第7回「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」募集開始
[13/09/24]
提供元:PRTIMES
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資生堂は、第7回「資生堂 女性研究者サイエンスグラント※1」の応募を2013年9月20日(金)〜11月11日(月)に受け付けます(詳細別紙)。また、10月12日(土)には、昨年の本グラント受賞者のご協力を得て「未来の理系女子」を支援するサイエンスコミュニケーション活動「資生堂サイエンスカフェ」を実施します。
※1:グラントは研究助成金の意味
▼第7回「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」募集概要
http://group.shiseido.co.jp/rd/doctor/grants/science/?rt_pr=tr064
【資生堂 女性研究者サイエンスグラントの概要】
「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」は、次世代の指導的役割を担う女性研究者の育成を目的とした研究助成です。自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象に、2007年度の設立以来、計59名の女性研究者へ研究助成を行ってきました。
日本では、科学技術分野における優秀な人材の確保が喫緊の課題となっており、その対策の一つとして、数少ない「女性研究者」をどう増やし、活かしていくかに注目が集まっています。現在もなお、日本の研究者に占める女性の割合は13.8%に留まっており、諸外国(英37.9%、米34.3%など)と比べて大きく下回っています※2。また、講師・准教授・教授と職位が上がるにつれて女性の割合が低くなる傾向があります※2。これにはいくつかの要因が考えられますが、女性は男性に比べ「出産・育児・介護」などの影響を受けやすい一方で、サポートする環境が十分ではないことが一因として挙げられます。「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」は、次世代の指導的役割を担う女性研究者育成のために、自然科学分野を専攻する優秀な女性研究者を毎年10名選び、さらなるステップアップを支援しています。
※2: 内閣府 平成24年版男女共同参画白書より
【女性研究者の“将来”を応援】
第7回の募集総額は1,000万円(1件あたり100万円×最大10件)です。本グラントは、年齢制限を設けず、研究分野も「自然科学全般」としています。さらに、女性研究者が「出産・育児・介護」などの影響を受けずに研究を継続できる環境をサポートするべく、研究補助員の雇用費用にも充当可能です。受賞は大学内外でのキャリアアップにも貢献しており、歴代受賞者59名のうち24名が昇格・栄転されました。
【資生堂サイエンスカフェで “未来の理系女子”を支援!】
2011年度からは歴代の本グラント受賞者のご協力を得て、未来の理系女子を支援するため「資生堂サイエンスカフェ」というサイエンスコミュニケーション活動を実施しています。受賞者が講師役となり、研究テーマや理系に進んだきっかけなどについて参加者とざっくばらんに語り合います。2013年度は九州工業大学から初めて本グラント受賞者が選出されたことを記念し、10月12日(土)に福岡県北九州市で「資生堂サイエンスカフェin九州工業大学」を開催します(詳細別紙)。今後も、日本各地でのコラボレーション企画を強化していく予定です。
▼「資生堂サイエンスカフェ in 九州工業大学」概要
http://group.shiseido.co.jp/rd/doctor/grants/science/topics.html?rt_pr=tr064
▼第7回「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」募集概要
http://group.shiseido.co.jp/rd/doctor/grants/science/?rt_pr=tr064
▼「資生堂サイエンスカフェ in 九州工業大学」概要
http://group.shiseido.co.jp/rd/doctor/grants/science/topics.html?rt_pr=tr064