4: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-600976-2.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-552404-4.png ]
3. 「創造的に仕事に取り組みたい人」にとってのタイムマネジメント
◆ タイムマネジメント実施の目的No.1は「効率的な仕事」の実現!
タイムマネジメントを実施する目的については、1位「仕事を効率的にすることを促すため」(61.3%)、2位「生産性を高めるため」(52.7%)、3位「残業を減らすため」(41.5%)となりました【図6】。
「創造的に仕事をしたい」と回答した人もタイムマネジメントを実施する目的の順位は変わらず1位「仕事を効率的にすることを促すため」(62.9%)、2位「生産性を高めるため」(54.5%)、3位「残業を減らすため」(42.6%)と同様の傾向を見せており、仕事の効率化が最も求められていることが分かりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-719338-5.png ]
◆ 「創造的に仕事をしたい人」は、「生産性を高める」ためのタイムマネジメントをより期待!
「創造的に仕事をしたい」と回答した人と、「そう思わない」と回答した人の「タイムマネジメントを実施する目的」についての回答を比べると、仕事の成果に関わる部分で意識の差が大きく見られました。
最も大きな差が示されたのは、「生産性を高めるため」で、「創造的に仕事をしたい」人が54.5%であったのに対し、「そう思わない人」は35.4%と、19.1ptの差がありました。同じく「仕事を効率的にすることを促すため」では17.1pt、「目標を達成するため」では16.2ptの差が出ました【図7】。
[画像7: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-944306-6.png ]
4. 「働き方改革時代」〜 タイムマネジメントの効果に期待が集まる 〜
◆ 8割以上がタイムマネジメントの良い効果に期待!
タイムマネジメントを適切に行った場合、仕事に良い効果をもたらすと思うかという質問では、「良い効果があると思う」(35.0%)、「少し良い効果があると思う」(51.1%)を合わせて86.1%となり、大多数がタイムマネジメントによる良い効果を期待できると考えていることがわかりました【図10】。
[画像8: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-443301-8.png ]
「創造的に仕事をしたい」人は「良い効果があると思う」(36.8%)、「少し良い効果があると思う」(51.5%)を合わせて88.2%と約9割がタイムマネジメントによる良い効果を期待していました。一方で「創造的に仕事をしたい」と思わない人は「良い効果があると思う」(17.7%)、「少し良い効果があると思う」(46.9%)を合わせて64.6%となり、「創造的に仕事をしたい」人に比べ23.6pt低い結果となりました。このことから「創造的に仕事をしたい」人のほうがタイムマネジメントへの期待も大きいことが分かります。
◆ 仕事にも生活にも!タイムマネジメントがもたらす「ポジティブな変化」への期待大!
タイムマネジメントを適切に行った場合に起こると考えられる意識や行動のポジティブな変化については、7つ全ての選択肢で約7割かそれ以上の高い数値が出たことから、タイムマネジメントへの期待が大きいことがわかりました。
タイムマネジメントがもたらす変化として、これまでと異なるタイムマネジメントの効果への期待も高いことが分かりました。最も多くの人に選ばれたのは「時間を大切にするようになる」(90.0%)でしたが、続いて2位「一つ一つの仕事のやり方を考えるようになる」(87.8%)、3位「仕事を創意工夫してやるようになる」(83.4%)と、仕事の管理以上の効果を期待していることがうかがえます。また、4位以降は「生活のメリハリができる」(82.3%)、「自分の時間が増える」(74.9%)が続き、プライベートも含めて良い効果が出ると考える人も多いことがわかりました。
【調査概要】
・調査方法: インターネットリサーチ
・実施期間: 2018年12月19日〜12月22日
・調査対象: 20代〜50代の男女各516人ずつ計1032人(うち管理職516人、一般社員516人)
・調査地域: 全国
※スコアは小数第2位以下を四捨五入しているため、合計して100%にならない場合もあります。
働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を開発・提供する株式会社チームスピリット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻島 浩司、以下チームスピリット)は、日本のビジネスパーソン男女1,032人を対象に、「タイムマネジメントに関する意識調査」を実施いたしました。
主な調査結果は以下の通りです。
■8割が「無駄だと感じる作業」あり!1人当たり労務管理で1日の約1/4費やしている!
78.0%が普段の仕事で「無駄な作業がある」と回答。「業務報告書/日報週報作成」、「稟議・申請」、「勤務登録」、「経費精算」、「工数計算」の作業を労務管理と定義すると、「労務管理」は無駄な作業にかける時間の6割(60.9%)を占め、1日に2時間、労働時間を7時間とすると1日の約1/4の時間が費やされている。
■9割が「創造的に仕事がしたい」一方、実現できているのは約半数
自分の仕事において「創造的に仕事がしたい」と思う人は全体の90.7%と大多数となったが、その中で実際に創造的に仕事に取り組めている人は52.2%にとどまった。「創造的に仕事に取り組めない理由」は、1位「時間がないから」(53.9%)で、特に働き盛りの30代で顕著であった。
※「創造的な仕事」の定義:業種・業態にかかわらず、日常の定型的な仕事ではなく、仕事のやり方を工夫したり、自分なりのやり方でやってみたり、新しい解決方法や仕組みを考え出したりすることを伴う仕事
■働き方改革時代、8割以上がタイムマネジメントの良い効果に期待
86.1%が「適切なタイムマネジメントは仕事に良い効果をもたらす」と考えており、高い期待が明らかになった。タイムマネジメントの効果として考えうる行動や意識のポジティブな変化を尋ねると、すべての選択肢で約7割以上が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答。最も多くの人に選ばれたのは「時間を大切にするようになる」(90.0%)であった。「生活のメリハリができる」「自分の時間が増える」などこれまでとは異なり仕事の管理以上の効果を期待しており、仕事だけでなくプライベートへの良い効果にも期待があることが分かった。
1. 「無駄だと感じる作業」と「浪費されている時間」
◆ 約8割が「無駄だと感じる作業がある」
普段の仕事で「無駄な作業がある」と感じている人は78.0%と、約8割に上ることがわかりました【図1】。「業務報告書/日報週報作成」、「稟議・申請」、「勤務登録」、「経費精算」、「工数計算」の作業を労務管理と定義すると、労務管理の作業でいずれかを無駄だと思っている人は681人で、全体の66.0%となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-813188-0.png ]
◆ 「労務管理」にかける時間は月に40時間。無駄だと感じている作業の6割の時間を占める!
「無駄だと感じる作業」総計では、週に16時間、月に換算すると66時間にも上り、働いている時間(7時間/日)で考えた場合、月の約半分の時間が「無駄だと感じる作業」に充てられているという状況が明らかになりました。
そのうち労務管理の作業にかかっている時間を合計すると1日当たり約2時間(121分)、週に10時間、月に換算すると40時間にも上る時間が労務管理に充てられていることが分かりました。これは全体の6割(60.9%)を占めています【図3】。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-738668-1.png ]
2. 「創造的な仕事」への意欲と現状
◆ 9割が「仕事に創造的に取り組みたい」一方で、実現できているのは約半数
自分の仕事を「創造的に」取り組みたいと思うかを尋ねたところ、「そう思う」(46.7%)、「ややそう思う」(44.0%)の合計は90.7%となり、9割以上の人が「仕事に創造的に取り組みたい」と願っていることがわかりました。
一方で、「創造的に仕事に取り組みたい」人のうち、実際に「創造的に仕事に取り組めていると思う」と回答した人は52.2%にとどまり、現実には「仕事に創造的に取り組めていない」と感じている人も約半数いるという結果になりました【図4】。
[画像3: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-286923-3.png ]
◆ 「創造的な仕事」の実現を阻むものは...「時間がない」が半数以上を占める!
自分の仕事に「創造的に取り組めていない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、1位は「時間がない」(53.9%)が半数以上で2位とは15.7ptと大きな差があり、「創造的な仕事」を阻む大きな要因となっていることが伺えます。2位「心のゆとりがない(38.2%)、3位「人手が足りない」(36.9%)、4位「自分に裁量がない」(32.3%)はそれぞれ3割を超えました【図5】。
[画像4: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-600976-2.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-552404-4.png ]
3. 「創造的に仕事に取り組みたい人」にとってのタイムマネジメント
◆ タイムマネジメント実施の目的No.1は「効率的な仕事」の実現!
タイムマネジメントを実施する目的については、1位「仕事を効率的にすることを促すため」(61.3%)、2位「生産性を高めるため」(52.7%)、3位「残業を減らすため」(41.5%)となりました【図6】。
「創造的に仕事をしたい」と回答した人もタイムマネジメントを実施する目的の順位は変わらず1位「仕事を効率的にすることを促すため」(62.9%)、2位「生産性を高めるため」(54.5%)、3位「残業を減らすため」(42.6%)と同様の傾向を見せており、仕事の効率化が最も求められていることが分かりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-719338-5.png ]
◆ 「創造的に仕事をしたい人」は、「生産性を高める」ためのタイムマネジメントをより期待!
「創造的に仕事をしたい」と回答した人と、「そう思わない」と回答した人の「タイムマネジメントを実施する目的」についての回答を比べると、仕事の成果に関わる部分で意識の差が大きく見られました。
最も大きな差が示されたのは、「生産性を高めるため」で、「創造的に仕事をしたい」人が54.5%であったのに対し、「そう思わない人」は35.4%と、19.1ptの差がありました。同じく「仕事を効率的にすることを促すため」では17.1pt、「目標を達成するため」では16.2ptの差が出ました【図7】。
[画像7: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-944306-6.png ]
4. 「働き方改革時代」〜 タイムマネジメントの効果に期待が集まる 〜
◆ 8割以上がタイムマネジメントの良い効果に期待!
タイムマネジメントを適切に行った場合、仕事に良い効果をもたらすと思うかという質問では、「良い効果があると思う」(35.0%)、「少し良い効果があると思う」(51.1%)を合わせて86.1%となり、大多数がタイムマネジメントによる良い効果を期待できると考えていることがわかりました【図10】。
[画像8: https://prtimes.jp/i/21273/62/resize/d21273-62-443301-8.png ]
「創造的に仕事をしたい」人は「良い効果があると思う」(36.8%)、「少し良い効果があると思う」(51.5%)を合わせて88.2%と約9割がタイムマネジメントによる良い効果を期待していました。一方で「創造的に仕事をしたい」と思わない人は「良い効果があると思う」(17.7%)、「少し良い効果があると思う」(46.9%)を合わせて64.6%となり、「創造的に仕事をしたい」人に比べ23.6pt低い結果となりました。このことから「創造的に仕事をしたい」人のほうがタイムマネジメントへの期待も大きいことが分かります。
◆ 仕事にも生活にも!タイムマネジメントがもたらす「ポジティブな変化」への期待大!
タイムマネジメントを適切に行った場合に起こると考えられる意識や行動のポジティブな変化については、7つ全ての選択肢で約7割かそれ以上の高い数値が出たことから、タイムマネジメントへの期待が大きいことがわかりました。
タイムマネジメントがもたらす変化として、これまでと異なるタイムマネジメントの効果への期待も高いことが分かりました。最も多くの人に選ばれたのは「時間を大切にするようになる」(90.0%)でしたが、続いて2位「一つ一つの仕事のやり方を考えるようになる」(87.8%)、3位「仕事を創意工夫してやるようになる」(83.4%)と、仕事の管理以上の効果を期待していることがうかがえます。また、4位以降は「生活のメリハリができる」(82.3%)、「自分の時間が増える」(74.9%)が続き、プライベートも含めて良い効果が出ると考える人も多いことがわかりました。
【調査概要】
・調査方法: インターネットリサーチ
・実施期間: 2018年12月19日〜12月22日
・調査対象: 20代〜50代の男女各516人ずつ計1032人(うち管理職516人、一般社員516人)
・調査地域: 全国
※スコアは小数第2位以下を四捨五入しているため、合計して100%にならない場合もあります。