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【スクエルの最新調査】医師不足が続く岩手県 医師は今どこにいるのか

第8次医療計画策定に向けて、2022年12月時点の地域の医師数を調査

ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:前田 健太郎 以下「当社」)は、 保険医療機関の様々な情報を収集。 高いクレンジング技術でデータベース化しています。
現在、第8次医療計画の一環で、医師確保計画の議論も進められています。そこで、今回は最新のデータをもとに医師数の増減を調査しました。(2022年12月時点 中村)




■ダッシュボード無料公開中(※登録不要で操作できます)
下記リンクにダッシュボードをご用意。任意のエリアで直近1年の医師数の増減をご確認いただけます。
https://scueldata.me/news/2022/12/27/6470/?from=refprt029
[画像1: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-95badb56093881ae96a4-12.png ]



■医師の偏在対策
医師の専門性も含め、医師が多くいる地域と少ない地域があります。長らく日本の医療の課題とされてきた医師の偏在。「医師確保計画策定ガイドライン※1」(以下「ガイドライン」)には、冒頭で、”医師偏在対策が 十分図られなければ、地域や診療科といったミクロの領域での医師不足の解消にはつながらない。 ” とありました。
”2036 年までに医師偏在是正を達成することを医師確保計画の長期的な目標(ガイドラインより引用)”に向けて、直近では、2022年10月27日には第9回「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」※2も開催され、2023年度から都道府県で本格化する第8次医療計画策定に向けた動きが注目されています。

■医師不足に悩む岩手県〜県の中、二次医療圏でも差
この「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」の資料※3では、医師の偏在指標(医師確保計画R2-5年度)として、医師多数都道府県 と 医師少数都道府県 が公表されており、医師多数都道府県は、指標の数値順に上位5、東京都(332.8)、京都府(314.4)、福岡県(300.1)、岡山県(283.2)、沖縄県(276.0)、最小の指標値となった都道府県は、新潟県(172.7)、岩手県(172.7)となっていました。


 この指標の岩手県に注目すると、二次医療圏では「盛岡」が医師多数地域になっており、(下図は全355医療圏中の指標数値の順位)盛岡以外は医師少数区域。岩手県の中でも医師の偏在があることがわかります。これらの地域での医師確保も課題のようです。(二次医療圏の「盛岡」:盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町)

[画像2: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-9b1a67c3613db1e7473a-2.png ]


■岩手県内の医師はどこに集まっているのか
今回、このような状況を踏まえ、この1年間における医師数の変化に着目し調査しました。
(注:非常勤を含めた施設ごとの勤務医数の合計のため、医師偏在指標に用いられる医師数より多く集計されます。)
調査の結果を岩手県に着目し見てみると、県全体では常勤・非常勤ともに医師数が増えていることが分かりました。一方で、岩手県沿岸部の二次医療圏では、医師少数区域とされている二次医療圏のその一部で医師数の減少が見られました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-a9e36bb7259aedfef9ad-8.png ]


■自治体別の姿〜二次医療圏の中、自治体ごとでも差
また、医師少数地域に指定されている岩手中部医療圏を見ると、下図の通り、二次医療圏全体では、この1年で医師数が60名増加したにも関わらず、自治体別で見ると医師が増加(68)したところと、周辺自治体では減少(-5)が起きているところがあることがわかります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-8d0fc8baed2e1ce0adb3-9.png ]

先述した「医師確保計画策定ガイドライン」にもあるように、地域や診療科といったミクロの領域での医師不足による医療難民が起きないよう、安心して必要な医療を受けられる地域であることが望まれます。

■課題は他の都道府県にも
同様のことは、医師多数都道府県でも見られるようです。

(例1)医師偏在指標が最も高く、なお医師不足と言われる東京都 ※島しょ部は省略


[画像5: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-c2a0ae1ef57792fbd52b-10.png ]


(例2)医師多数都道府県でありながら、高齢化に直面する石川県


[画像6: https://prtimes.jp/i/11087/81/resize/d11087-81-82c5335cdb644153c797-11.png ]


2023年には新しい医師偏在指標が提示され、各都道府県の計画策定が始まります。
当社は医療環境の変化に注目しながら、引き続き最新のさまざまな医療データをお届けしてまいります。


■ダッシュボード無料公開中(※登録不要で操作できます)
2021年12月から2022年12月までの常勤医/非常勤医の変化 ※公開終了期日は未定
https://scueldata.me/news/2022/12/27/6470/?from=refprt029

◆保険医療機関の従業員に関する当社保有データ詳細についてはこちら
https://scueldata.me/dataset/staff/

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【調査概要】
調査期間:2021年12月、2022年12月時点
調査対象:各保険医療機関の常勤・非常勤医師数(歯科医師を除く)
調査方法:各地方厚生局に対し届け出ている 47都道府県の公開情報を収集集計
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※1)医師確保計画策定ガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/000700134.pdf
※2)「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_436723_00004.html
※3)都道府県の現医師確保計画に用いられている医師偏在指標 2022/5/11
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000936820.pdf
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