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【抄訳】米国セールスフォース・ドットコム 2021年度第2四半期(2020年5月1日〜2020年7月31日)業績を発表

※本抄訳プレスリリースは、2020年8月25日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。プレスリリース全文は、以下リンクの原文(英語)をご参照ください。
https://investor.salesforce.com/press-releases/press-release-details/2020/Salesforce-Announces-Strong-Second-Quarter-Fiscal-2021-Results/default.aspx






第2四半期の売上は前年比29%増の51億5,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合でも29%増
一年以内の成約済み繰延収益は前年比26%増の約152億ドル、為替変動の影響を除いた場合は24%増
2021年度通期の売上ガイダンスを前年比約21%〜22%増の約207億ドル〜208億ドルに上方修正
2021年度第3四半期の売上ガイダンスは前年比約16%増の52億4,000万ドル〜52億5,000万ドル


グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一)は、2021年度第2四半期(2020年5月1日〜2020年7月31日)の業績を発表しました。

セールスフォース・ドットコム 会長 兼 共同CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「世界中のコミュニティに深刻な影響を及ぼしている今日の危機的状況において、セールスフォース・ドットコムの歴史において最も優れた四半期業績の一つを達成したことに対し、謙虚な気持ちで受け止めています。セールスフォース・ドットコムは、ステークホルダー資本主義の信念と、信頼、カスタマーサクセス、イノベーション、平等といったコア・バリューを基盤として設立されました。Customer 360プラットフォームのパワー、ビジネスモデルの強靭さ、顧客最優先主義、全ステークホルダーに配慮した上での当社の任務達成といった、すべての点を実現することにより、当四半期の成功がもたらされました。私たちは、このような時期にも共同して一段と力強く立ち上がる機会が存在することを認識しています」

セールスフォース・ドットコムの2021年度第2四半期業績は次のとおりです。

売上 – 第2四半期の総売上は、51億5,000万ドル(前年比29%増、為替変動の影響を除いた場合でも29%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は、48億4,000万ドル(前年比29%増)、プロフェッショナルサービスやその他による売上は3億1,000万ドル(前年比23%増)でした。

1株当たり利益 – 第2四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は2.85ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は1.44ドルでした。ASU 2016-01で義務付けられた戦略投資の時価会計によるGAAPベースの希薄化後1株当たり利益への影響は0.55ドル(米国の税率25%を適用)、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益への影響は0.58ドル(当社の非GAAPベースの税率22%を適用)でした。GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は、当社が国際的な企業構造の変更を実施し、無形固定資産を連結したことにより、海外の繰延税金資産に関連して20億ドルの税効果が発生した結果、2.17ドルの恩恵を享受しました。なお、当社は固定した長期予測非GAAP税率を採用しており、通常は個別の事象による影響を除外しているため、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益には影響がないことにご留意ください。

現金 – 第2四半期に事業活動がもたらした現金は4億3,000万ドル(前年比2%減)でした。第2四半期末における現金、現金同等物および有価証券の残高は92億8,000ドルでした。

成約済み繰延収益 –成約済み繰延収益は、第2四半期末時点で約306億ドル(前年比21%増)でした。一年以内の成約済み繰延収益は、第2四半期末時点で約152億ドル(前年比26%増、為替変動の影響を除いた場合は24%増)でした。

セールスフォース・ドットコムは、2020年8月25日時点(米国時間)で、2021年度第3四半期の売上、GAAPベースの1株当たり利益、非GAAPベースの1株当たり利益および一年以内の成約済み繰延収益についてのガイダンスを示しています。セールスフォース・ドットコムは、2020年8月25日時点(米国時間)で、2020年5月28日に示した2021年度通期の売上、GAAPベースの1株当たり利益、非GAAPベースの1株当たり利益、オペレーティングキャッシュフローのガイダンスを引き上げています。経営陣は、2020年8月25日午後2時(米国太平洋標準時)に予定される決算説明会で、これらのガイダンスの想定に関するさらなる説明を行います。

これらのガイダンスは、将来の利益あるいは損失を予測することが困難であるため、ASU 2016-01に基づいた戦略的投資ポートフォリオの価値に変化がないと想定しています。これに加え、以下のガイダンスはセールスフォース・ドットコムが現時点で入手可能な情報を反映させたGAAPベースの予測税率に基づいており、また、株式報酬による税務上の超過利益等の個々の税務項目を除外しています。GAAPベースの予測税率は将来の買収やその他の取引により変動する可能性があります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41550/83/resize/d41550-83-433863-1.jpg ]


次の表は、2021年度第3四半期および2021年度通期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益を、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益のガイダンスに調整したものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41550/83/resize/d41550-83-437509-2.jpg ]


(1)セールスフォース・ドットコムのGAAPベースの税引当には、2020年10月31日までの3カ月間については約-20% 、2021年1月31日までの12カ月間については約-146% の予測税率を使用しています。GAAPベースの予測税率は個々の税務項目、関連する税制改正法(Tax Cuts and Jobs Act)の条項、将来の買収やその他取引により変動する可能性があります。セールスフォース・ドットコムは、国際的な企業構造の変更を実施し、無形固定資産を連結したことにより、第2四半期に海外の繰延税金資産に関連して20億ドルの税効果が発生したため、これが2021年通期のGAAPベースの1株当たり利益に反映されています。セールスフォース・ドットコムは、固定した長期予測非GAAP税率を採用しており、通常は個別の事象による影響を除外しているため、今回の変更が非GAAPベースの1株当たり利益には影響がありません。

(2)将来の利益あるいは損失を予測することが困難であるため、セールスフォース・ドットコムのGAAP、非GAAP希薄化後1株当たり利益の予測はASU 2016-01に基づいた戦略的投資ポートフォリオの価値に変化がないと想定しています。財務業績にプラスの影響を及ぼしてきた当社の投資ポートフォリオが将来的に従来とは異なる結果をもたらす可能性があり、特に、市価が大幅に変動する間に当社の戦略的投資ポートフォリオに含まれる株式上場企業が相当な影響を受ける可能性があります。セールスフォース・ドットコムの戦略的投資ポートフォリオから生じる将来の利益または損失による影響は、重大となる可能性があります。

(3)セールスフォース・ドットコムの非GAAPベースの税引当には、現時点入手可能な情報を反映した22.0%の長期予測税率を使用しており、変更される可能性があります。

非GAAPベースの財務指標に関する詳細は、以下の業績の認識および関連する説明をご覧下さい。


セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。
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