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ダッソー・システムズ、新時代を目指して飛行を続ける、「ソーラー・インパルス2」の設計に活用
[15/04/27]
提供元：PRTIMES
提供元：PRTIMES
ダッソー・システムズ特設ページで、格納庫やビデオを公開中
太陽エネルギーだけを動力とするソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2」は、今年3月9日 (現地時間)、世界一周飛行を目指して、アラブ首長国連邦 (略称: UAE) の首都アブダビを離陸しました。最初の目的地であるオマーンの首都マスカット、インド、ミャンマー、中国、米国、南欧 (あるいは北アフリカ) を経由して、5月中旬にアブダビに帰還する計画です。
[画像: http://prtimes.jp/i/6067/94/resize/d6067-94-278411-0.jpg ]
4月27日現在、「ソーラー・インパルス2」は全12フライト行程のうち半分にあたる第6行程までを成功させており、現在、中国・南京に寄航中です。第7行程では南京からハワイまで8,172kmの距離を120時間（昼夜連続で丸5日間相当）かけて横断する予定です。
ダッソー・システムズはソーラー・インパルス社の技術パートナーです。「ソーラー・インパルス2」の設計、構築および検証には、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームが活用されています。
本件の詳細については、ダッソー・システムズの特設ページをご覧ください。ページ内では各種ビデオの視聴のほか、ソーラー・インパルス２の格納庫を365度のビューで体験できます。
http://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense/solar-impulse/（日本語）
ソーラー・インパルス2は、次回予定されている第7行程において、太平洋上を横断するため、連続120時間の無燃料飛行を完遂する必要があります。これは前人未到の挑戦です。ソーラー・インパルス社では、ダッソー・システムズの3Dプロトタイピング、解析、シミュレーション、コラボレーション・プログラムのガバナンス・アプリケーションを使用し、寸法、重量、与圧状態など、途切れのない作動に不可欠な技術構成のバランスを取り、高度に複雑な構造を作り上げました。このデジタル技術によって、ソーラー・インパルス社は実際の飛行前に、仮想環境下でソーラー飛行機を開発・その飛行動作を解析することができました。
ソーラー飛行機の翼幅はボーイング747-8Iの主翼の翼幅よりも広く、72mに及んでいます。また、機体の軽量化を極限まで追求しながらも、時速約90kmの巡航速度に必要な揚力を得るため、主な素材としてカーボン繊維のコンポジット素材が採用されています。重量は2,300kgで、17,248基の太陽電池を搭載し、昼夜の飛行を可能にしています。わずか3.8m3の一人用コックピットスペースは、最大で5〜6昼夜連続で使用されるものですが、-40℃〜40℃の温度範囲や非与圧状態に対応するとともに、物資用のスペースも確保する必要があるなど、同機ならではの特殊な要件を満たすよう設計されました。同機の初フライトは、アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビからオマーンのマスカットまでの飛行でしたが、最適化されたコックピット構成により、パイロットは12時間同じポジションを保つことができました。
数字で見る「ソーラー・インパルス2」
・ 機体重量: 2~3トン
・ 4個のバッテリーの能力: 1個当たり260Wh/kg
・ 太陽電池の厚さ: 135ミクロン (1ミクロンは1000分の1ミリ)
・ ソーラーパネルの合計数: 17,248基
・ コックピットの広さ: 3.8立方メートル
これまでの発着地および今後の発着予定地 (到着日)
・ UAE・アブダビ (現地時間3月9日出発)
・ オマーン・マスカット (3月9日)
・ インド・アフマダーバード (3月10日)
・ インド・ワーラーナシー (3月1８日)
・ ミャンマー・マンダレー (3月1９日)
・ 中国・重慶 (3月30日)
・ 中国・南京 (４月21日)
・ 米国ハワイ
・ 米国フェニックス
・ 米国中部
・ 米国ニューヨーク
・ 南欧 (あるいは北アフリカ)
・ UAE・アブダビに帰還
ソーラー・インパルス・チームの公式ホームページはhttp://www.solarimpulse.com/（英語）です。
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com （英語）、www.3ds.com/ja （日本語）をご参照ください。
3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。
太陽エネルギーだけを動力とするソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2」は、今年3月9日 (現地時間)、世界一周飛行を目指して、アラブ首長国連邦 (略称: UAE) の首都アブダビを離陸しました。最初の目的地であるオマーンの首都マスカット、インド、ミャンマー、中国、米国、南欧 (あるいは北アフリカ) を経由して、5月中旬にアブダビに帰還する計画です。
[画像: http://prtimes.jp/i/6067/94/resize/d6067-94-278411-0.jpg ]
4月27日現在、「ソーラー・インパルス2」は全12フライト行程のうち半分にあたる第6行程までを成功させており、現在、中国・南京に寄航中です。第7行程では南京からハワイまで8,172kmの距離を120時間（昼夜連続で丸5日間相当）かけて横断する予定です。
ダッソー・システムズはソーラー・インパルス社の技術パートナーです。「ソーラー・インパルス2」の設計、構築および検証には、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームが活用されています。
本件の詳細については、ダッソー・システムズの特設ページをご覧ください。ページ内では各種ビデオの視聴のほか、ソーラー・インパルス２の格納庫を365度のビューで体験できます。
http://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense/solar-impulse/（日本語）
ソーラー・インパルス2は、次回予定されている第7行程において、太平洋上を横断するため、連続120時間の無燃料飛行を完遂する必要があります。これは前人未到の挑戦です。ソーラー・インパルス社では、ダッソー・システムズの3Dプロトタイピング、解析、シミュレーション、コラボレーション・プログラムのガバナンス・アプリケーションを使用し、寸法、重量、与圧状態など、途切れのない作動に不可欠な技術構成のバランスを取り、高度に複雑な構造を作り上げました。このデジタル技術によって、ソーラー・インパルス社は実際の飛行前に、仮想環境下でソーラー飛行機を開発・その飛行動作を解析することができました。
ソーラー飛行機の翼幅はボーイング747-8Iの主翼の翼幅よりも広く、72mに及んでいます。また、機体の軽量化を極限まで追求しながらも、時速約90kmの巡航速度に必要な揚力を得るため、主な素材としてカーボン繊維のコンポジット素材が採用されています。重量は2,300kgで、17,248基の太陽電池を搭載し、昼夜の飛行を可能にしています。わずか3.8m3の一人用コックピットスペースは、最大で5〜6昼夜連続で使用されるものですが、-40℃〜40℃の温度範囲や非与圧状態に対応するとともに、物資用のスペースも確保する必要があるなど、同機ならではの特殊な要件を満たすよう設計されました。同機の初フライトは、アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビからオマーンのマスカットまでの飛行でしたが、最適化されたコックピット構成により、パイロットは12時間同じポジションを保つことができました。
数字で見る「ソーラー・インパルス2」
・ 機体重量: 2~3トン
・ 4個のバッテリーの能力: 1個当たり260Wh/kg
・ 太陽電池の厚さ: 135ミクロン (1ミクロンは1000分の1ミリ)
・ ソーラーパネルの合計数: 17,248基
・ コックピットの広さ: 3.8立方メートル
これまでの発着地および今後の発着予定地 (到着日)
・ UAE・アブダビ (現地時間3月9日出発)
・ オマーン・マスカット (3月9日)
・ インド・アフマダーバード (3月10日)
・ インド・ワーラーナシー (3月1８日)
・ ミャンマー・マンダレー (3月1９日)
・ 中国・重慶 (3月30日)
・ 中国・南京 (４月21日)
・ 米国ハワイ
・ 米国フェニックス
・ 米国中部
・ 米国ニューヨーク
・ 南欧 (あるいは北アフリカ)
・ UAE・アブダビに帰還
ソーラー・インパルス・チームの公式ホームページはhttp://www.solarimpulse.com/（英語）です。
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com （英語）、www.3ds.com/ja （日本語）をご参照ください。
3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。
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