サッカーの名将たちの哲学とチームマネジメントを読み解く 電子書籍版「監督たちの流儀」西部謙司著 発売
[18/11/30]
提供元:PRTIMES
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「監督たちの流儀」(西部謙司著)の電子書籍版が発売された。
本書では日本で指揮をとったことのある監督たちのマネジメント・チーム作りをタイプ別に分析したもの。
https://www.amazon.co.jp/dp/4862573487
●ハリルホジッチ騒動を予見!?
今夏、ロシアW杯でベスト16の成績を収めた日本代表チームではあるが、大会直前のハリルホジッチ監督の解任は賛否両論、大きな話題となった。
大会の半年前に刊行された本書では、日本サッカー協会の代表監督の変遷を論じながら、「日本サッカー協会の長期的戦略のなさ」について指摘。ハリルホジッチ解任騒動を予見していたかのようである。
●注目度の高い監督たちが勢ぞろい――日本代表・森保一監督の優れた「継承力」
ロシアW杯で指揮をとった西野朗監督、そしてその後任として日本代表を率いることになった森保一監督の「継承力」について論じている。
また、J1昇格1年目で残留を決めた風間監督(名古屋)、就任1年目で上位争いを繰り広げたペトロヴィッチ監督(札幌)、J1二連覇の鬼木監督(川崎)、ルヴァン杯優勝の曺監督(湘南)など、錚々たる顔ぶれの指揮官たちが勢ぞろい。
今シーズンの振り返り、さらには来季の展望を占うのにうってつけの1冊である。
スマホにダウンロードすればスタジアム観戦の友にもピッタリです!!
===書籍紹介===
【目次】
●信念を貫くということ――ファン・スナイデルの場合
ハイリスク/外国人監督の戸惑い/人生に貼りついたサッカー
●天才選手は天才監督になりえるか――風間八宏の場合
名選手は名監督になれないか?/「止める」を定義する/難解だがシンプルな風間語/人体の弱点をつく普遍的な崩し
●長期化する創業者――ミハイロ・ペトロヴィッチと西野朗の場合
長期政権の条件/パイオニアの強み/超攻撃の慎重さ
●継承力――森保一と長谷川健太と堀孝史と鬼木達の場合
偉大な前任者の後任/現実を恐れない/種を蒔く人 収穫する人/後継者の資質/デルボスケ的 /進化する川崎フロンターレ
●リアリストの見る夢――反町康治と曺貴裁の場合
バルサに染まらなかったリアリスト/湘南スタイルとラングニック/立ちはだかるJ1の壁 /辺境からの逆転の発想
●長期的戦略と監督えらび――日本代表監督の場合
ハンス・オフト 原理原則を植え付けた教育係/パウロ・ロベルト・ファルカン ゾーンプレスの導入/加茂周 世界標準への挑戦/フィリップ・トルシエ プレッシングの原則を手中に/ジーコ 途切れた強化の継続性/イビチャ・オシム 日本化のスタート/岡田武史 日本化を捨てて結果を出す/アルベルト・ザッケローニ 日本化の流れの集大成 /ハビエル・アギーレ 積み上げの最中で/ヴァイッド・ハリルホジッチ プラグマティストがもたらすもの
●おわりに――監督と二つの鞄