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Medii「E-コンサル」、irAEの早期発見と治療介入における主治医へのサポート体制を構築

安心して投薬治療を継続することで、がん治療の質向上を目指して




株式会社Medii(本社:東京都新宿区、代表取締役医師:山田裕揮、読み:メディ、以下Medii)は、医師専用オンライン専門医相談サービス「E-コンサル」にて、免疫関連有害事象(irAE)の早期発見と治療介入における主治医のサポート体制を構築しました。適切なirAEマネジメントを促進し、安心して投薬治療を継続できるようにすることで、がん治療の質向上を目指してまいります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/64/60898-64-f86f8b7c3c8746ae8bfe09506bae6ef8-1350x760.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


免疫関連有害事象(irAE)とは
近年のがん治療は、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の登場により大きく進歩しました。ICIはさまざまながん種に対して有効性が認められており、今ではがん治療の主軸となっています。

一方で、ICIの投与によって免疫関連有害事象(immune-related Adverse Events:irAE)が出現することがあります。irAEによって全身のあらゆる臓器が自己の免疫機構によって誤って攻撃されたり、ICI治療が終わった後ですらirAEを発症したりすることもあり、従来のがん治療で使われてきた殺細胞性抗がん剤などの副作用とは大きく異なる免疫学的機序が関わることから、irAEに関する専門的知見が不足している施設も少なくありません。

irAEの多くは、速やかに適切な対応を行うことでコントロールが可能ですが、重症のirAEは命を脅かす危険性があり、早期発見・治療介入といった適切なirAEマネジメントが重要です。

取り組み内容
Mediiは「誰も取り残さない医療を」をミッションに掲げ、各領域のエキスパート専門医が持つ高度な知見や経験を必要とする医療現場に届けるため、オンライン専門医相談サービス「E-コンサル」を医師に無料で提供しています。

この度、irAEマネジメントに深い知見を持ったエキスパート専門医にご協力いただき、E-コンサルにおいてirAEエキスパート専門医チームを発足しました。

また、irAEに関する医師向けwebサイトを通じて主治医に対して疾患啓発を行い、実際に悩ましい症例があった際に、irAEエキスパート専門医チームにグループチャットで無料相談できる環境を構築しました。本取り組みを通じて、それぞれの患者に適したirAEマネジメントを促進し、安心して投薬治療を継続できるようにすることで、がん治療の質向上を目指してまいります。

「irAE」医師向け啓発サイト

irAEエキスパート専門医の紹介
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/64/60898-64-81644f8a315f761112694450933641ab-260x334.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


社会福祉法人 三井記念病院 
総合内科科長

峯村 信嘉先生



がん治療の新しい柱として免疫チェックポイント阻害薬が用いられる状況が増えている中で、副作用対策すなわち適切なirAEマネジメントの重要性は日々増しているように肌で感じています。とはいうものの、何をもってirAEと判断してよいのか、検査は、治療はどうしたら、大事な判断を速やかに下すことが求められている臨床現場で困難を感じられることがあるかもしれません。私自身、がん治療科の先生からコンサルトをいただきディスカッション通じて、患者さんの診察通じて、そして文献にあたることで多くを学んできました。本システム「E-コンサル」を通じて色々のirAEコンサルいただくことで私も更に学びを深めたいと願っていますのでお気軽に相談をお寄せくださいます様に、どうぞよろしくお願いいたします。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/64/60898-64-b0509061a738da9aa91c84b8d86d6385-310x403.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


公益財団法人がん研究会 有明病院
腫瘍リウマチ膠原病科医長 
感染症科医長 院内感染対策部医長

武田 孝一 先生





irAEに関しては、
・そもそも目の前の事象がirAEなのかどうかの判断ができない。
・ステロイド抵抗性や再燃性のirAEに対して、免疫抑制剤の使い方がわからない。
・心筋炎やCRSなどの重篤なirAEに遭遇しうる恐怖が拭えない。
といった様々な疑問、不安の声を耳にします。
E-コンサルは、そんな先生方と、我々irAEの専門家とを結ぶ画期的なシステムです。私自身、日々悩みながら診療を行なっていますが、最新のエビデンスと、ハイボリュームセンターならではの経験を活かし、皆様の問題解決に少しでも貢献できればと思っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

E-コンサルについて
E-コンサルは、患者の診断や治療方針に悩む主治医が、近くにいない専門領域の専門医に症例をチャットで相談できる、完全無料のオンラインマッチング相談サービスです。
1,200名以上のエキスパート専門医の協力のもと、全ての専門領域の相談に対応しており、厚労省指定難病患者数の99%を占める疾患をカバーしています。相談内容に応じて最適なエキスパート専門医とマッチングされ、医師は匿名でチャット相談が可能です。1対1だけでなく、複数の専門領域のエキスパート専門医が所属するグループへの相談(特許取得済)もできます。
詳細:https://medii.jp/e-consult


Mediiについて
Mediiは「誰も取り残さない医療を」をミッションに掲げ、各領域の高度な知見を持つエキスパート専門医にすべての医師が気軽にアクセスできる仕組みを創っています。代表の山田は現役のリウマチ膠原病専門医であると同時に自身も免疫難病患者であり、ラテン語で本質を意味する「Medii」という社名には、医師と患者の双方向の視点で課題のある医療構造を本質的に仕組みから変えていきたいという思いが込められています。特に専門的知見が暗黙知化されている課題の大きな希少疾患・難病、がん領域の早期診断や治療最適化を目指しています。


会社名:株式会社Medii(メディ)
所在地:東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F
設立:2020年2月20日
資本金:1億円
代表者:代表取締役医師 山田 裕揮
URL:https://medii.jp

※E-コンサルは、株式会社Mediiの登録商標です。
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