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2年連続広報日本一! 全国広報コンクールで内閣総理大臣賞を受賞

「広報きたもと」が、全国広報コンクール最高賞の内閣総理大臣賞を受賞しました

全国の自治体広報(広報紙・写真(一枚・組み)・映像・ウェブサイト・広報企画)の日本一を決める令和5年全国広報コンクールの審査結果が発表され、「広報きたもと」令和4年9月号が最高賞「内閣総理大臣賞」を受賞しました。また、広報企画部門で「まちの参加を創る・発信する 北本団地商店街活性化プロジェクト」が入選を果たしました。
北本市は昨年の同コンクールでも屋外の仮設マーケット事業が内閣総理大臣賞を受賞しています。2年連続での内閣総理大臣賞受賞は、1964年から続く歴史ある同コンクールで2例目です(1例目は愛媛県内子町)。





広報きたもと令和4年9月号/内閣総理大臣賞


[画像1: https://prtimes.jp/i/61548/81/resize/d61548-81-65426784b134dbcf60c5-0.jpg ]

特集「ここがわたしの居るところ」
家庭や職場・学校に次ぐ「第3の居場所」をテーマに、「ここがわたしの居るところ」を作成。市役所芝生広場で定期開催する「&green market」をはじめとする、さまざまな「居場所」とそこに参加する人たちや居場所づくりを仕掛ける人たちなど7人3団体のインタビューを全12ページにわたり掲載しました。地域に居場所ができて日常が豊かになったという人、親子の居場所や障がい有無に関わらず皆が参加できる居場所を作る人、居場所づくりいの有無に関わらず皆が参加できる居場所を作る人、居場所づくりを支援する人などを取材し、北本の「第3の居場所」づくりの活動を多角的に捉え、個々の活動の価値とともに、そうした活動が生まれる北本というまちの価値を伝える紙面としています。
発行後は、紙面で紹介した居場所を訪れる人が増えたり、取材した皆さんが配ってくださり「北本市に行きたくなったと言われましたよ」「デザインセンスがいいと褒められました」とのお声をいただきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/61548/81/resize/d61548-81-98f8894e3bcf34fb6319-7.jpg ]

審査員講評


特集のテーマを「居場所」とした発想がおもしろい。
人間にとって第一の生活空間が「家庭」、第二が学校や職場、そして第三が「地域」と言われる。この第三の生活空間がより豊かなことが充実した人生につながる。それを今「居場所」と呼ぶ。「居場所」は市民すべてに共通するテーマであり、さらに、特に問題を抱える人には重要な課題だ。
市民のシンボル的な市役所芝生広場の居場所のほか、団地の中庭や古民家を活用したさまざまな居場所を楽しく豊かに紹介している。その居場所と人間とのかかわりを連鎖させる構成がうまい。ほかの地域でも参考にしたくなる「居場所づくり」の実例が、地域住民のリアルな言葉とともに、分かりやすく編集されている。
また、雰囲気を伝える写真中心のレイアウトと、しっかり文章で届けるレイアウトのメリハリが感じられる。老若男女の笑顔が引き出された写真と、トレンドを意識したデザインから、まちの明るいキャラクターが伝わってくる。また、見出しを追うだけで概要を把握でき、かつ興味をひかれる言葉の切り取り方も秀逸。
十分な取材がされていて、担当者の企画に対する強い意欲や愛着が感じられる点もすばらしい。他に抜きんでた秀逸な作品である。


広報企画「まちの参加を創る・発信する 北本団地商店街活性化プロジェクト」)/広報企画部門入選


[画像3: https://prtimes.jp/i/61548/81/resize/d61548-81-b0471ba0eb8e1de7759d-8.jpg ]

少子高齢化の進む築50年が経過した約2000戸の大型団地と、ほとんどが空き店舗となっていた団地内の商店街において、メンバーに団地出身者、団地在住者のいるまちづくりチーム「暮らしの編集室」が、市民提案型ふるさと納税クラウドファンディングを活用して「北本団地活性化プロジェクト」を実施。目標寄附金額を達成し、「ジャズ喫茶『中庭』」「まちの工作室てと」をオープンし、団地内外からやりたいことを持ち寄れる場所として新たな賑わいを生み出しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/61548/81/resize/d61548-81-79835139bb92881125dc-11.jpg ]

審査員講評


現在、多くの自治体で課題となっている団地の再生についての新しい切り口のよる提案。市内のまちづくり会社が実施している空き店舗のリノベーションによる活性化プロジェクトを、ふるさと納税型クラウドファンディングという手法で市が応援する取り組みを実施した。自治体によるクラウドファンディングは多くなってきているが、財政充当として位置づけるにとどまるものも多い。そうしたなかで、この事例では、明確な課題認識のもと、クラウドファンディングを広報を担うメディアとして考えていることは興味深い。
市民提案型クラウドファンディング事業を通じて、市民のニーズを吸い上げ、幅広な協働作業を生み出し、「自分事」として市民をぐいぐいと巻き込んでいく手腕を評価する。北本団地の活性化という高難度な課題が長期的な取り組みによって着実に達成されている点が素晴らしい。HP上でクラウドファンディングの税金控除額がシミュレーションできる仕掛けもよく工夫されていると思う。


直近の受賞歴(全国広報コンクール)


【令和4年全国広報コンクール 広報企画部門 特選 内閣総理大臣賞】
『北本市の暮らしの魅力が自動で拡散!「屋外の仮設マーケット」がシティプロモーションの鍵に!「マーケットの学校」と「&green market」』

【令和3年全国広報コンクール 広報企画部門 入選】
『&green(アンドグリーン)-3つの意欲を高める北本市シティプロモーション-』

【令和2年全国広報コンクール 広報企画部門 入選】
北本トマトカレー〜創られたB級グルメが、自立し、 市への愛着・誇りを育む

【平成29年全国広報コンクール 2部門(広報紙・広報企画部門) 入選】
財政状況伝えるマンが北本市の財政状況を伝えます!

全国広報コンクールとは


都道府県でまず各部門の代表作品を決定し、都道府県を勝ち抜いた代表作品が審査されます。いわば広報界の甲子園のようなものです。北本市は2部門(広報紙・広報企画部門)に県代表として出場し、広報紙部門において、全部門の特選の中から特にすぐれた作品として内閣総理大臣賞を受賞し、全国自治体広報の頂点に立ちました。6月23日に栃木県で表彰式が開催され、北本市は内閣総理大臣賞を受け取ります。
担当者からひとこと


[画像5: https://prtimes.jp/i/61548/81/resize/d61548-81-55173881b6794e8e59f6-12.png ]

北本市は、令和3年度から広報紙の内製化を開始し、紙面の企画・取材・原稿作成・編集を一貫して広報担当が行っています。一方、シティプロモーションとして、市民の皆さんとワークショップや屋外の仮設マーケットなどを通して北本の魅力を考え、体験し、実践してきました。その過程で見出した北本の魅力――「所属や年代に寄らず、ゆるやかに繋がり出会える場所があること」を伝える広報として、今回の特集を企画しました。シティプロモーションで培った市民の皆さんとのつながりがあったからこそ、今回のように1人1人のストーリーに光を当てた紙面を作ることができたと考えています。
北本には、まちに価値を生み出す人たち、場所が多くあります。その時代に確かに存在した人の想いや活動を伝え、残していくこともまた、広報担当の大切な役割です。今回の受賞を機に、北本の皆さんの魅力がより広く伝わることを心から願っています。


北本市役所
https://www.city.kitamoto.lg.jp/index.html
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