電子機器パラメータへの非接触アクセスを可能にする2種類のインタフェースを搭載したEEPROMを発表
[10/03/10]
提供元:PRTIMES
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RFIDと互換性がある新しいEEPROMは、
新機能の追加および性能の向上を実現
RFメモリおよびEEPROM の世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、製品寿命内であればサプライチェーンのどの段階に
おいても、非接触アクセスによる電子機器のプログラミングやアップデートが
実行できるEEPROMの新製品ファミリを発表しました。この新製品ファミリの最初の
製品であるM24LR64は、現在サンプル出荷中です。電子機器メーカー各社は、
この新製品により、パラメータの更新やソフトウェアの地域別設定ならびに
アクティベーションをプログラム用外部機器の接続やパッケージの開封を行わずに
実行できます。また、この先進的なメモリ・アクセス方式は、新機能の追加や
性能の向上と同時に、製造コストの低減、製品寿命管理や在庫管理の簡素化など、
市場要求の変化への迅速な対応を可能にします。
M24LR64は、多くのマイクロコントローラ(マイコン)やASICとの通信を行う
標準I2Cシリアル・インタフェースとRFIDリーダとのワイヤレス通信をサポート
するISO15693準拠の標準 RFインタフェース(無線周波数)を搭載したEEPROMです。
ISO15693は、RFリーダから電力を供給しデータを取得するパッシブ
RFID技術の規格です。RFインタフェース・モードにおいて、ボードからの電力を
必要としないM24LR64は、実装後の低消費電力化を可能にすると共に、非接触に
よる電子機器パラメータへの簡単で便利なアクセスを実現します。
STのメモリ事業部 ジェネラル・マネージャであるBenoit Rodriguesは、次の様に
コメントしています。「EEPROMの書込み / 読出しを無線および電気的な2種類の
方式で行う同製品の非常に革新的な機能は、高い付加価値を顧客に提供します。
そのため、非常に柔軟なサプライチェーン管理が可能になると共に、強力な機能や
高い性能を備えた新しいタイプの製品開発を加速させます。さらに、この新しい
EEPROMは従来のRFID周辺機器との互換性があり、電子機器メーカー各社に様々な
ソリューションや新たな技術を提供します。」
2種類の業界標準インタフェースを搭載したデュアル・インタフェースEEPROMの
新製品ラインは、電子機器としての動作とRFIDの世界を繋ぎ合わせます。
これにより、医療機器、産業機器、車載用電子機器といった分野で、資産管理、
データ収集、診断、または履歴確認を必要とする製品等、新たなタイプの製品を
実現します。コンピュータ周辺機器やコンスーマ製品では、M24LR64の複数の
機能を活用することにより、梱包済みの製品でも簡単にパラメータや地域別設定を
更新できます。また、コールド・チェーン検証のような追跡監視機能が必要な
RFIDシステムにおいても、M24LR64の高容量メモリが有効性を発揮します。
M24LR64のメモリ容量は64Kbitで、プログラム・コード、製品パラメータ、
シリアル番号、較正データ、イベント・ログ・データ等を保存することが可能です。
RFインタフェース(ISO15693準拠)は、携帯型機器、パッド・アンテナ、ゲート・
システム、トンネル・リーダなど、さまざまなRFリーダからアクセス可能です。
また、業界標準のI2Cインタフェース(400kHz、1.8〜5.5Vで動作)を介してホスト・
システムと通信できます。その他、柔軟性のある独自のパスワード保護機能
(32bit)も搭載しており、不正な改竄からアプリケーションを保護すると共に、
予期せぬメモリ・アクセスを防止します。
このデュアル・インタフェースEEPROMは、様々な機器形状において、基板上または
基板外のアンテナ・タイプで使用することができます。そのため、製品設計者は、
全体のサイズ、通信範囲、プリント基板の複雑さといった側面を最適化することが
できます。M24LR64は、TSSOP-8パッケージ、SO-8パッケージ、MLPパッケージ
(2 x 3mm)の各種パッケージで提供されます。単価は、1,000個購入時に
約0.90ドルです。現在、サンプル出荷中で、量産開始は2010年第2四半期を
予定しています。STは、2010年下半期に、このデュアル・インタフェースEEPROMファミリ
の新製品を追加発表する予定です。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2397s.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL:03-5783-8240 FAX:03-5783-8216
新機能の追加および性能の向上を実現
RFメモリおよびEEPROM の世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、製品寿命内であればサプライチェーンのどの段階に
おいても、非接触アクセスによる電子機器のプログラミングやアップデートが
実行できるEEPROMの新製品ファミリを発表しました。この新製品ファミリの最初の
製品であるM24LR64は、現在サンプル出荷中です。電子機器メーカー各社は、
この新製品により、パラメータの更新やソフトウェアの地域別設定ならびに
アクティベーションをプログラム用外部機器の接続やパッケージの開封を行わずに
実行できます。また、この先進的なメモリ・アクセス方式は、新機能の追加や
性能の向上と同時に、製造コストの低減、製品寿命管理や在庫管理の簡素化など、
市場要求の変化への迅速な対応を可能にします。
M24LR64は、多くのマイクロコントローラ(マイコン)やASICとの通信を行う
標準I2Cシリアル・インタフェースとRFIDリーダとのワイヤレス通信をサポート
するISO15693準拠の標準 RFインタフェース(無線周波数)を搭載したEEPROMです。
ISO15693は、RFリーダから電力を供給しデータを取得するパッシブ
RFID技術の規格です。RFインタフェース・モードにおいて、ボードからの電力を
必要としないM24LR64は、実装後の低消費電力化を可能にすると共に、非接触に
よる電子機器パラメータへの簡単で便利なアクセスを実現します。
STのメモリ事業部 ジェネラル・マネージャであるBenoit Rodriguesは、次の様に
コメントしています。「EEPROMの書込み / 読出しを無線および電気的な2種類の
方式で行う同製品の非常に革新的な機能は、高い付加価値を顧客に提供します。
そのため、非常に柔軟なサプライチェーン管理が可能になると共に、強力な機能や
高い性能を備えた新しいタイプの製品開発を加速させます。さらに、この新しい
EEPROMは従来のRFID周辺機器との互換性があり、電子機器メーカー各社に様々な
ソリューションや新たな技術を提供します。」
2種類の業界標準インタフェースを搭載したデュアル・インタフェースEEPROMの
新製品ラインは、電子機器としての動作とRFIDの世界を繋ぎ合わせます。
これにより、医療機器、産業機器、車載用電子機器といった分野で、資産管理、
データ収集、診断、または履歴確認を必要とする製品等、新たなタイプの製品を
実現します。コンピュータ周辺機器やコンスーマ製品では、M24LR64の複数の
機能を活用することにより、梱包済みの製品でも簡単にパラメータや地域別設定を
更新できます。また、コールド・チェーン検証のような追跡監視機能が必要な
RFIDシステムにおいても、M24LR64の高容量メモリが有効性を発揮します。
M24LR64のメモリ容量は64Kbitで、プログラム・コード、製品パラメータ、
シリアル番号、較正データ、イベント・ログ・データ等を保存することが可能です。
RFインタフェース(ISO15693準拠)は、携帯型機器、パッド・アンテナ、ゲート・
システム、トンネル・リーダなど、さまざまなRFリーダからアクセス可能です。
また、業界標準のI2Cインタフェース(400kHz、1.8〜5.5Vで動作)を介してホスト・
システムと通信できます。その他、柔軟性のある独自のパスワード保護機能
(32bit)も搭載しており、不正な改竄からアプリケーションを保護すると共に、
予期せぬメモリ・アクセスを防止します。
このデュアル・インタフェースEEPROMは、様々な機器形状において、基板上または
基板外のアンテナ・タイプで使用することができます。そのため、製品設計者は、
全体のサイズ、通信範囲、プリント基板の複雑さといった側面を最適化することが
できます。M24LR64は、TSSOP-8パッケージ、SO-8パッケージ、MLPパッケージ
(2 x 3mm)の各種パッケージで提供されます。単価は、1,000個購入時に
約0.90ドルです。現在、サンプル出荷中で、量産開始は2010年第2四半期を
予定しています。STは、2010年下半期に、このデュアル・インタフェースEEPROMファミリ
の新製品を追加発表する予定です。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2397s.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
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