【調査データ】7割が現在の社会保険制度に不安感じる〜「フリーランスの社会保険に関する意識調査」結果公開
[25/12/25]
提供元:PRTIMES
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一般社団法人フリーランス協会(東京都中央区、代表理事:平田麻莉、以下「フリーランス協会」)は、フリーランス1181名が回答した「フリーランスの社会保険に関する意識調査2025」の結果を公開いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23588/71/23588-71-622e8c433b85c384af99827165d52bee-3900x2925.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
11月27日の社会保障審議会(医療保険部会)では、5年連続となる国民健康保険料の年間上限額引き上げが決定しました。収入に関係なく一律で決まる国民年金保険料も3年連続で値上げが続いています。
労使折半がなく、元来会社員よりも高額の社会保険料を支払っているフリーランスですが、保険料負担増が生活を圧迫する一方で、その保障や給付は会社員と比べると、極めて脆弱と言わざるを得ません。雇用保険でカバーされている育児や介護、職業訓練のセーフティネットからも、雇用保険に加入できないフリーランスはこぼれ落ちています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23588/71/23588-71-bfa8b7f67834caa2e5ec08933006f513-1024x771.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
そこで、この度の調査では、フリーランスと会社員の社会保険制度の格差について困っていること、現行の社会保険制度への不安、会社員同様の社会保険や雇用保険への加入意向、保障の充実と保険料負担のバランスに関する考え等について聴取しました。
社会保障の在り方に関する議論が活発化する中で、本調査結果を通じてフリーランスの切実な声が広く届き、フリーランスが安心して働ける環境整備の一助となることを願っております。
・会社員・フリーランスなどの働き方の違いに関わらず、医療や雇用、老後の生活に対する社会保障が提供されることが必要だと思う人が 96.6%
・社会保険料の全額自己負担や年金、失業保険の差異は比較的知られているが、健康保険、育児・介護休業、教育訓練、遺族・障害年金の保障格差については独立前に知らなかった人が多い
・保険料を自己負担してでも、会社員同等の保障を得られる雇用保険への加入を望む回答者が6割
・労使双方分の保険料を負担してでも、会社員同等の保障を得られる健保組合と厚生年金への加入を望む回答者が6割
・保障や給付と負担とのバランスについて、「保障や給付の充実のために支払う保険料が増えても良い」が47.2%、「現状維持が良い」が31.2%、「保障や給付が今より手薄になって構わないので、支払う保険料を減らしたい」が21.5%
・社会保険制度改革のアイディア3種に対する賛否
┗「1.フリーランスも取引先の発注者に対する被用者(指揮監督下にある雇われ人)と見なし、発注者と労使折半で社会保険料を負担する」…賛成 40.0%、反対 32.2%
┗「2.個人事業主も法人経営者と同様に、狭義の社会保険(協会けんぽと厚生年金)に加入できるようにし、労使双方分の社会保険料を自ら負担する」…賛成 60.4%、反対 12.8%
┗「3.労使折半の仕組みを無くし、すべての働く人が会社員かフリーランスかを問わず自身の所得に応じた社会保険料を支払う」…賛成 70.2%、反対 11.9%
・個人事業主が社会保険料の支払い負担を抑えられる国保組合の特権を利用できているフリーランスはわずか1割にも満たず、国保組合に加入したくても加入できない人が4割、国保組合を知らなかった人が3割
・昨今積極的に広告宣伝されている、就労実態のない団体に会費を払って社会保険に加入する脱法スキームを問題視する回答者が8割
https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2025/12/freelance-social-insurance-survey2025.pdf
調査概要
・調査期間:2025年9月1日 - 9月30日
・調査方法:オンラインのアンケート調査フォームによる回答収集
・告知方法:フリーランス協会メールマガジン・公式SNS
・回答総数:1,376名 (内 集計対象者=副業者を除く独立系フリーランス・パラレルキャリア活動者 1,181名) ※重複アドレスからの回答は厳正に削除済み
・調査主体:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
目次
調査背景:ライフリスクに備えるセーフティネットの脆弱性
調査概要/調査結果サマリー
現在加入している公的医療保険
被用者としての社会保険加入経験
フリーランスと会社員の制度格差に関する独立前の認知
社会保険制度格差について困っていること
┗【クロス集計】上位5項目×年収・扶養有無
┗【自由回答例】社会保険制度格差について困っていること
今の社会保険制度に対する安心/不安の度合い
┗ 【自由回答例】今の社会保険制度に対する安心/不安の背景理由
働き方によらない社会保険制度の希望
保険料自己負担での雇用保険加入意向
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】雇用保険への加入意向の背景理由
保険料自己負担での健保組合と厚生年金の加入意向
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】健保組合・厚生年金への加入意向の背景理由
保障と支払保険料のバランスに関する考え方
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】保障と支払保険料のバランスに関する考え方
社会保険制度改革のアイディア3種に対する賛否
┗【クロス集計】年代・年収・扶養有無・働き方
┗【自由回答例】社会保険料の負担者に対する考えの背景理由
国保組合の認知・加入状況
社会保険料引き下げノウハウ・ビジネスに対するモラル認識
┗【参考】社会保険制度をハックする「社会保険料削減サービス」
回答者属性
1)必ず下記のクレジット表記をお願いします。
一般社団法人フリーランス協会「フリーランスの社会保険に関する意識調査2025」
2)当協会事務局へ掲載報告をお願いします。
・ウェブサイトの場合?メールにて掲載URL をお知らせください
・印刷物の場合?掲載された書籍や記事を郵送でお送りください
・テレビ放映の場合?予め放映日をお知らせください。もしくは、放映後に引用場面の画像キャプチャをメールでお送りください。
※ローデータにつきましては、調査時に回答者の許諾を得ていないため第三者への提供は行えません。
会員総数136,678名(フリーランス白書等の実態調査の母集団となる一般会員・無料会員・SNSフォロワー)、一般会員数22,587名、法人会員数230(内、コワーキングスペース107)社。(2025年11月30日現在)
<団体概要>
・法人名 :一般社団法人フリーランス協会
・URL :https://www.freelance-jp.org
・代表理事:平田麻莉
・設立日 :2017年1月26日
(同年4月20日に一般社団法人化、2025年11月1日に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会より社名変更)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23588/71/23588-71-622e8c433b85c384af99827165d52bee-3900x2925.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
11月27日の社会保障審議会(医療保険部会)では、5年連続となる国民健康保険料の年間上限額引き上げが決定しました。収入に関係なく一律で決まる国民年金保険料も3年連続で値上げが続いています。
労使折半がなく、元来会社員よりも高額の社会保険料を支払っているフリーランスですが、保険料負担増が生活を圧迫する一方で、その保障や給付は会社員と比べると、極めて脆弱と言わざるを得ません。雇用保険でカバーされている育児や介護、職業訓練のセーフティネットからも、雇用保険に加入できないフリーランスはこぼれ落ちています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23588/71/23588-71-bfa8b7f67834caa2e5ec08933006f513-1024x771.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
そこで、この度の調査では、フリーランスと会社員の社会保険制度の格差について困っていること、現行の社会保険制度への不安、会社員同様の社会保険や雇用保険への加入意向、保障の充実と保険料負担のバランスに関する考え等について聴取しました。
社会保障の在り方に関する議論が活発化する中で、本調査結果を通じてフリーランスの切実な声が広く届き、フリーランスが安心して働ける環境整備の一助となることを願っております。
調査結果サマリー
・現在の社会保険制度について不安に感じる人が68.2%で、安心している人は 6.7%に留まる・会社員・フリーランスなどの働き方の違いに関わらず、医療や雇用、老後の生活に対する社会保障が提供されることが必要だと思う人が 96.6%
・社会保険料の全額自己負担や年金、失業保険の差異は比較的知られているが、健康保険、育児・介護休業、教育訓練、遺族・障害年金の保障格差については独立前に知らなかった人が多い
・保険料を自己負担してでも、会社員同等の保障を得られる雇用保険への加入を望む回答者が6割
・労使双方分の保険料を負担してでも、会社員同等の保障を得られる健保組合と厚生年金への加入を望む回答者が6割
・保障や給付と負担とのバランスについて、「保障や給付の充実のために支払う保険料が増えても良い」が47.2%、「現状維持が良い」が31.2%、「保障や給付が今より手薄になって構わないので、支払う保険料を減らしたい」が21.5%
・社会保険制度改革のアイディア3種に対する賛否
┗「1.フリーランスも取引先の発注者に対する被用者(指揮監督下にある雇われ人)と見なし、発注者と労使折半で社会保険料を負担する」…賛成 40.0%、反対 32.2%
┗「2.個人事業主も法人経営者と同様に、狭義の社会保険(協会けんぽと厚生年金)に加入できるようにし、労使双方分の社会保険料を自ら負担する」…賛成 60.4%、反対 12.8%
┗「3.労使折半の仕組みを無くし、すべての働く人が会社員かフリーランスかを問わず自身の所得に応じた社会保険料を支払う」…賛成 70.2%、反対 11.9%
・個人事業主が社会保険料の支払い負担を抑えられる国保組合の特権を利用できているフリーランスはわずか1割にも満たず、国保組合に加入したくても加入できない人が4割、国保組合を知らなかった人が3割
・昨今積極的に広告宣伝されている、就労実態のない団体に会費を払って社会保険に加入する脱法スキームを問題視する回答者が8割
「フリーランスの社会保険に関する意識調査2025」
ダウンロードURLhttps://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2025/12/freelance-social-insurance-survey2025.pdf
調査概要
・調査期間:2025年9月1日 - 9月30日
・調査方法:オンラインのアンケート調査フォームによる回答収集
・告知方法:フリーランス協会メールマガジン・公式SNS
・回答総数:1,376名 (内 集計対象者=副業者を除く独立系フリーランス・パラレルキャリア活動者 1,181名) ※重複アドレスからの回答は厳正に削除済み
・調査主体:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
目次
調査背景:ライフリスクに備えるセーフティネットの脆弱性
調査概要/調査結果サマリー
現在加入している公的医療保険
被用者としての社会保険加入経験
フリーランスと会社員の制度格差に関する独立前の認知
社会保険制度格差について困っていること
┗【クロス集計】上位5項目×年収・扶養有無
┗【自由回答例】社会保険制度格差について困っていること
今の社会保険制度に対する安心/不安の度合い
┗ 【自由回答例】今の社会保険制度に対する安心/不安の背景理由
働き方によらない社会保険制度の希望
保険料自己負担での雇用保険加入意向
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】雇用保険への加入意向の背景理由
保険料自己負担での健保組合と厚生年金の加入意向
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】健保組合・厚生年金への加入意向の背景理由
保障と支払保険料のバランスに関する考え方
┗【クロス集計】属性
┗【自由回答例】保障と支払保険料のバランスに関する考え方
社会保険制度改革のアイディア3種に対する賛否
┗【クロス集計】年代・年収・扶養有無・働き方
┗【自由回答例】社会保険料の負担者に対する考えの背景理由
国保組合の認知・加入状況
社会保険料引き下げノウハウ・ビジネスに対するモラル認識
┗【参考】社会保険制度をハックする「社会保険料削減サービス」
回答者属性
引用・転載にあたってのお願い
本調査結果は、下記条件に基づき、ご自由に引用・転載いただくことができます。1)必ず下記のクレジット表記をお願いします。
一般社団法人フリーランス協会「フリーランスの社会保険に関する意識調査2025」
2)当協会事務局へ掲載報告をお願いします。
・ウェブサイトの場合?メールにて掲載URL をお知らせください
・印刷物の場合?掲載された書籍や記事を郵送でお送りください
・テレビ放映の場合?予め放映日をお知らせください。もしくは、放映後に引用場面の画像キャプチャをメールでお送りください。
※ローデータにつきましては、調査時に回答者の許諾を得ていないため第三者への提供は行えません。
一般社団法人フリーランス協会について
「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げ、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。年会費1万円で賠償責任保険や弁護士費用保険、所得補償制度、そのほか多彩な各種優待が使えるベネフィットプラン(福利厚生制度)を提供する。また、政策提言、キャリア支援、ジョブ創出、地方創生など、様々なプロジェクトが進行し、フリーランスのキャリアアップやリテラシー向上のためのセミナーも多数開催。多様な働き方を志向する人々が安心して働くことができる環境づくりと、新たな活躍の場を広げる取組みを推進している。会員総数136,678名(フリーランス白書等の実態調査の母集団となる一般会員・無料会員・SNSフォロワー)、一般会員数22,587名、法人会員数230(内、コワーキングスペース107)社。(2025年11月30日現在)
<団体概要>
・法人名 :一般社団法人フリーランス協会
・URL :https://www.freelance-jp.org
・代表理事:平田麻莉
・設立日 :2017年1月26日
(同年4月20日に一般社団法人化、2025年11月1日に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会より社名変更)









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