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ゼンリンとMobility Technologies、タクシーやトラックの映像データから道路変化情報を自動抽出し高鮮度な地図情報のメンテナンスに活用




株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:高山 善司、以下ゼンリン)と、株式会社Mobility Technologies(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中島 宏、以下MoT)は、ゼンリンが展開するナビゲーションシステムや自動運転時に使用される地図情報のメンテナンス効率化に向けて、道路情報の自動差分抽出の共同開発を行うことに合意しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/30664/63/resize/d30664-63-905020-0.png ]

位置情報ソリューションを展開するゼンリンとモビリティ事業を展開するMobility Technologiesが提携
ゼンリンは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」という企業理念を実現するため「現実世界をライブラリー化する」をミッションに掲げ、各種情報を収集・管理し、さまざまな情報を紐付ける空間情報におけるプラットフォームとして、位置情報ソリューションの提供を行っています。MoTは「移動で人を幸せに。」をミッションに、タクシーをはじめとするモビリティ関連事業を展開しており、次世代事業部においては、走行車両が得る映像データを機械学習により自動でデータ化し、新たな価値創出を目指す研究開発を行っています。
この度、両社が持つアセットを掛け合わせ、安心・安全で便利な交通社会の実現に求められる高鮮度な地図情報のメンテナンスのために、道路情報の自動差分抽出の共同開発に着手します。

高鮮度地図のメンテナンス体制構築に向け、共同開発を実施

[画像2: https://prtimes.jp/i/30664/63/resize/d30664-63-897483-3.png ]

道路の建設や交通標識の新設・変更、路面ペイントや信号機の情報等、道路情報は日々刻々と変化しています。その変化に対応し、正確な地図情報を提供するために必須となる地図情報のメンテナンスをより効率化するべく、両社で共同開発を進めます。MoTでは、日々運行を行うタクシーやトラックに設置されたドライブレコーダーから映像データを取得*1し、既存の地図情報と実際の道路情報の差分を機械学習により自動で抽出。この変化情報をゼンリンにて活用し、時空間データベース*2として逐次メンテナンスを行い、高鮮度な地図情報の提供が可能となります。
今後、幅広い分野で両社の連携を強化し、安心・安全で便利な交通社会の実現に貢献して参ります。

|ゼンリン : https://www.zenrin.co.jp/
|Mobility Technologies : https://mo-t.com/

*1 MoTが展開する交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」導入車両のドライブレコーダーから取得される車外映像
*2 現実世界を構成する様々な空間情報を時間軸で差分管理する地理空間データベースのこと
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