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AI x SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」を提供するスカイディスクが商工組合中央公庫と業務提携

製造業の生産計画DXを推進。株式会社商工組合中央公庫からの資金調達も実施

国内製造業のDX支援を行う株式会社スカイディスク(本社: 福岡県福岡市、以下 スカイディスク)は、株式会社商工組合中央公庫(本社: 東京都中央区、以下 商工中金)とAI x SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」を活用した製造業のDX支援を行うことを目指し、ビジネスマッチング業務に係る提携及び資金調達を実施しました。
これにより、スカイディスクの成長を実現するとともに、商工中金と連携しつつ全国での「最適ワークス」展開を強化し、大手だけでなく中堅・中小を含めた製造業の生産計画DXを加速していきます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/22401/83/resize/d22401-83-e18bcd33df41d8c454e9-1.png ]


■業務提携の背景と目的
日本の製造業のデジタル化は喫緊の課題となっています。原材料高騰などの外的要因、人材不足などの内的要因両面において、競争環境が激化しているのが製造業の現状です。この様な状況の中、製造ラインそのものの生産性・効率性の強化だけでなく、製造ラインの運用を司る生産計画運用体制をアップデートしていくことは必須の状況となっています。独自開発に依存せずSaaSなどクラウドサービスも活用し、生産計画をはじめとした製造業務のDXを推進し業務の効率化を図ることが、製造業の持続的な成長の第一歩となります。

例えば経済産業省が2018年に公開した「DXレポート」には、過去にオンプレミスで構築されたレガシーシステムに依存するリスクが言及されています。追加開発が断続的に発生することで発生する仕様の複雑化や担当エンジニアの退職による仕様のブラックボックス化、また、導入したシステムが使用しているアプリケーションのサポート切れといった老朽化の進行などの課題があることから、企業がこれらのシステムに依存し続ける場合、生産効率の低下やオペレーションメンテナンスコストの増加などにより、2025年以降最大12兆円にものぼる経済損失が経済全体に発生すると指摘しています。

このように、これからの製造業ではオンプレミス、フルスクラッチの開発に極端に依存したシステム利活用戦略から、企業の優位性の基盤となる独自システム開発とクラウドサービスの両立に移管していくことが求められています。

令和3年度の情報通信白書によると、国内製造業におけるDX取り組み状況はわずか22.8%、中小製造業においては更に低く10.6%となっています。自社の営業体制に加え連携先を増やしていくことで国内におけるDX支援を加速したいスカイディスクと、経営課題解決を通じてお客さまも企業価値向上に貢献していきたい商工中金との想いが一致し、今回の業務提携に至りました。

具体的には、DXに課題のある商工中金のお取引先に対して、スカイディスクが提供するAI×SaaS生産計画スケジューラ「最適ワークス」の拡充及び取引先企業の生産計画DXを支援してまいります。

日本の製造業の拠点は地域に数多く存在し、これらはそれぞれの地域経済エコシステムの中核にある産業となっています。また製造業はGDPの約2割を占めており、地域経済、ひいては日本経済を活性化していく意味でも、スカイディスクは地域の中核企業・拠点と深いつながりを持つ金融機関との連携を強化していく方針です。

■生産計画DXの推進
スカイディスクは生産計画を中心とした、工場のオペレーションに関連するデータを可視化し、経営判断に活かしていく取組みである、「生産計画DX」を推進してまいります。製造業における生産計画立案は熟練工に依存している側面が多く、熟練工の退職や休暇で工場の生産性が落ちるなど、属人化も大きな課題の一つとなっております。属人化の根本的な問題は業務遂行の個人への依存とブラックボックス化が起きる事であり、これは経営や業務に不安定さをもたらす事業リスクとなり得ます。

このような中、製造業では近年、多品種少量の潮流により生産計画が更に複雑化しています。製品ごとに異なる製造条件が求められることから、多くの条件を考慮して生産計画を立案する重要性が増している一方で、熟練工に依存する生産計画立案の暗黙知化が進行しやすい状況にあります。それに加え、高齢化しがちな熟練工の後継者の不足による生産効率の低下も将来的な問題として熟考する必要があります。

スカイディスクは、製造業の生産計画をAIが自動で立案するSaaS 「最適ワークス」の普及を通して、生産計画を起点とし、製造効率の最大化を支援する生産計画DXを推進しています。AI導入によりルーティンワークの効率化を図ることで、従業員にチャレンジの機会を提供したり、リスキリングする機会を提供したりするなど、人的資本経営の実現も支援しています。

「最適ワークス」を活用することにより、生産計画作成の属人化解消と残業減少による削減効果を実現したというフィードバックを多くいただいております。例えば、「生産計画立案業務の作業時間が3時間から10分へと短縮され、また誰でも計画立案ができるようになった」、月「間の想定製造量の可視化が出来るようになった」、といった声をいただいています。
あるいは「最適ワークス」を活用し、生産計画を見直した結果、人が作るよりも7%程度の生産効率が改善する計画を立案することが出来たなど、経営にもインパクトのある成果が見えてきた事例もあります。

「AIをだれもが活用できる世界をつくる」ことを目指し、エンジニア知識がなくとも直感的な操作でAIを活用することができるシステムとして、今後も使いやすさを意識した機能増強を進めてまいります。直近では生産計画立案に関して課題となることが多い在庫管理機能や、CO2可視化機能の提供も開始しており、さらに製造ラインでの必要なソリューションに関して開発を進行していく予定です。

■最適ワークスについて
最適ワークスは株式会社スカイディスクが開発・提供する、製造業向けAI x SaaS生産スケジューラ(生産計画自動立案システム)です。「いつまでに、何個、どの製品を」というオーダー情報から、AIが設備稼働・人員配置の割付け計画を瞬時に立案します。
独自開発エンジンにより、マスター設定にかかる手間を劇的に改善。製造業各社がオーナーシップを持ち、DXの進捗が可視化しやすいスモールスタートできるサービスを実現しました。
製品サイト:https://saiteki.works/

[画像2: https://prtimes.jp/i/22401/83/resize/d22401-83-888791dfbd985836e75c-0.png ]


■株式会社商工組合中央金庫 会社概要
本社所在地: 東京都中央区八重洲二丁目10番17号
代表者:代表取締役社長 関根 正裕
設立:1936年10月8日
会社サイト: https://www.shokochukin.co.jp/

■株式会社スカイディスク 会社概要
2013年の創業以来、製造業を中心に200社以上のお客様と約500件のDXプロジェクトに取り組んできました。そこで得た知見・ノウハウをサービス・プロダクトとして世の中に還元することが私たちの使命だと考えています。
「ものづくりを、もっとクリエイティブに」をミッションに、人が人にしかできない創造的な仕事に打ち込む世界の実現に向けて、AIを活用したDX支援に取り組んでいます。
本社所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
代表者:代表取締役CEO 内村 安里
設立:2013年10月1日
事業内容:AIを活用したDX支援、AI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」の開発・運営
会社サイト:https://skydisc.jp/
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