フリースケールとアルプス電気、i.MXプラットフォームの 車載インフォテイメント/テレマティクス・ソリューションを共同開発
[12/10/23]
提供元:PRTIMES
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東京(フリースケール・テクノロジ・フォーラム・ジャパン)-フリースケール・セミコンダクタとアルプス電気株式会社(以下、アルプス電気)は、フリースケールのアプリケーション・プロセッサi.MX 6 (アイドット・エムエックス 6)シリーズをベースとする多様な車載インフォテイメント/テレマティクス・ソリューションを共同開発することを発表しました。優れた実績を誇るアルプス電気の車載対応モジュールとフリースケールのスケーラブルなi.MX 6プロセッサ・シリーズのリッチなペリフェラルI/Oを活用することで、次世代ドライバ・インフォメーション・システムをターゲットとする包括的なプラットフォーム・ソリューションが実現します。
両社の協業により、自動車メーカーやインフォテイメント/テレマティクス・アプリケーション開発者は、費用対効果に優れ、すぐに利用可能な幅広い接続ソリューションが手に入り、フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサを搭載した次世代システムが開発できるようになります。車載インフォテイメント開発システム用SABRE評価ボードと同様に、フリースケールのi.MX 6プロセッサ・シリーズをベースとするアルプス電気のモジュール・ソリューションは、HD、DAB、AM/FMチューナやBluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュールが、すでにサンプル提供を開始しており、2G/3G/LTEやGNSS(TM)モジュールなどが、今後さらに拡張される予定です。
今日の車載インフォテイメント・システムは、かつてのような閉じた独立ナビゲーション/オーディオ・システムではありません。ユーザが車内に持ち込む民生用電子機器との接続は、車載システムの魅力を高める上で最も重要な要素です。車内のディスプレイにおいてスマートフォンやタブレットPC、携帯音楽プレーヤなどのコンテンツや機能をコントロールしたり、安全で便利なアクセスを実現することが強く望まれています。次世代インフォテイメント・システムでは、AM/FMチューナ、Bluetooth(R)など、すでに広く利用されている機能に加え、W-LAN、HD、DAB(Digital) Radioチューナなど、幅広い機能がサポートされます。
ハードウェア設計、ドライバ開発、技術知識が高度化する中、車載機器メーカーにとって、このような接続ニーズに対応することは、非常に大きな課題となっています。フリースケールとアルプス電気の協業が生み出すソリューション・スイートにより、自動車メーカーや車載機器メーカーは、開発の複雑性、煩雑性を大幅に軽減し、市場投入時間を劇的に短縮できます。
フリースケールは、トップ10社の自動車メーカーのうち、6社に車載インフォテイメント/テレマティクス向けプロセッサを供給し、車載向け半導体市場をリードしています。リッチなペリフェラルI/Oセットをもつi.MX 6アプリケーション・プロセッサ・シリーズ向けに、各種OS用ドライバ、優れた実績を誇る車載インフォテイメント開発システム用評価ボードSABREを提供しており、その設計情報をフリースケールのお客様やパートナー向けに2012年11月より提供する予定です。
アルプス電気は、車載コネクティビティの分野で世界的に優れた実績を収めています。アルプス電気は、これまでに培った高周波回路技術で設計したモジュールとフリースケールのプラットフォームを組み合わせることで、初期評価段階からフリースケールのi.MX 6プロセッサ・シリーズをベースとする車載インフォテイメント開発システム用評価ボードSABREで利用可能なモジュール接続ソリューションを開発しました。自動車メーカーや車載機器メーカーは、このモジュールを選ぶことも、統合型ボードを選ぶことも、また量産レベルのモジュール開発を委託することもできます。フリースケールとアルプス電気より、ハードウェア設計、ドライバ開発、通信スタックなどを提供します。
フリースケール・セミコンダクタ・インク 副社長 兼 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ディビッド M. ユーゼは、次のように述べています。「フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサi.MX 6シリーズは、インフォテイメント・アプリケーション向けに拡張性に優れたクラス最高のグラフィックス/マルチメディア・ソリューションを実現します。また、アルプス電気の包括的なコネクティビティ・ファミリは、フリースケールのアプリケーション・プロセッサi.MX 6シリーズと車載インフォテイメント開発システム用SABRE評価ボード機能を拡張します。アルプス電気との密接な共同開発により、我々のお客様は包括的な開発ソリューションを利用して、新しいアイデアを爆発させ、お客様にとって魅力的な新しい機能性をもった製品設計ができるようになります。」
アルプス電気はこれまで培ってきた高周波回路技術、高周波シミュレーション技術を駆使し、車載用Bluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュール(UGKZ2シリーズ)を開発すると共に、既に実績あるDAB、HD Radioチューナをモジュール・バラエティにラインアップし、フリースケールのSABREとの組合せで、お客様開発の負荷低減に貢献すると共に、市場ニーズに応えていきます。また、フリースケールのプロセッサ・ベースのGNSS(TM)モジュール、および LTE モジュールも将来的にラインアップして行く予定です。
アルプス電気の取締役 技術本部長の天岸 義忠 氏は、次のように述べています。「アルプス電気は、フリースケール・セミコンダクタとの密接な協業を通じてコネクティビティ製品をさらに進化させ、急速に変化する車載インフォテイメント市場分野のニーズに対応します。両社が協力することで、フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサi.MXシリーズの最新製品と連動してすぐに利用できる柔軟なモジュール接続ソリューションが実現します。」
アルプス電気が開発した接続ソリューションの供給状況
・FM/AMチューナ: サンプル対応が可能です
・HD Radio: サンプル対応が可能です
・DABチューナ: サンプル対応が可能です
・Bluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュール: サンプル対応が可能です
・GNSS(TM)モジュール: 2013年4月サンプル提供予定です
・2G/3G/LTE モジュール: 2013年 年末サンプル提供予定です
フリースケールのi.MX 6シリーズについて
i.MX 6シリーズは、ARM(R) Cortex-A9アーキテクチャをベースとするシングルコア/デュアルコア/クアッドコア・ファミリで、堅牢なエコシステムが用意されており、単一のハードウェア設計に基づくデバイス・ポートフォリオを開発するための理想的なプラットフォームを提供します。高性能なマルチメディア処理性能、製品ファミリ間のピン互換性/ソフトウェア互換性、ならびに統合型の電力管理機能を備えたi.MX 6シリーズは、特に次世代の車載インフォテイメント、再設定可能グラフィック・メータ・クラスタ、スマート民生用機器を実現するよう設計されています。
フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの活性化を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、組込みシステム業界の毎年恒例の開発者イベントです。2005年に開催を開始して以来、世界中のFTFイベントへの参加者は4万8000人を超えています。日本では、FTF Japanを東京にて2012年10月22日・23日に開催中です。詳細は、http://www.freescale.co.jp/event/ftfj/2012/index.php?r=2PRNADDをご覧ください。
アルプス電気について
アルプス電気は1948年の創業以来、家電、モバイル機器、自動車、産業機器など、全世界2,000社を超えるメーカーに、約40,000種類の電子部品を供給する総合電子部品メーカーです。高周波技術やシミュレーション技術など、これまで培ってきた独自技術を発展させ、更に新たな技術開発に注力すると共に、常にさまざまな市場や技術トレンドの把握に努めています。これにより、お客さまのニーズやその変化をスピーディかつ的確に捉えることで、最適な製品の開発、提供に取り組んでいます。
また、電力の有効活用に向けて、グリーンデバイスの開発にも注力。デジタル化、低炭素社会の実現に貢献する電子部品を創出しています。
詳細については、www.alps.comのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
両社の協業により、自動車メーカーやインフォテイメント/テレマティクス・アプリケーション開発者は、費用対効果に優れ、すぐに利用可能な幅広い接続ソリューションが手に入り、フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサを搭載した次世代システムが開発できるようになります。車載インフォテイメント開発システム用SABRE評価ボードと同様に、フリースケールのi.MX 6プロセッサ・シリーズをベースとするアルプス電気のモジュール・ソリューションは、HD、DAB、AM/FMチューナやBluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュールが、すでにサンプル提供を開始しており、2G/3G/LTEやGNSS(TM)モジュールなどが、今後さらに拡張される予定です。
今日の車載インフォテイメント・システムは、かつてのような閉じた独立ナビゲーション/オーディオ・システムではありません。ユーザが車内に持ち込む民生用電子機器との接続は、車載システムの魅力を高める上で最も重要な要素です。車内のディスプレイにおいてスマートフォンやタブレットPC、携帯音楽プレーヤなどのコンテンツや機能をコントロールしたり、安全で便利なアクセスを実現することが強く望まれています。次世代インフォテイメント・システムでは、AM/FMチューナ、Bluetooth(R)など、すでに広く利用されている機能に加え、W-LAN、HD、DAB(Digital) Radioチューナなど、幅広い機能がサポートされます。
ハードウェア設計、ドライバ開発、技術知識が高度化する中、車載機器メーカーにとって、このような接続ニーズに対応することは、非常に大きな課題となっています。フリースケールとアルプス電気の協業が生み出すソリューション・スイートにより、自動車メーカーや車載機器メーカーは、開発の複雑性、煩雑性を大幅に軽減し、市場投入時間を劇的に短縮できます。
フリースケールは、トップ10社の自動車メーカーのうち、6社に車載インフォテイメント/テレマティクス向けプロセッサを供給し、車載向け半導体市場をリードしています。リッチなペリフェラルI/Oセットをもつi.MX 6アプリケーション・プロセッサ・シリーズ向けに、各種OS用ドライバ、優れた実績を誇る車載インフォテイメント開発システム用評価ボードSABREを提供しており、その設計情報をフリースケールのお客様やパートナー向けに2012年11月より提供する予定です。
アルプス電気は、車載コネクティビティの分野で世界的に優れた実績を収めています。アルプス電気は、これまでに培った高周波回路技術で設計したモジュールとフリースケールのプラットフォームを組み合わせることで、初期評価段階からフリースケールのi.MX 6プロセッサ・シリーズをベースとする車載インフォテイメント開発システム用評価ボードSABREで利用可能なモジュール接続ソリューションを開発しました。自動車メーカーや車載機器メーカーは、このモジュールを選ぶことも、統合型ボードを選ぶことも、また量産レベルのモジュール開発を委託することもできます。フリースケールとアルプス電気より、ハードウェア設計、ドライバ開発、通信スタックなどを提供します。
フリースケール・セミコンダクタ・インク 副社長 兼 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ディビッド M. ユーゼは、次のように述べています。「フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサi.MX 6シリーズは、インフォテイメント・アプリケーション向けに拡張性に優れたクラス最高のグラフィックス/マルチメディア・ソリューションを実現します。また、アルプス電気の包括的なコネクティビティ・ファミリは、フリースケールのアプリケーション・プロセッサi.MX 6シリーズと車載インフォテイメント開発システム用SABRE評価ボード機能を拡張します。アルプス電気との密接な共同開発により、我々のお客様は包括的な開発ソリューションを利用して、新しいアイデアを爆発させ、お客様にとって魅力的な新しい機能性をもった製品設計ができるようになります。」
アルプス電気はこれまで培ってきた高周波回路技術、高周波シミュレーション技術を駆使し、車載用Bluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュール(UGKZ2シリーズ)を開発すると共に、既に実績あるDAB、HD Radioチューナをモジュール・バラエティにラインアップし、フリースケールのSABREとの組合せで、お客様開発の負荷低減に貢献すると共に、市場ニーズに応えていきます。また、フリースケールのプロセッサ・ベースのGNSS(TM)モジュール、および LTE モジュールも将来的にラインアップして行く予定です。
アルプス電気の取締役 技術本部長の天岸 義忠 氏は、次のように述べています。「アルプス電気は、フリースケール・セミコンダクタとの密接な協業を通じてコネクティビティ製品をさらに進化させ、急速に変化する車載インフォテイメント市場分野のニーズに対応します。両社が協力することで、フリースケールの車載アプリケーション・プロセッサi.MXシリーズの最新製品と連動してすぐに利用できる柔軟なモジュール接続ソリューションが実現します。」
アルプス電気が開発した接続ソリューションの供給状況
・FM/AMチューナ: サンプル対応が可能です
・HD Radio: サンプル対応が可能です
・DABチューナ: サンプル対応が可能です
・Bluetooth(R)/W-LANコンビネーション・モジュール: サンプル対応が可能です
・GNSS(TM)モジュール: 2013年4月サンプル提供予定です
・2G/3G/LTE モジュール: 2013年 年末サンプル提供予定です
フリースケールのi.MX 6シリーズについて
i.MX 6シリーズは、ARM(R) Cortex-A9アーキテクチャをベースとするシングルコア/デュアルコア/クアッドコア・ファミリで、堅牢なエコシステムが用意されており、単一のハードウェア設計に基づくデバイス・ポートフォリオを開発するための理想的なプラットフォームを提供します。高性能なマルチメディア処理性能、製品ファミリ間のピン互換性/ソフトウェア互換性、ならびに統合型の電力管理機能を備えたi.MX 6シリーズは、特に次世代の車載インフォテイメント、再設定可能グラフィック・メータ・クラスタ、スマート民生用機器を実現するよう設計されています。
フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの活性化を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、組込みシステム業界の毎年恒例の開発者イベントです。2005年に開催を開始して以来、世界中のFTFイベントへの参加者は4万8000人を超えています。日本では、FTF Japanを東京にて2012年10月22日・23日に開催中です。詳細は、http://www.freescale.co.jp/event/ftfj/2012/index.php?r=2PRNADDをご覧ください。
アルプス電気について
アルプス電気は1948年の創業以来、家電、モバイル機器、自動車、産業機器など、全世界2,000社を超えるメーカーに、約40,000種類の電子部品を供給する総合電子部品メーカーです。高周波技術やシミュレーション技術など、これまで培ってきた独自技術を発展させ、更に新たな技術開発に注力すると共に、常にさまざまな市場や技術トレンドの把握に努めています。これにより、お客さまのニーズやその変化をスピーディかつ的確に捉えることで、最適な製品の開発、提供に取り組んでいます。
また、電力の有効活用に向けて、グリーンデバイスの開発にも注力。デジタル化、低炭素社会の実現に貢献する電子部品を創出しています。
詳細については、www.alps.comのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク