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東京国立博物館と凸版印刷、投票第1位は幻の江戸城

TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで上演するVR作品をリクエスト投票、10月3日より「江戸城の天守」の再演が決定!

 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷眞美、以下 東京国立博物館)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」およびミュージアムシアターWEBサイトにて2018年6月15日(金)から7月22日(日)まで実施したリクエスト投票の結果、『江戸城の天守』が全体の3割を超える最多の得票数を獲得。再演演目として決定しました。

 本作品は、2018年10月3日(水)から12月24日(月・振替休日)まで東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で上演します。




『江戸城の天守』は、徳川三代将軍家光が莫大な費用を投じてつくらせた江戸城最後の天守の姿と、その天守がどのようにつくられたのかを考えるVR作品です。本作品の制作にあたり、石垣や瓦、金具にいたるまで、江戸城を構成する100万超の部材ひとつひとつをデジタル化。当時最高の技術が用いられたと言われる江戸城天守の優美な姿を再現しました。

リクエスト投票では、「現存していないため興味深い 研究成果を知りたい」、「今はない江戸城をバーチャルでもいいから観てみたい」、「数百年前焼失した天守閣が細部まで再現できたことに驚いた」などの声が寄せられました。

[画像: https://prtimes.jp/i/33034/71/resize/d33034-71-925597-0.jpg ]



■ VR作品『江戸城の天守』の特長
・100万個を超える部材ひとつひとつを精緻に再現
葵紋の金具に刻まれた葉脈や、鯱の鱗を留めるための鋲など、100万個を超える部材を細部にいたるまで精緻に再現。大きなスクリーンに実寸大で表示することで、金具や鯱などを構成する部材の組み方まで詳細に観察できます。
・現存する文化財や伝統技術も参照
同時代に作られた江戸幕府関連の社寺や城郭を中心に現存する文化財を取材し、細部の意匠再現に反映しました。平成の大修理が進められている日光東照宮・陽明門の修理現場や錺金具の製作現場などでの取材成果の一部も紹介します。
・もし江戸城天守が現存したら・・・、をデジタルで再現
天守が明暦3(1657)年に起こった明暦の大火で焼失せずに現代まで約360年建ち続けていた場合を想定し、経年変化を施したリアルな天守の姿を現代の東京の3D地図上に合成。デジタル再現ならではの姿を鑑賞できます。


■ VR作品『江戸城の天守』上演について

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/71_1.jpg ]



■ リクエスト上演への投票について


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/71_2.jpg ]



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以 上
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