IDEEより、リゼ・エル・サイードの『魔法の絨毯』展開催のお知らせ
[11/10/25]
提供元:PRTIMES
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イデーでは秋のデザインイベント期間中、ブリュッセルを拠点にユニークな活動を展開している若手女性 デザイナー、リゼ・エル・サイード(Lise El Sayed)の日本初となる展示会を イデーショップ 東京ミッドタウン店にて開催します。身の周りのモノに独自の視点で手を加え、日常にもうひとつの世界をつくりだす彼女の作品は、大量にモノが溢れる今の時代におけるモノとの新たな関わり(愉しみ)を探るものです。
今回は特に「Les nouveaux nomadismes(新しい遊牧生活)」のコンセプトのもと、代表作であるカーペットを用いた作品を中心に発表します。コンセプチャルでありながら生活に溶け込みやすく、“今”の時代の空気を多分に含んだ軽やか表現が魅力の彼女の世界観をぜひお楽しみください。
「Les nouveaux nomadismes」
遊牧民の手によって作られたカーペットは、快適さと美しさを兼ね備え、実用品であると同時に空間を引立てる装飾品でもあります。また暮らしにカーペットを取り入れるということは、そこに集う家族の生活を親密にし、その歴史や伝統を受け継ぐことです。そんなカーペットを身近な家具である椅子と組み合わせることで、どこにあっても自由で座り心地の良い、その人の特別な居場所、魔法の絨毯がそこに現れます。リゼのアートワークを取り入れることで、毎日の暮らしが今までとは違う視点で見えてくる――そんなリゼの世界が登場します。
*今回の展示では、長い時間を経てきたモノに手を加えるという作家のコンセプトを表現するために、一般の方から実際にお使いの椅子をご提供いただき、それをリゼ本人がアートワークに生まれ変わらせます。
*作品の一部は販売もいたします。椅子のほか、カーペットが姿を変えたサンダル、スプーンから生まれた手鏡、腕時計が生まれ変わったネックレスなどが出品されます。
Lise El Sayed(リゼ・エル・サイード)
1980年フランス、リール生まれ。ブリュッセルLa cambre国立美術学校でテキスタイルデザインを学び、伝統的な技法と最新の技術をあわせて習得する。その後自身で創作活動を続けるなかで、既存のモノに手を加え、日常にあらたな視点をもたらす独自のスタイルを追求。代表的な作品はLes nouveaux nomadismesのほか、モノの機能を奪ってその存在を問うLes inutiles(the unnecessary/必要ないもの)シリーズ、シャンデリアの一部を用いたReflechir(reflect/反射する)など、アートとデザインの交わるところで活動を続けている。2009年のサローネ・サテリテをはじめ、ヨーロッパー各地で作品を発表。ブリュッセル在住。
■展覧会概要
展覧会タイトル:Les nouveaux nomadismes―リゼ・エル・サイードの『魔法の絨毯』
会場:IDÉE SHOP Midtown 東京ミッドタウン ガレリア3F 日時:10月28日(金)〜11月7日(月) レセプションパーティー:10月28日(金)18:00〜21:00 *作家本人がベルギーより来日し参加をいたします。
■プロジェクトの最新情報はFACE BOOKにて公開中
本展覧会の準備から開催までの進行状況を以下のIDEEのFACE BOOKページにて公開をしています。
http://www.facebook.com/LifewithIDEE/