辰野町とAirbnb Japanとのパートナーシップによる「たつの宿泊施設開業補助金」の採択団体・3社が決定!新規Airbnbホストコミュニティの充実で「関係人口」を推進
[21/11/30]
提供元:PRTIMES
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〜「たつのWORKTRIP補助金(*)」採択団体の4社も決定、Z世代企業が新しい価値を創出〜
辰野町と世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)の日本法人は今年9月、「辰野町への移住定住や企業誘致の促進、ならびに関係人口の創出を推進」を目的としたパートナーシップを締結しています。パートナーシップの主な目的である「辰野町への移住定住や企業誘致の促進、ならびに関係人口の創出を推進」のため、今月19日に辰野町は以下の補助金の採択団体を発表しましたのでお知らせいたします。今回の採択団体発表により、今後両者は、辰野町への関係人口創出、移住定住促進や企業誘致に関するプロジェクトをさらに推進していきます。
*辰野町が実施主体となり、審査、採択及び交付を行う補助金となります。Airbnb Japan株式会社が交付等を実施するものではありません。
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「Airbnbの宿をオープン!たつの宿泊施設開業支援金」採択団体:3社
MoonBase 株式会社(代表者:小菅 勇太郎氏)
事業者名:二拠点シェアハウス川島(仮)
Airbnb登録予定日:2021年12月1日/所在地:長野県上伊那郡辰野町横川
事業計画:二拠点生活者(関係人口)のための、会員制古民家シェアハウスを運営(副拠点前提)。4部屋で 10名程度の共創オーナーを募集予定で、月額 2 万円程度に加えて宿泊日数に応じた共益費で、泊まり放題のスタイルを想定。地域コミュニティに入り込んでいる家守が、会員と地域の間を仲介し、全てのメンバーが地域コミュニティに馴染み、地域共創にも取り組むことのできる環境をつくる。
O to &(代表者:金井 一記氏)
事業者名(屋号):一屋(はじまりや)
Airbnb登録予定日:2021年12月1日/所在地:長野県上伊那郡辰野町横川
事業計画:自然豊かな横川渓谷に位置する、建築からおよそ150年の古民家を改築しAirbnbのリスティングとして利用する。「共に暮らし、創造する」を事業理念とし、日本だけでなく世界中から集まった方たちと対話し、創造的な交流をすることをビジョンとして開業する。人と人との繋がりを大切にした、文化的な場にしていきたい。
間(あわい)(代表者:北埜 航太氏)
事業者名(屋号):古民家シェア&ゲストハウスおいと間
Airbnb登録予定日:2022年2月25日/所在地:長野県上伊那郡辰野町小野
事業計画:「古民家シェア&ゲストハウスおいと間」は、1stay, 1 releaseをコンセプトに、何かを手放して、自分の中にある大切なものに目を向ける、リトリート(本来の自分にかえる)ハウスです。自然豊かな里山の中、旧中山道のほとりにあるおいと間には、昔ながらの縁側や、作品を展示できるアートギャラリー、陶芸ができる陶芸ハウス、未活用の立派な蔵など、みんながしたいように自由に表現できる、様々な余白に溢れています。たとえば、時計を手放して、思う存分読んでみたかった本を読み、観たかった映画を観て、気の合う友人としたい会話をする。固定概念を捨て、無性にやってみたかったデッサンに挑戦してみる。仕事や現実的な思考を捨てて、5年先の理想の生き方について自由に妄想をふくらませてみる。自分を好きにさせてあげる時間が、自分を本当に好きな場所に連れていってくれる。そうやって、自分の人生を少しずつ自分自身に取り戻していく。みんなで、いつもの日常を「おいとま」しませんか?
上記3社は、辰野町から交付申請額30万円をそれぞれ受領し開業のための宿泊施設準備に活用、より充実したリスティング運営にあてます。先に行われた、辰野町長も参加した「エアビー交流会」(11月19日、辰野町内で開催)で、「Airbnbの宿をオープン!たつの宿泊施設開業支援金」採択団体3社の代表者は、次のように述べています。
小菅 勇太郎氏(MoonBase 株式会社 代表者)
自分がこれまで父親の仕事の関係上、転勤族の家族として国内外を転々として育ってきました。自分自身、故郷というものに対する強い憧れを持っており、地域・まちづくりに大きな興味を持っています。Airbnbのホストになって魅力的なリスティングを運営することで、辰野町を訪れるゲストの皆さんに、選択肢としての二拠点生活を提案していきたいと思っています。
金井 一記氏(O to & 代表者)
3年前から、辰野町で古着屋をしています。数年前に辰野町に引っ越ししてきて、ここを拠点に古着や音楽を通じて、本当に多くの人との交流があります。これから新たにAirbnbで宿泊施設を開業するにあたり、音楽をやる人と聞く人のツーウェイだけではなく、訪れるさらにたくさんの人たちと、共創で新しいものを作っていきたいと考えています。
北埜 航太氏(間・あわい 代表者)
数年前に、辰野町に地域おこし協力隊として訪れて以来、この街に魅了され続けてきました。今回、Airbnbのリスティングとして、古民家シェア&ゲストハウスとして「おいと間」を開業するまで、あっという間の出来事でした。今年前半に不幸にも辰野町の自分の家が火災にあってしまい、家財のほとんどがなくなってしまいましたが、そこで気づいたのは辰野町の仲間や家族同様にみんなとの思い出や記憶はしっかりと残っていたことでした。改めてコロナ禍で気づく「今私たちは、ゆっくりを手に入れている」ということ。リスティングの「おいと間」で大切にしたいことは、「何かを手放す」「すでにある大切なものに目を向ける」「それを育む」ことで、いつもの日常を「おいとま」しよう、をゲストにも提供していきたいと思います。
このほか、辰野町ではAirbnb Japanと合意した協業事業の一環として「たつのWORKTRIP補助金」採択団体の4社も発表になりました。「たつのWORKTRIP補助金」として各社30万円を各社に付与され、辰野町内のAirbnbリスティングでの宿泊代や、町内コワーキング利用料、二次交通費(レンタカー、レンタサイクル及び公共交通機関等)に充当しながら、地域の人たちと交流しながら多拠点生活・仕事を実施していきます。
株式会社dot(代表者名:冨田 侑希氏):「食の未来を考えるZ!もぐもぐファームラボを事業として「たつのWORKTRIP補助金」を活用、ソーシャルネイティブなZ世代メンバーが、商品開発やサービス企画など若者視点を活かしたイノベーションアイディアを創発していきます。
株式会社ファーストアイデアジャパン(代表者名:内山 敏琪氏):現役クリエイターメンバーを中心に、辰野町生活を体験、地域の人たちとの交流を通じて、町の魅力を深掘りし、アート・芸術文化の発信源に繋がるヒットを見つけ出します。2022年「辰野町 PIKKARIアートプロジェクト」のための視察、今後町内に本格的な新拠点設置を検討。
みなものふたり(代表者名:神原 沙耶氏):カップル・夫婦の「対話」支援事業を展開する同社は、ファシリテーター2人がZOOMを通してユーザーのお二人と繋がり、夫婦ですれ違ってしまう話について、問いかけとグラフィックレコーディングによってファシリテーションを行う。辰野町では、二拠点居住夫婦を当事者として疑似体験しどんなサポートが必要か仮説設定し、メンバー全員で辰野町を訪れ、モニター対象者にセッションを継続実施する予定。
地域活性化コミュニティ Rural Labo(代表者名:小菅 勇太郎氏):「Rural Labo 共創人口創出プロジェクト in 信州辰野町」をスタート、「地域活性化に携わっている人と、これから関わりたい若者の全方向の交流」、「全国の地域活性化に関する情報交換・学び」、「現地における実践を通した地域の活性化と、共創人口・人材の創出」を目的に、地域活性化コミュニティを運営。辰野町では、古民家再生をはじめとした、地域活性化の活動に全国の地域活性化に関心のある若者を巻き込み、オンラインとオフラインを併用しながら地域の方々と協力して、ともに地域づくりに取り組む。
去る11月19日に行われた辰野町での「エアビー交流会」では、辰野町の助成事業に採択された各団体の代表と社員が集まり、すでに町内で活躍するホストや県・町議会などの行政関係者など総勢50名ほどの参加者の活発なディスカッションが行われました。採択企業各社のプレゼンテーションを受け、ワークショップではこれから辰野町で活動を行う人たちを「たつなー」と呼び、オープンイノベーションを起こすためのアイディアを出し合い、多拠点活動を行う企業とAirbnbのホストと宿泊施設を起点に新しい共創が生まれることになりそうです。
新型コロナウイルスの蔓延以来、仕事・ライフスタイルの見直しが進み、移住や多拠点・二拠点生活を考える人たちが増えてきました。近年では長野県、とりわけ辰野町では、若年層を中心に、新規に居を構えて地域コミュニティに重要な役割を担う多様な人材が地域づくりに貢献、今では企業移転先としても人気を博しています。
世界的にもAirbnbの利用者では、コロナ禍で顕著になった多拠点・二拠点生活へのニーズの高まりやテクノロジーの進化によってより活発になった「どこでも暮らせる・仕事ができる」意識の変化(ワーケーション利用等)が進み、当社を利用した滞在の20%(注)は1か月以上の滞在となり創業以来最も長期滞在の比率が高くなっています。
(注1)2021年9月20-26日、Clearpath Strategies社調べ。豪州、フランス、メキシコ、イギリス及び米国で7,500人の成人を対象。許容誤差 +/-1.13.
一方で、宿泊施設を運営する多くのホストが活躍する日本国内でも、新たなホストが数多く誕生しています。新型コロナウイルス感染拡大時期(2020年3月12日〜今年9月30日)に新たにAirbnbのホストとして活動を始めた方々の収入の合計が、約2,580万米ドル(約29.3億円)となり、この期間平均一人あたり約9,400米ドル(約107万円)以上の収入を得ています。当社は今月初旬に、全サービス機能50件以上のイノベーションとアップグレードを発表、今後の世界的な旅行需要の変化に今後も対応していきます。
<辰野町について>
辰野町は、蛍舞う豊かな自然環境、まちから里山が近いコンパクト感、ヒトコトモノのネットワーク、空き家等の豊かな余白などの資源があります。そういった辰野町の魅力に惹かれ、様々なジャンルの能動的に面白いことをやりたいプレーヤーが集まってきています。今後も引き続き関係人口を増やすとともに、共に地域を創る共創人口を増やすことが、地域の持続可能な手段だと考えており、関係人口・共創人口増加を推進してまいります。
<Airbnb (エアビーアンドビー)について>
Airbnbは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年にはじまりました。それ以来、ホストの数は400万人に増え、220以上の国と地域で9億回以上ゲストをお迎えしています。Airbnbでの旅行は、地域コミュニティとともに観光によるさらなる経済効果を生み出しています。Airbnbにより、これまで数十億ドルに及ぶホスティング収入が創出されました。Airbnbホストの90%はご自身の住まいを掲載している個人であり、その半数以上が女性です。また、ホスティング以外にも仕事をしているホストの5人に1人が教師または医療従事者です。2019年、Airbnbはわずか30の地域で30万件の雇用を直接支援しました。ゲストを1,000回お迎えするごとに平均で9件の雇用を生み出したという計算になります。Airbnbでの旅行は、世界29,000の地域に34億ドル以上の税収をもたらしています。Airbnbは、自社で定めた上位200の地域(新型コロナウイルスの世界的大流行以前)の70%を含む地域において、1,000件以上の短期賃貸に関する規制枠組みの推進に携わってきました。2020年後半には、継続的な拡大と多様化を支援するため「シティポータル」を立ち上げました。これは、収税やデータ共有、地域の登録規則の遵守を自動的に一元管理できるツールを自治体に提供するものです。Airbnbは今後も、経済効果や地域活性化など地域コミュニティに還元する旅行を推進するためのイノベーションやツール開発に取り組み続け、世界中の政府や自治体と連携してまいります。
※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。
辰野町と世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)の日本法人は今年9月、「辰野町への移住定住や企業誘致の促進、ならびに関係人口の創出を推進」を目的としたパートナーシップを締結しています。パートナーシップの主な目的である「辰野町への移住定住や企業誘致の促進、ならびに関係人口の創出を推進」のため、今月19日に辰野町は以下の補助金の採択団体を発表しましたのでお知らせいたします。今回の採択団体発表により、今後両者は、辰野町への関係人口創出、移住定住促進や企業誘致に関するプロジェクトをさらに推進していきます。
*辰野町が実施主体となり、審査、採択及び交付を行う補助金となります。Airbnb Japan株式会社が交付等を実施するものではありません。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16248/87/resize/d16248-87-248823b9661ac4e1bb94-3.jpg ]
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「Airbnbの宿をオープン!たつの宿泊施設開業支援金」採択団体:3社
MoonBase 株式会社(代表者:小菅 勇太郎氏)
事業者名:二拠点シェアハウス川島(仮)
Airbnb登録予定日:2021年12月1日/所在地:長野県上伊那郡辰野町横川
事業計画:二拠点生活者(関係人口)のための、会員制古民家シェアハウスを運営(副拠点前提)。4部屋で 10名程度の共創オーナーを募集予定で、月額 2 万円程度に加えて宿泊日数に応じた共益費で、泊まり放題のスタイルを想定。地域コミュニティに入り込んでいる家守が、会員と地域の間を仲介し、全てのメンバーが地域コミュニティに馴染み、地域共創にも取り組むことのできる環境をつくる。
O to &(代表者:金井 一記氏)
事業者名(屋号):一屋(はじまりや)
Airbnb登録予定日:2021年12月1日/所在地:長野県上伊那郡辰野町横川
事業計画:自然豊かな横川渓谷に位置する、建築からおよそ150年の古民家を改築しAirbnbのリスティングとして利用する。「共に暮らし、創造する」を事業理念とし、日本だけでなく世界中から集まった方たちと対話し、創造的な交流をすることをビジョンとして開業する。人と人との繋がりを大切にした、文化的な場にしていきたい。
間(あわい)(代表者:北埜 航太氏)
事業者名(屋号):古民家シェア&ゲストハウスおいと間
Airbnb登録予定日:2022年2月25日/所在地:長野県上伊那郡辰野町小野
事業計画:「古民家シェア&ゲストハウスおいと間」は、1stay, 1 releaseをコンセプトに、何かを手放して、自分の中にある大切なものに目を向ける、リトリート(本来の自分にかえる)ハウスです。自然豊かな里山の中、旧中山道のほとりにあるおいと間には、昔ながらの縁側や、作品を展示できるアートギャラリー、陶芸ができる陶芸ハウス、未活用の立派な蔵など、みんながしたいように自由に表現できる、様々な余白に溢れています。たとえば、時計を手放して、思う存分読んでみたかった本を読み、観たかった映画を観て、気の合う友人としたい会話をする。固定概念を捨て、無性にやってみたかったデッサンに挑戦してみる。仕事や現実的な思考を捨てて、5年先の理想の生き方について自由に妄想をふくらませてみる。自分を好きにさせてあげる時間が、自分を本当に好きな場所に連れていってくれる。そうやって、自分の人生を少しずつ自分自身に取り戻していく。みんなで、いつもの日常を「おいとま」しませんか?
上記3社は、辰野町から交付申請額30万円をそれぞれ受領し開業のための宿泊施設準備に活用、より充実したリスティング運営にあてます。先に行われた、辰野町長も参加した「エアビー交流会」(11月19日、辰野町内で開催)で、「Airbnbの宿をオープン!たつの宿泊施設開業支援金」採択団体3社の代表者は、次のように述べています。
小菅 勇太郎氏(MoonBase 株式会社 代表者)
自分がこれまで父親の仕事の関係上、転勤族の家族として国内外を転々として育ってきました。自分自身、故郷というものに対する強い憧れを持っており、地域・まちづくりに大きな興味を持っています。Airbnbのホストになって魅力的なリスティングを運営することで、辰野町を訪れるゲストの皆さんに、選択肢としての二拠点生活を提案していきたいと思っています。
金井 一記氏(O to & 代表者)
3年前から、辰野町で古着屋をしています。数年前に辰野町に引っ越ししてきて、ここを拠点に古着や音楽を通じて、本当に多くの人との交流があります。これから新たにAirbnbで宿泊施設を開業するにあたり、音楽をやる人と聞く人のツーウェイだけではなく、訪れるさらにたくさんの人たちと、共創で新しいものを作っていきたいと考えています。
北埜 航太氏(間・あわい 代表者)
数年前に、辰野町に地域おこし協力隊として訪れて以来、この街に魅了され続けてきました。今回、Airbnbのリスティングとして、古民家シェア&ゲストハウスとして「おいと間」を開業するまで、あっという間の出来事でした。今年前半に不幸にも辰野町の自分の家が火災にあってしまい、家財のほとんどがなくなってしまいましたが、そこで気づいたのは辰野町の仲間や家族同様にみんなとの思い出や記憶はしっかりと残っていたことでした。改めてコロナ禍で気づく「今私たちは、ゆっくりを手に入れている」ということ。リスティングの「おいと間」で大切にしたいことは、「何かを手放す」「すでにある大切なものに目を向ける」「それを育む」ことで、いつもの日常を「おいとま」しよう、をゲストにも提供していきたいと思います。
このほか、辰野町ではAirbnb Japanと合意した協業事業の一環として「たつのWORKTRIP補助金」採択団体の4社も発表になりました。「たつのWORKTRIP補助金」として各社30万円を各社に付与され、辰野町内のAirbnbリスティングでの宿泊代や、町内コワーキング利用料、二次交通費(レンタカー、レンタサイクル及び公共交通機関等)に充当しながら、地域の人たちと交流しながら多拠点生活・仕事を実施していきます。
株式会社dot(代表者名:冨田 侑希氏):「食の未来を考えるZ!もぐもぐファームラボを事業として「たつのWORKTRIP補助金」を活用、ソーシャルネイティブなZ世代メンバーが、商品開発やサービス企画など若者視点を活かしたイノベーションアイディアを創発していきます。
株式会社ファーストアイデアジャパン(代表者名:内山 敏琪氏):現役クリエイターメンバーを中心に、辰野町生活を体験、地域の人たちとの交流を通じて、町の魅力を深掘りし、アート・芸術文化の発信源に繋がるヒットを見つけ出します。2022年「辰野町 PIKKARIアートプロジェクト」のための視察、今後町内に本格的な新拠点設置を検討。
みなものふたり(代表者名:神原 沙耶氏):カップル・夫婦の「対話」支援事業を展開する同社は、ファシリテーター2人がZOOMを通してユーザーのお二人と繋がり、夫婦ですれ違ってしまう話について、問いかけとグラフィックレコーディングによってファシリテーションを行う。辰野町では、二拠点居住夫婦を当事者として疑似体験しどんなサポートが必要か仮説設定し、メンバー全員で辰野町を訪れ、モニター対象者にセッションを継続実施する予定。
地域活性化コミュニティ Rural Labo(代表者名:小菅 勇太郎氏):「Rural Labo 共創人口創出プロジェクト in 信州辰野町」をスタート、「地域活性化に携わっている人と、これから関わりたい若者の全方向の交流」、「全国の地域活性化に関する情報交換・学び」、「現地における実践を通した地域の活性化と、共創人口・人材の創出」を目的に、地域活性化コミュニティを運営。辰野町では、古民家再生をはじめとした、地域活性化の活動に全国の地域活性化に関心のある若者を巻き込み、オンラインとオフラインを併用しながら地域の方々と協力して、ともに地域づくりに取り組む。
去る11月19日に行われた辰野町での「エアビー交流会」では、辰野町の助成事業に採択された各団体の代表と社員が集まり、すでに町内で活躍するホストや県・町議会などの行政関係者など総勢50名ほどの参加者の活発なディスカッションが行われました。採択企業各社のプレゼンテーションを受け、ワークショップではこれから辰野町で活動を行う人たちを「たつなー」と呼び、オープンイノベーションを起こすためのアイディアを出し合い、多拠点活動を行う企業とAirbnbのホストと宿泊施設を起点に新しい共創が生まれることになりそうです。
新型コロナウイルスの蔓延以来、仕事・ライフスタイルの見直しが進み、移住や多拠点・二拠点生活を考える人たちが増えてきました。近年では長野県、とりわけ辰野町では、若年層を中心に、新規に居を構えて地域コミュニティに重要な役割を担う多様な人材が地域づくりに貢献、今では企業移転先としても人気を博しています。
世界的にもAirbnbの利用者では、コロナ禍で顕著になった多拠点・二拠点生活へのニーズの高まりやテクノロジーの進化によってより活発になった「どこでも暮らせる・仕事ができる」意識の変化(ワーケーション利用等)が進み、当社を利用した滞在の20%(注)は1か月以上の滞在となり創業以来最も長期滞在の比率が高くなっています。
(注1)2021年9月20-26日、Clearpath Strategies社調べ。豪州、フランス、メキシコ、イギリス及び米国で7,500人の成人を対象。許容誤差 +/-1.13.
一方で、宿泊施設を運営する多くのホストが活躍する日本国内でも、新たなホストが数多く誕生しています。新型コロナウイルス感染拡大時期(2020年3月12日〜今年9月30日)に新たにAirbnbのホストとして活動を始めた方々の収入の合計が、約2,580万米ドル(約29.3億円)となり、この期間平均一人あたり約9,400米ドル(約107万円)以上の収入を得ています。当社は今月初旬に、全サービス機能50件以上のイノベーションとアップグレードを発表、今後の世界的な旅行需要の変化に今後も対応していきます。
<辰野町について>
辰野町は、蛍舞う豊かな自然環境、まちから里山が近いコンパクト感、ヒトコトモノのネットワーク、空き家等の豊かな余白などの資源があります。そういった辰野町の魅力に惹かれ、様々なジャンルの能動的に面白いことをやりたいプレーヤーが集まってきています。今後も引き続き関係人口を増やすとともに、共に地域を創る共創人口を増やすことが、地域の持続可能な手段だと考えており、関係人口・共創人口増加を推進してまいります。
<Airbnb (エアビーアンドビー)について>
Airbnbは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年にはじまりました。それ以来、ホストの数は400万人に増え、220以上の国と地域で9億回以上ゲストをお迎えしています。Airbnbでの旅行は、地域コミュニティとともに観光によるさらなる経済効果を生み出しています。Airbnbにより、これまで数十億ドルに及ぶホスティング収入が創出されました。Airbnbホストの90%はご自身の住まいを掲載している個人であり、その半数以上が女性です。また、ホスティング以外にも仕事をしているホストの5人に1人が教師または医療従事者です。2019年、Airbnbはわずか30の地域で30万件の雇用を直接支援しました。ゲストを1,000回お迎えするごとに平均で9件の雇用を生み出したという計算になります。Airbnbでの旅行は、世界29,000の地域に34億ドル以上の税収をもたらしています。Airbnbは、自社で定めた上位200の地域(新型コロナウイルスの世界的大流行以前)の70%を含む地域において、1,000件以上の短期賃貸に関する規制枠組みの推進に携わってきました。2020年後半には、継続的な拡大と多様化を支援するため「シティポータル」を立ち上げました。これは、収税やデータ共有、地域の登録規則の遵守を自動的に一元管理できるツールを自治体に提供するものです。Airbnbは今後も、経済効果や地域活性化など地域コミュニティに還元する旅行を推進するためのイノベーションやツール開発に取り組み続け、世界中の政府や自治体と連携してまいります。
※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。