JERAと新造LNG船の長期定期傭船契約を締結
[24/01/31]
提供元:PRTIMES
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中核事業を強化し安定供給へ貢献
当社は1月31日、株式会社JERA(以下「JERA」)と新造液化天然ガス(LNG)輸送船(以下「本船」)1隻の長期定期傭船契約を締結しました。本船は韓国の現代三湖重工業で建造され、2027年に竣工した後、JERA向けのLNG輸送に従事する予定です。当社はJERAとのパートナーシップのもと、LNGの安定供給に貢献するとともに、中核事業としてLNG事業への取り組みを強化・推進します。
本船には、主機関に燃料油とボイルオフガス(航行中にカーゴタンク内で気化したLNG)を利用する、次世代二元燃料低速ディーゼル機関「X-DF2.2 iCER」(注1)や、余剰ボイルオフガスを有効に利用する再液化装置を搭載します。カーゴタンクは容量174000立方メートルのメンブレン型で、優れた防熱性能をもつタンク方式(注2)を採用することで効率的で経済的な輸送を実現します。
当社がJERAとLNG輸送船の定期傭船契約を締結するのは本船で11隻目となります。当社は23年3月に発表した中期経営計画で不定期専用船事業を中核事業と位置付けており、26年度までにLNG輸送船建造に3000億円の投資を行う計画を推進します。
<本船概要>
積載容量:約174000立方メートル
全長:約289.9メートル
全幅:約46.1メートル
主機関:X-DF2.2 iCER
造船所:現代三湖重工業(韓国)
竣工予定:2027年
日本郵船グループは、中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -”を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進します。
(詳細はこちら → https://www.nyk.com/profile/plan/ )
当社は、海上・陸上・ターミナルなどのモードを問わず、モノ運びを通じてGHG排出を低減し、お客様のサプライチェーンに還元していく取り組みを対象としたブランド「Sail GREEN」を展開しており、本船の竣工もその一環です。
(詳細はこちら → https://www.nyk.com/news/2022/20220427_02.html )
[画像1: https://prtimes.jp/i/120868/80/resize/d120868-80-9a4caf8e2a3a4b174434-0.jpg ]
Sail Green ロゴ
今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標
[画像2: https://prtimes.jp/i/120868/80/resize/d120868-80-9ea3149510802b3e6398-1.png ]
(注1)X-DF2.2 iCER
WinGD社の燃料消費効率に優れた低圧式二元燃料主機関で、メタン分排出を最大50%、燃料消費量をガスモードで約3%、ディーゼルモードで約5%削減する最新技術iCERを装備している。
(注2)フランスのガストランスポート・テクニガス社(GazTransport & Technigaz)社が開発した、ボイルオフ率を低く抑えることが可能な「GTT Mark III Flex cargo containment system」と呼ばれる防熱材を備えるタンク方式。
当社は1月31日、株式会社JERA(以下「JERA」)と新造液化天然ガス(LNG)輸送船(以下「本船」)1隻の長期定期傭船契約を締結しました。本船は韓国の現代三湖重工業で建造され、2027年に竣工した後、JERA向けのLNG輸送に従事する予定です。当社はJERAとのパートナーシップのもと、LNGの安定供給に貢献するとともに、中核事業としてLNG事業への取り組みを強化・推進します。
本船には、主機関に燃料油とボイルオフガス(航行中にカーゴタンク内で気化したLNG)を利用する、次世代二元燃料低速ディーゼル機関「X-DF2.2 iCER」(注1)や、余剰ボイルオフガスを有効に利用する再液化装置を搭載します。カーゴタンクは容量174000立方メートルのメンブレン型で、優れた防熱性能をもつタンク方式(注2)を採用することで効率的で経済的な輸送を実現します。
当社がJERAとLNG輸送船の定期傭船契約を締結するのは本船で11隻目となります。当社は23年3月に発表した中期経営計画で不定期専用船事業を中核事業と位置付けており、26年度までにLNG輸送船建造に3000億円の投資を行う計画を推進します。
<本船概要>
積載容量:約174000立方メートル
全長:約289.9メートル
全幅:約46.1メートル
主機関:X-DF2.2 iCER
造船所:現代三湖重工業(韓国)
竣工予定:2027年
日本郵船グループは、中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -”を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進します。
(詳細はこちら → https://www.nyk.com/profile/plan/ )
当社は、海上・陸上・ターミナルなどのモードを問わず、モノ運びを通じてGHG排出を低減し、お客様のサプライチェーンに還元していく取り組みを対象としたブランド「Sail GREEN」を展開しており、本船の竣工もその一環です。
(詳細はこちら → https://www.nyk.com/news/2022/20220427_02.html )
[画像1: https://prtimes.jp/i/120868/80/resize/d120868-80-9a4caf8e2a3a4b174434-0.jpg ]
Sail Green ロゴ
今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標
[画像2: https://prtimes.jp/i/120868/80/resize/d120868-80-9ea3149510802b3e6398-1.png ]
(注1)X-DF2.2 iCER
WinGD社の燃料消費効率に優れた低圧式二元燃料主機関で、メタン分排出を最大50%、燃料消費量をガスモードで約3%、ディーゼルモードで約5%削減する最新技術iCERを装備している。
(注2)フランスのガストランスポート・テクニガス社(GazTransport & Technigaz)社が開発した、ボイルオフ率を低く抑えることが可能な「GTT Mark III Flex cargo containment system」と呼ばれる防熱材を備えるタンク方式。