自然災害発生時に、物資・サービス等の支援をワンストップで提供する、日本初の民間主導による緊急災害対応アライアンス「SEMA」を設立
[17/08/31]
提供元:PRTIMES
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グンゼ株式会社などの災害支援を実施している民間企業17社およびNPO6団体は
本日、日本国内での大規模自然災害発生時に、民間企業とNPOの連携により企業が持つ物資・サービス等の支援をワンストップで提供する、緊急災害対応アライアンス「SEMA(シーマ)」(※)を設立しました。
※SEMA: Social Emergency Management Allianceの略
日本は、国土の大半が地震活動の活発な環太平洋変動帯に位置しているため地震の発生回数が多く、また地形的、気象的条件から、台風、豪雨、豪雪等の自然災害も発生しやすいため、世界有数の災害大国と言われています。過去の自然災害の経験から徐々に災害対策が進んでいますが、東日本大震災等では、被害状況や支援の取りまとめを担う自治体自体が被災することで、その対応が困難になるケースも見られました。自然災害からの早期復興のためには、セクター・企業の壁を超えその力を集約し、一体となって対応できる仕組みが求められています。
民間主導の緊急災害対応アライアンス「SEMA」は、企業やNPOの垣根を越えた組織として、自然災害が日本社会や被災者に与えるインパクトを最小限に食い止め早期復興を促すことを目指して設立されました。平時から加盟企業・団体が持つ物資・サービス等をリストとして集約し、災害発生時にはリストをもとに各社が行う支援をパッケージ化して迅速に被災地にお届けします。また、公共機関との連携を図り、支援の漏れや無駄を減らし、被災自治体の負担を軽減することを目指します。
被災地での情報収集は、東日本大震災等でも活動実績があり災害対応の知見を持つ特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンなど6つのNPOが主に担当し、円滑な情報収集、被災者の確認やニーズに沿った物資の提供等が行える体制を整え、早期復興に向けた支援を行います。
なお、一人でも多くの被災者を救うため、緊急災害対応アライアンス「SEMA」では本日の発足後も、随時ご賛同いただける企業の募集を行ってまいります。
<本取り組みの概要図>
[画像: https://prtimes.jp/i/23550/66/resize/d23550-66-104221-0.jpg ]
<加盟民間企業(50音順)と提供予定物資・サービス>
アスクル株式会社:飲料水や食品、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、その他衛生用品などの生活必需品
FSX株式会社:「抗ウイルス」・「抗菌」・「防臭」機能をもったおしぼり。大判サイズの「VBケアボディ」や天然アロマオイルを配合した「Aroma Premium」おしぼり
オイシックスドット大地株式会社:1日に必要な緑黄色野菜の2倍以上にあたる270gの野菜を使用した野菜ジュース「Vegeel(ベジール)」など
キリン株式会社:「アルカリイオンの水」や「ボルヴィック」などのミネラルウォーターや「生茶」を中心とした清涼飲料
グンゼ株式会社:こどもから高齢者までの肌着やソックス、エコノミークラス症候群を予防する弾性ストッキングなど
サラヤ株式会社:速乾性手指消毒剤「ウィル・ステラVH」、アルコール含浸不織布「アルコール除菌ワイパー」、全身清拭ぬれタオル「おふろですよ」など衛生関連製品
株式会社JGマーケティング:災害支援活動を行う団体のファンドレイジング(資金調達)を、クラウドファンディングプラットフォーム「ジャパンギビング」にてサポート
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ:薬用マウスウォッシュ リステリン(R)などの衛生関連製品
スターフェスティバル株式会社:お弁当や飲料などの食料品
株式会社スノーピーク:テント、シェルター、マット、アパレル、LEDライトなどアウトドア用品
西濃運輸株式会社:加盟企業より提供する支援物資を各避難所に配布する前に一時集積する「拠点」を提供
株式会社西武プロパティーズ:東京ガーデンテラス紀尾井町・紀尾井タワー内に開設予定の対策本部開設に関する支援活動
ソフトバンク株式会社:災害復興を行う団体に対して、携帯電話、タブレット端末およびモバイルWi-Fiルーターの無償貸出、避難所への人型ロボット「Pepper」の派遣
株式会社ハート引越センター:救援物資輸送のための物流サポート
株式会社ファミリーマート:飲料水、おむすび、パン、加工食品・菓子などの食品およびトイレットペーパーなどの日用品
三井化学株式会社:エア・ざぶとん、非常用水運搬袋、ブルーシート、ウレタンマットレスなど
ヤフー株式会社:Yahoo! JAPAN各種サービスを通じた情報発信、事務局機能および災害対策本部拠点の提供
<加盟非営利組織>
特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン
特定非営利活動法人ADRA Japan
特定非営利活動法人災害人道医療支援会
公益社団法人Civic Force
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
被災地NGO協働センター
<応援メッセージ>
内閣官房長官 菅 義偉様
本日、特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)及びヤフー株式会社により、緊急災害対応アライアンス「SEMA」が 立ち上げられたことに対し、心からお祝い申し上げます。 自然災害が多発する我が国において、災害発生時の初動対応を的確に行い、国民の命を守ることは、政府の重要な責務です。政府では、熊本地震における教訓を踏まえ、支援物資の効率的な輸送や避難所運営における関係者の連携強化などの課題に取り組んでいるところです。
このような中、本日、「SEMA」が発足しました。民間の皆様方が政府と問題意識を共有して、これらの課題に主体的に取り組んでいただけることを、私どもとしても、 大変心強く思っております。
今後、「SEMA」では、内閣府などの関係機関と具体的な連携方法を検討していくことになると承知しております。政府としても、こうした民間の皆様との連携を強め、「自助」「共助」「公助」による取組みを進めていきたいと考えております。
終わりに、皆様方の益々のご活躍をお祈りするとともに、「SEMA」が、その理念の通り、災害現場で遺憾なく力を発揮されることを心から期待し、私のお祝いの言葉 といたします。
三重県知事(全国知事会危機管理・防災特別委員長) 鈴木 英敬様
みなさん、こんにちは、三重県知事の鈴木英敬です。私は、全国知事会の危機管理・防災特別委員長も拝命をしております。この度は緊急災害対応アライアンス「SEMA」が、この防災の日を前に、設立の運びとなったということで、心からお祝いを申し上げたいと思います。
学習する組織、あるいは進化をする組織、そういうものに期待や信頼というものが集まるのだと思います。私たちは、東日本大震災、そして熊本地震、こういったところで大きな被害を受けました。それを教訓に学習、進化をしていかないと、世界からの、そしてここに住んでいる皆さんからの期待や信頼というものは生まれてきません。期待や信頼、こういうものを得ていくために、これまでの災害を教訓に、それをさらに軽減していく、そんな取り組みが必要であります。しかし、その取り組みは行政だけでは難しい。こういう形で、セクターを越えたアライアンスができていくということは、大変私たちも心強いですし、その期待、信頼を作り上げていくために、大変重要な意義を持つものであると思います。私が、防災訓練などで口すっぱく県民の皆さんに申し上げることは、訓練でできないことは本番では絶対にできない、そういうことを申し上げます。ぜひ、今回の出来上がったアライアンスの皆さんさんと一緒に、私たち行政も訓練なども日々積み重ね、災害時の対応に備えていきたいというふうに思っておりますので、緊密な連携をどうぞよろしくお願いしたいと思いますし、私たちは皆さんに大いに期待をしております。今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。本日は誠におめでとうございました。
福岡県福岡市長 高島 宗一郎様
こんにちは、福岡市長の高島宗一郎です。緊急災害対応アライアンスSEMAの設立、おめでとうございます。災害は、忘れる前にやってくる。もう、ことわざはもう変わりましたよね。九州に住んでいても、熊本地震があって、九州北部豪雨があって、なんていうことをみると本当にそう思います。災害は止めることはできなくても、痛みをいかに最小にすることができるか。「減災」これは、私たちが協力すればできることと思います。我々行政と、そして今日できるこのSEMAに加入いただけるような企業との連携を、ますます進めて、災害が起こってもいかに痛みを少なくするか、ぜひ力を合わせていきましょうね。本日はまことにおめでとうございます。
本日、日本国内での大規模自然災害発生時に、民間企業とNPOの連携により企業が持つ物資・サービス等の支援をワンストップで提供する、緊急災害対応アライアンス「SEMA(シーマ)」(※)を設立しました。
※SEMA: Social Emergency Management Allianceの略
日本は、国土の大半が地震活動の活発な環太平洋変動帯に位置しているため地震の発生回数が多く、また地形的、気象的条件から、台風、豪雨、豪雪等の自然災害も発生しやすいため、世界有数の災害大国と言われています。過去の自然災害の経験から徐々に災害対策が進んでいますが、東日本大震災等では、被害状況や支援の取りまとめを担う自治体自体が被災することで、その対応が困難になるケースも見られました。自然災害からの早期復興のためには、セクター・企業の壁を超えその力を集約し、一体となって対応できる仕組みが求められています。
民間主導の緊急災害対応アライアンス「SEMA」は、企業やNPOの垣根を越えた組織として、自然災害が日本社会や被災者に与えるインパクトを最小限に食い止め早期復興を促すことを目指して設立されました。平時から加盟企業・団体が持つ物資・サービス等をリストとして集約し、災害発生時にはリストをもとに各社が行う支援をパッケージ化して迅速に被災地にお届けします。また、公共機関との連携を図り、支援の漏れや無駄を減らし、被災自治体の負担を軽減することを目指します。
被災地での情報収集は、東日本大震災等でも活動実績があり災害対応の知見を持つ特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンなど6つのNPOが主に担当し、円滑な情報収集、被災者の確認やニーズに沿った物資の提供等が行える体制を整え、早期復興に向けた支援を行います。
なお、一人でも多くの被災者を救うため、緊急災害対応アライアンス「SEMA」では本日の発足後も、随時ご賛同いただける企業の募集を行ってまいります。
<本取り組みの概要図>
[画像: https://prtimes.jp/i/23550/66/resize/d23550-66-104221-0.jpg ]
<加盟民間企業(50音順)と提供予定物資・サービス>
アスクル株式会社:飲料水や食品、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、その他衛生用品などの生活必需品
FSX株式会社:「抗ウイルス」・「抗菌」・「防臭」機能をもったおしぼり。大判サイズの「VBケアボディ」や天然アロマオイルを配合した「Aroma Premium」おしぼり
オイシックスドット大地株式会社:1日に必要な緑黄色野菜の2倍以上にあたる270gの野菜を使用した野菜ジュース「Vegeel(ベジール)」など
キリン株式会社:「アルカリイオンの水」や「ボルヴィック」などのミネラルウォーターや「生茶」を中心とした清涼飲料
グンゼ株式会社:こどもから高齢者までの肌着やソックス、エコノミークラス症候群を予防する弾性ストッキングなど
サラヤ株式会社:速乾性手指消毒剤「ウィル・ステラVH」、アルコール含浸不織布「アルコール除菌ワイパー」、全身清拭ぬれタオル「おふろですよ」など衛生関連製品
株式会社JGマーケティング:災害支援活動を行う団体のファンドレイジング(資金調達)を、クラウドファンディングプラットフォーム「ジャパンギビング」にてサポート
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ:薬用マウスウォッシュ リステリン(R)などの衛生関連製品
スターフェスティバル株式会社:お弁当や飲料などの食料品
株式会社スノーピーク:テント、シェルター、マット、アパレル、LEDライトなどアウトドア用品
西濃運輸株式会社:加盟企業より提供する支援物資を各避難所に配布する前に一時集積する「拠点」を提供
株式会社西武プロパティーズ:東京ガーデンテラス紀尾井町・紀尾井タワー内に開設予定の対策本部開設に関する支援活動
ソフトバンク株式会社:災害復興を行う団体に対して、携帯電話、タブレット端末およびモバイルWi-Fiルーターの無償貸出、避難所への人型ロボット「Pepper」の派遣
株式会社ハート引越センター:救援物資輸送のための物流サポート
株式会社ファミリーマート:飲料水、おむすび、パン、加工食品・菓子などの食品およびトイレットペーパーなどの日用品
三井化学株式会社:エア・ざぶとん、非常用水運搬袋、ブルーシート、ウレタンマットレスなど
ヤフー株式会社:Yahoo! JAPAN各種サービスを通じた情報発信、事務局機能および災害対策本部拠点の提供
<加盟非営利組織>
特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン
特定非営利活動法人ADRA Japan
特定非営利活動法人災害人道医療支援会
公益社団法人Civic Force
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
被災地NGO協働センター
<応援メッセージ>
内閣官房長官 菅 義偉様
本日、特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)及びヤフー株式会社により、緊急災害対応アライアンス「SEMA」が 立ち上げられたことに対し、心からお祝い申し上げます。 自然災害が多発する我が国において、災害発生時の初動対応を的確に行い、国民の命を守ることは、政府の重要な責務です。政府では、熊本地震における教訓を踏まえ、支援物資の効率的な輸送や避難所運営における関係者の連携強化などの課題に取り組んでいるところです。
このような中、本日、「SEMA」が発足しました。民間の皆様方が政府と問題意識を共有して、これらの課題に主体的に取り組んでいただけることを、私どもとしても、 大変心強く思っております。
今後、「SEMA」では、内閣府などの関係機関と具体的な連携方法を検討していくことになると承知しております。政府としても、こうした民間の皆様との連携を強め、「自助」「共助」「公助」による取組みを進めていきたいと考えております。
終わりに、皆様方の益々のご活躍をお祈りするとともに、「SEMA」が、その理念の通り、災害現場で遺憾なく力を発揮されることを心から期待し、私のお祝いの言葉 といたします。
三重県知事(全国知事会危機管理・防災特別委員長) 鈴木 英敬様
みなさん、こんにちは、三重県知事の鈴木英敬です。私は、全国知事会の危機管理・防災特別委員長も拝命をしております。この度は緊急災害対応アライアンス「SEMA」が、この防災の日を前に、設立の運びとなったということで、心からお祝いを申し上げたいと思います。
学習する組織、あるいは進化をする組織、そういうものに期待や信頼というものが集まるのだと思います。私たちは、東日本大震災、そして熊本地震、こういったところで大きな被害を受けました。それを教訓に学習、進化をしていかないと、世界からの、そしてここに住んでいる皆さんからの期待や信頼というものは生まれてきません。期待や信頼、こういうものを得ていくために、これまでの災害を教訓に、それをさらに軽減していく、そんな取り組みが必要であります。しかし、その取り組みは行政だけでは難しい。こういう形で、セクターを越えたアライアンスができていくということは、大変私たちも心強いですし、その期待、信頼を作り上げていくために、大変重要な意義を持つものであると思います。私が、防災訓練などで口すっぱく県民の皆さんに申し上げることは、訓練でできないことは本番では絶対にできない、そういうことを申し上げます。ぜひ、今回の出来上がったアライアンスの皆さんさんと一緒に、私たち行政も訓練なども日々積み重ね、災害時の対応に備えていきたいというふうに思っておりますので、緊密な連携をどうぞよろしくお願いしたいと思いますし、私たちは皆さんに大いに期待をしております。今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。本日は誠におめでとうございました。
福岡県福岡市長 高島 宗一郎様
こんにちは、福岡市長の高島宗一郎です。緊急災害対応アライアンスSEMAの設立、おめでとうございます。災害は、忘れる前にやってくる。もう、ことわざはもう変わりましたよね。九州に住んでいても、熊本地震があって、九州北部豪雨があって、なんていうことをみると本当にそう思います。災害は止めることはできなくても、痛みをいかに最小にすることができるか。「減災」これは、私たちが協力すればできることと思います。我々行政と、そして今日できるこのSEMAに加入いただけるような企業との連携を、ますます進めて、災害が起こってもいかに痛みを少なくするか、ぜひ力を合わせていきましょうね。本日はまことにおめでとうございます。