芥川賞作家・吉村萬壱の新刊『回遊人』発売!実体験をもとにした本作、10年前にタイムリープして、もう一度妻を選び、そして妻に選ばれるのか?『アメトーーク』読書芸人で光浦靖子に紹介された『臣女』もご紹介!
[17/11/17]
提供元:PRTIMES
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旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】
旭屋書店では、12月7日から各店舗で“芥川賞作家で読む、純愛を描く一冊"にて、作家・吉村萬壱の新刊『回遊人』と2014年発売の『臣女』をご紹介&本書らをフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置!連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催!今回は、吉村さん自身に2つの作品についてじっくりと語っていただきました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13301/71/resize/d13301-71-303884-2.jpg ]
◆本編再生はコチラ!
http://www.hon-tube.com/pc/movie.php?movieid=2359
旭屋書店では、吉村萬壱さんの新刊『回遊人』(徳間書店)と、2014年発売の『臣女』(徳間書店)をピックアップし、著者インタビューを実施した。吉村さんは、支援学校教諭を務めた後、専業作家に転身。2001年『クチュクチュバーン』で第92回文學界新人賞を受賞しデビューし、2003年には『ハリガネムシ』で第129回芥川賞、2016年『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞した。新刊の『回遊人』は、文学賞を獲ったものの売れる作品が書けなくなってしまった作家が、妻と知り合う前の10年前にタイムリープする話。今回のインタビューでは、『回遊人』だけでなく、テレビ朝日系列のバラエティ番組『アメトーーク』の人気コーナー「読書芸人」において、光浦靖子さんに紹介されたばかりの『臣女』の話も伺うとともに、二つの作品の関連性も浮かび上がってきた。
――一粒の錠剤に作家人生も賭けてしまうという衝動に駆られる男なんですが、やはり小説家というお仕事は、そういう衝動に駆られる事ってあるんですか?
ありますよ、これ実話なんですよ。以前プチ家出をして、ある中華料理屋の床に落ちているカプセルを何かすごい薬かもしれないと思って、お酒と一緒に飲んだんですよね。とにかく小説で行き詰まってたので…。その時に友達の作家さんに遺書みたいなものを書きました。何ともなかったですけどね。
――何の薬だったんですかね?
皮膚病の薬でした(笑)。
――10年前に戻ってやり直すというタイムリープがテーマですが、書きたいテーマだったのですか?
タイムリープものっていうより、“今の妻を真っさらな状態の時にもう1回選びますか”というテーマを書きたかったんです。10年間一緒に暮らしてきて、子供もできて、落ち着いた家庭ができた状態で、また10年前に振り出しに戻った時に、もう1回選ぶ?っていう単純な疑問がふっと浮かんだんですよね。持ってはいけない疑問な気もするけど、持っちゃうね…。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13301/71/resize/d13301-71-404257-3.jpg ]
――そして、島清恋愛文学賞を受賞した話題作『臣女』もありますね。
この作品は、恋愛小説を書いたつもりはなかったのに、恋愛文学賞をいただいて、ちょっとびっくりだったんですよ。浮気をした夫の妻がどんどん大きくなっていって、最終的には5メートルになるんですけど、それを家で介護しながら、最終的には世間の目から逃れるために逃走して島に渡ろうとするっていうそんなお話なんです。
――どぎつい部分もあるお話ですよね。
はい。でも結果的にはね、ピュアなお話になったような気が自分ではするんですよ。かなり汚いシーンもいっぱい出てくるんですけど、ピュアな恋愛小説を書いたかなという気がしています。賞をもらって余計にそう思いました。
――『臣女』で書けなかったことを『回遊人』で書きたかったとのことですが?
そうですね。『臣女』を書いたものの、夫婦ってそんなにピュアなだけじゃないかもしれないって思って、『臣女』に書ききれなかった部分を『回遊人』で書いたみたいな感じですね。
___________________
本編のインタビュー動画では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひ本TUBEをチェック!
→http://www.hon-tube.com/pc/movie.php?movieid=2359
[画像3: https://prtimes.jp/i/13301/71/resize/d13301-71-861921-1.jpg ]
単行本: 222ページ
出版社: 徳間書店
※店舗によりコーナー名表記・開催日程が異なる可能性がございます。予めご了承下さい。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13301/71/resize/d13301-71-533915-0.jpg ]
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――一粒の錠剤に作家人生も賭けてしまうという衝動に駆られる男なんですが、やはり小説家というお仕事は、そういう衝動に駆られる事ってあるんですか?
ありますよ、これ実話なんですよ。以前プチ家出をして、ある中華料理屋の床に落ちているカプセルを何かすごい薬かもしれないと思って、お酒と一緒に飲んだんですよね。とにかく小説で行き詰まってたので…。その時に友達の作家さんに遺書みたいなものを書きました。何ともなかったですけどね。
――何の薬だったんですかね?
皮膚病の薬でした(笑)。
――10年前に戻ってやり直すというタイムリープがテーマですが、書きたいテーマだったのですか?
タイムリープものっていうより、“今の妻を真っさらな状態の時にもう1回選びますか”というテーマを書きたかったんです。10年間一緒に暮らしてきて、子供もできて、落ち着いた家庭ができた状態で、また10年前に振り出しに戻った時に、もう1回選ぶ?っていう単純な疑問がふっと浮かんだんですよね。持ってはいけない疑問な気もするけど、持っちゃうね…。
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この作品は、恋愛小説を書いたつもりはなかったのに、恋愛文学賞をいただいて、ちょっとびっくりだったんですよ。浮気をした夫の妻がどんどん大きくなっていって、最終的には5メートルになるんですけど、それを家で介護しながら、最終的には世間の目から逃れるために逃走して島に渡ろうとするっていうそんなお話なんです。
――どぎつい部分もあるお話ですよね。
はい。でも結果的にはね、ピュアなお話になったような気が自分ではするんですよ。かなり汚いシーンもいっぱい出てくるんですけど、ピュアな恋愛小説を書いたかなという気がしています。賞をもらって余計にそう思いました。
――『臣女』で書けなかったことを『回遊人』で書きたかったとのことですが?
そうですね。『臣女』を書いたものの、夫婦ってそんなにピュアなだけじゃないかもしれないって思って、『臣女』に書ききれなかった部分を『回遊人』で書いたみたいな感じですね。
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単行本: 222ページ
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