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「寿命」に関する実態調査

「80代」で寿命を迎えたいと考えている人が最多。 男女ともに半数が、「配偶者と同じタイミングで寿命を迎える」ことを望んでいる!

「何歳まで生きたいか」という話を、友人や家族としたことはないだろうか。日本人の平均寿命は今や、男性が80.5歳、女性が86.8歳。25年前と比べると5歳前後、50年前と比べると13歳前後上昇している。そんな現代の日本人は、自分の寿命についてどう考えているのだろうか。




今回、「口コミ」と「評判」で探す医師・病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20〜59歳の男女863名を対象に、「『寿命』に関するアンケート調査」を行った。はじめに「あなたは、何歳まで生きたいと思いますか?」と聞いた。結果、「50代以下」と回答した人が7.8%、「60代」が8.5%、「70代」が18.8%、「80代」が26.3%、「90代」が6.8%、「100歳以上」が6.1%、「考えていない」が25.7%だった。「80代」で寿命を迎えたいと考えている人が最も多いことが分かった。次に、「配偶者やパートナーよりも長生きしたいと思いますか?」という質問をした。結果、「配偶者より長生きしたい」という人が22.0%、「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」が48.2%、「配偶者より早く寿命を迎えたい」が29.8%だった。最後に「寿命を迎えるまでに必ずしたいことを3つ挙げるとしたら何ですか?」という質問をした。結果、全年代を通して「旅行」が最も多かった。次いで、20代では「結婚」、「出産」、「孫を見る」、30代では「出産」、「孫を見る」、「子どもの自立を見届ける」、40代では「子どもの自立を見届ける」、「安定した日々を送る」、「身辺整理」、50代では「身辺整理」、「子どもの自立を見届ける」、「孫を見る・孫の自立を見届ける」と続いた。

「80代」で寿命を迎えたいと考えている人が最多。

[画像1: http://prtimes.jp/i/14097/95/resize/d14097-95-363501-1.jpg ]

はじめに「あなたは、何歳まで生きたいと思いますか?」と聞いた。結果、「50代以下」と回答した人が7.8%、「60代」が8.5%、「70代」が18.8%、「80代」が26.3%、「90代」が6.8%、「100歳以上」が6.1%、「考えていない」が25.7%だった。「80代」で寿命を迎えたいと考えている人が最も多いことが分かった。年代別に見ると、「80代」と回答した人は20代が16.7%、30代が27.1%、40代が24.1%、50代が37.2%で、すべての年齢で「80代」と回答した人が最も多い結果となった。
それぞれ理由を聞いたところ、「80代」と回答した人では「平均寿命だから」という声が最も多かった。具体的には「平均寿命くらい生きれば十分だから」(39歳/男性)や「平均寿命よりやや長生きしたいと思うから」(26歳/男性)などが挙がった。次いで「健康でいられる限界だと思うから」という理由が多く、例えば「このくらいの年齢までだったら1人で生活できる自信があるから」(59歳/女性)や「健康で足腰がしっかりしていれば、まだ好きな所へ旅行ができるから」(28歳/男性)などの声が聞かれた。他には「孫の成長を楽しく見守りたいから」(58歳/男性)や「両親がこの年でまだ元気だから」(54歳/女性)などが挙がった。
「70代」の理由では「自立していられる年齢だと思うから」が最も多く、具体的には「自分で自分のことができる年齢の限界のように思うから」(58歳/女性)や「健康で迷惑をかけず生きられる年代だと思うから」(44歳/女性)などが挙がった。次いで「年金関係」の理由が多く、例えば「個人年金が終わるので生活しづらくなるから」(42歳/女性)や「せっかくなので年金を10年くらいもらいたいから」(55歳/女性)などの声が聞かれた。他には「子どもの負担になりたくないから」(51歳/女性)や「子どもが成人した後だから」(44歳/男性)などの理由が挙がった。また、「50代以下」や「60代」の理由では「あまり長く生きていても衰えていく自分を見たくないから」(28歳/女性)や「金銭面と健康に不安があるから」(36歳/男性)などの声が多く挙がった。

男女ともに半数が、「配偶者と同じタイミングで寿命を迎える」ことを望んでいる!
[画像2: http://prtimes.jp/i/14097/95/resize/d14097-95-329271-2.jpg ]

次に、「配偶者やパートナーよりも長生きしたいと思いますか?」という質問をした。結果、「配偶者より長生きしたい」という人が22.0%、「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」が48.2%、「配偶者より早く寿命を迎えたい」が29.8%だった。男女別に見ると、男性の場合「配偶者より長生きしたい」という人が14.4%、「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」が48.3%、「配偶者より早く寿命を迎えたい」が37.3%。女性は「配偶者より長生きしたい」という人が28.1%、「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」が48.2%、「配偶者より早く寿命を迎えたい」が23.7%だった。男性は「配偶者より早く寿命を迎えたい」人の方が、女性は「配偶者より長生きしたい」人の方が多いことが分かった。男性は「妻がいないと生活に困る」という人が多く、女性は「旦那がいない生活も楽しみたい」という人が多いのだろうか。
「配偶者より長生きしたい」と回答した人にその理由を聞いたところ、「看取りたいから」という声が最も多く挙がった。具体的には「子どももいないので、せめてもの感謝の気持ちを込めて看取ってあげたい」(44歳/女性)や「最後の後始末をしたいから」(48歳/男性)などが挙がった。次いで「1人の時間を楽しみたい」という理由が多く、例えば「自分のための自由な時間を謳歌したいから」(43歳/女性)や「新しい人生を生きてみたい」(32歳/女性)などの声が挙がった。他には「配偶者を1人にはできないから」という声も多く、具体的には「1人残されたら配偶者は生活できないと思うから」(52歳/女性)や「子どもがいないため、1人残しては死ねない」(44歳/男性)などが聞かれた。
「配偶者と同じタイミングで寿命を迎えたい」の理由では「1人は寂しいから」が最も多く、例えば「配偶者に先立たれて、その先生きていける気がしないから」(28歳/男性)や「老齢期の一人暮らしは寂しいから」(53歳/女性)などが挙がった。次いで「残すのも残されるのも辛いから」という声が多く、具体的には「同じくらいだとどちらも悲しみを長く感じなくて済むから」(50歳/女性)や「1人残されるのは寂しいと夫婦ともに思っているから」(32歳/女性)などが挙がった。他には「迷惑をかけなくて済むから」という理由が多く、例えば「残る家族に1番迷惑がかからないと思うから」(51歳/女性)や「どちらかが残ると子どもが困るので」(59歳/女性)などの声が挙がった。
「配偶者より早く寿命を迎えたい」という人の理由では、「見送るのは辛いから」という声が最も多く、具体的には「家族が死ぬのを見たくないから」(46歳/男性)や「配偶者の死を受け入れることができるかどうか不安だから」(51歳/女性)などが挙がった。次いで「1人は寂しいから」が多く挙がった。例えば「残される寂しさに耐えられないと思うから」(35歳/女性)や「孤独は怖いから」(39歳/男性)などの声が聞かれた。他には「1人では何もできないから」という理由も多く、「1人で生活は無理だと思うから先に寿命を迎えたい」(24歳/男性)や「残された後の生活が心配だから」(41歳/女性)などが具体的に挙がった。

寿命を迎えるまでに必ずしたいこと、最多は「旅行」!
最後に「寿命を迎えるまでに必ずしたいことを3つ挙げるとしたら何ですか?」という質問をした。結果、全年代を通して「旅行」が最も多かった。次いで、20代では「結婚」、「出産」、「孫を見る」、30代では「出産」、「孫を見る」、「子どもの自立を見届ける」、40代では「子どもの自立を見届ける」、「安定した日々を送る」、「身辺整理」、50代では「身辺整理」、「子どもの自立を見届ける」、「孫を見る・孫の自立を見届ける」と続いた。
それぞれ具体的な内容と、その理由を聞いた。「旅行」では「地中海クルーズ/古代ローマやイタリアの歴史が好きだから、年金をもらえるほどの年齢になった時にご褒美として」(32歳/女性)や「夫婦だけでの旅行/子どもが生まれてから行っていないから」(40歳/女性)、「昔出かけた所へ再訪問の旅行/思い出の場所を再訪問し過去の記憶を呼び戻し、当時の心境に戻りたいから」(57歳/男性)などが挙がった。
「結婚」では、「家族をつくる/誰かと人生をより充実させたいから」(31歳/女性)や「人生のパートナーに出会いたい/生まれてきた目的が分かると思うから」(45歳/女性)などの声が聞かれた。また、「出産」や「子どもの自立を見届ける」と回答した人からは「子どもを生む/妊娠、出産を1度は経験してみたいから」(32歳/女性)、「子どもの誕生日をハタチまで祝う/親の義務だと思うから」(33歳/女性)、「子どもが独立して、自分で生活できるように育てる/心配なく寿命を迎えたいから」(42歳/女性)など、「孫を見る」では「孫と楽しみたい/生き甲斐になり楽しい毎日になりそうだから」(24歳/男性)や「孫を抱きたい/息子が親になった時、手助けしたいから」(42歳/女性)、「孫の世話をする/自分の親が、私の子をかわいがってくれるから」(27歳/女性)などの声が挙がった。「安定した日々を送る」では「安定した生活を望む/のんびり余生を過ごしたいから」(42歳/男性)や「妻の安定した生活の確保/妻の笑顔が見たいから」(56歳/男性)、「健康でいたい/子どもに迷惑をかけたくないから」(58歳/女性)などが聞かれた。「身辺整理」と回答した人からは「老齢整理/残される子どもに負担をかけたくないから」(56歳/女性)や「身辺整理/死んでから恥をかきたくないから」(33歳/女性)などが挙げられた。
自分の残りの人生について考えると、多くの人が、残される配偶者や子ども・孫の顔を思い浮かべることが分かった。いつ寿命を迎えるかは誰も分からないが、理想の最期に向け今のうちから準備を進めていくのは有効だろう。


■調査概要
有効回答 20〜59歳の男女863名(学生は除く)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年12月11日(金)〜12月15日(火)

オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20151224-souken/
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