将来の金銭的不安要素、約4割が「年金などの老後資金」と回答◆若年層では「漠然とした不安感」が広がる
[11/11/28]
提供元:PRTIMES
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インターネットを通じて最新の金融商品を提供するインヴァスト証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川路 猛)は、全国に住む20代〜60代の男女500人を対象に、以下の要領で「第2回 消費者の“お金”に関する意識調査」を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。
今回の調査は、本年4月に行った第1回調査に引き続き「将来の金銭的不安」や「節約」に関する意識のほか、昨今の「円高」に関する消費者の意識を明らかにしたものです。
■調査概要
調査内容 :第2回 消費者の“お金”に関する意識調査
調査地域 :全国
調査対象者:20代〜60代の男女
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2011年11月7日〜9日
有効回答数:500サンプル(20代、30代、40代、50代、60代で各100サンプル)
■全体の約4割が将来の金銭的不安要素に「年金などの老後資金」と回答。
若年層では約3割が「漠然とした不安」を感じているという結果に。
まず、「将来の金銭的不安」について尋ねたところ「非常に不安を感じている」が35%、「やや不安を感じている」が49.2%と、全体で84.2%もの方が「不安を感じている」と回答し、前回調査(82%)より2.2%の微増という結果となりました。世帯年収について尋ねた設問では、「以前に比べて減っている」との回答が、全体の44.4%と前回調査(47.2%)より2.8%の微減となりましたが、依然として将来の金銭的不安が解消されていないことが明らかになりました。
次に、最も大きな将来の金銭的不安要素について尋ねたところ、「老後資金(年金など)」が39.2%と全体の約4割を占め、次いで、「漠然とした不安(14.8%)」、「資産の目減り(10.4%)」と続きました。
「老後資金」との回答は、40代・50代でそれぞれ53%・51%と最も多い回答になっており、高齢層は若年層以上に身近な問題として年金の不安を感じていることが明確になりました。
一方、20代では、「漠然とした不安」が29%で最多、次いで「仕事」が22%、「老後資金」は19%と3番目の回答となり、若年層は、仕事など今現在の身近な問題に対する不安よりも、長引く不景気や年金問題など先の見えない社会情勢などに対して、潜在的な不安が大きいことがうかがえます。
■「円高」については約6割が「影響なし」と回答。
高齢層ではネガティブな意見が多い反面、若年層ではポジティブ意見も。
「現在の円高は行動や気持ちに影響を与えているか」という設問に対しては、57.4%と半数以上から「影響はない」との回答が集まりました。
しかしながら、年代別では円高に対する見解が異なる結果となり、50代・60代では「金融資産の減少」が最も高く、次いで「減収への不安」といったネガティブな意見が多い反面、20代・30代では「外貨投資」や「海外旅行」への関心が強まったというポジティブな意見にも回答が集まり、ここでも年代による意識の差が明確に表れました。
■約4割が今後増えそうな(増やしたい)支出は貯蓄と回答。
「現在お金を費やしているもの」でも、貯蓄が最も増加する結果に。
「今後増えそうな(増やしたい)支出」については、前回調査に比べて全体的に大きな変化がないなか、「貯蓄」は43.8%と前回調査(37.8%)より6%増加しており、全世代において最も多い回答となりました。また、「現在お金を費やしているもの」においても「貯蓄」との回答は21.4%と、以前(2011年8月)の調査(12.4%)に比べて9%増加し、他の項目のなかで最も増加しています。
今回の調査結果により、このような貯蓄意識の背景には、年金問題などをはじめとした将来の金銭的不安や円高による資産の目減りなど、お金に関する不安要素が尽きず、高齢層では「お金を蓄える」という傾向が一層強まり、若年層では蓄えることに加えて、外貨投資などで「資産を増やす」という意識が高まっていると推測できます。
■ インヴァスト証券株式会社について
インヴァスト証券は、FXとCFDを主とした金融商品を取扱うネット専業の証券会社です。なかでも、取引所FX「くりっく365」は、サービス開始以来4年連続預かり証拠金残高国内No.1(※)の実績をあげており、取扱最大手としてお客さまのご要望を反映した独自のサービスを展開しています。
※「くりっく365」取扱業者中預り資産No.1。(2011年3月末時点)
出所:株式会社矢野経済研究所、「くりっく365」取引企業ランキング-2010年度(2011年3月期)-
商号 : インヴァスト証券株式会社
本社所在地: 東京都港区西新橋一丁目6番21号 NBF虎ノ門ビル
代表者 : 代表取締役社長 川路 猛
資本金 : 59億6,508万円
設立 : 昭和35(1960)年8月10日
上場市場名: 大証 JASDAQ(コード:8709)
事業内容 : 金融商品取引業
登録番号 : 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第26号
加入協会 : 日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会
URL : http://www.invast.jp/