低消費電力でコスト効率の高い操作を実現する携帯型機器向け光学ジョイスティック用センサを発表
[10/03/16]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
光学ジョイスティック / 光学フィンガ・ナビゲーション・モジュールの
操作性を改善しバッテリ寿命を長時間化
携帯型機器用半導体の開発において世界をリードするSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、光学フィンガ・ナビゲーション・モジュール
(OFNモジュール)または光学ジョイスティックの制御に必要な機能を搭載した
超低消費電力センサを発表しました。光学ジョイスティック用センサであるVD5376
は、スマートフォン、ノートPC、メディア・プレーヤ、GPS機器、ホーム・
エンターテインメント機器のリモコン等、高機能化が進む携帯型機器の操作性を
向上させます。VD5376は、業界をリードしている携帯電話メーカーの新しい
スマートフォンの設計に既に採用されている他、大手PCメーカーの携帯型コンピュータ
機器やTV / セット・トップ・ボックス・メーカーのリモコンへの搭載に向けた
評価が進められています。
光学ジョイスティック/ OFNモジュールは、モバイル機器を操作するユーザに
デスクトップPC用マウスと同様の高い精度と柔軟性を提供します。
コンスーマ機器メーカーは、次世代モバイル・アプリケーションにおいて、
たびたび精度が不足するタッチスクリーンとは異なる極めて小さなユーザ・インタフェース
により、省スペース化が可能になります。画面に直接触れて制御するタッチセンサ
のスライダでは、地図上の位置を正確に指定できない場合や、Webページ上の
ハイパーリンクの選択や再生音量の調整等の操作が困難で精度が高くない場合が
あります。また、もう1つの代替技術であるタッチパッドはOFNモジュールよりも
サイズが大きく、湿度の高い環境やユーザが手袋をしている場合は光学ジョイ
スティックほどスムーズに機能しません。その他、トラック・ボールやトラック・
ボタン等がありますが、いずれも小型携帯機器用には不向きです。
OFNモジュールを画面上のカーソル制御に使用することで、次世代製品における
上述の課題を解決することができます。このモジュールは、デスクトップPCの
光学マウスと同様の光源を内蔵し、機器の外部筐体に搭載されます。モジュールの
表面でユーザが指先を動かすと、VD5376がその僅かな移動距離を測定し、その値に
応じて画面上のカーソル位置を変化させます。
STのVD5376は、OFNモジュールの制御に必要な機能を有しています。同製品は、
チップ単体で出荷されるため、次世代モジュールに簡単に搭載することができ、
現在の携帯機器市場で要求される高い性能と電力効率を実現します。また、特徴と
して、指の動きを検知する高い感度と信頼性を備えたイメージング・アレイおよび
光源を駆動するドライバ回路等が含まれます。同製品は、レーザー、赤外線または
可視光LEDが使用できるため、モジュール・メーカーは最大限に柔軟性を活用する
ことができます。さらに、高度な電源マネージメント機能による消費電力の最適化
が、最終製品のバッテリ寿命の長時間化に繋がります。
STのイメージング製品事業部 センサ部門 ディレクタであるArnaud Laflaquiereは、
次の様にコメントしています。「VD5376には、STの光学マウス用センサに関する
ノウハウと、モバイル製品向けCMOSセンサで業界をリードしてきた専門知識が活用
されています。モバイル分野では、より簡単なヒューマン・インタフェースを可能
とする光学フィンガ・ナビゲーションを採用することで、アプリケーションの急速
な多様化が進んでいます。STは、この新製品により、同分野での大きな飛躍を目指
しています。」
VD5376はチップ単体でのサンプル出荷および量産出荷が可能です。
単価は、10万個以上購入時に約0.40ドルです。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2473h.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
Advanced Business Development部
TEL:03-5783-8320 FAX:03-5783-8216
操作性を改善しバッテリ寿命を長時間化
携帯型機器用半導体の開発において世界をリードするSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、光学フィンガ・ナビゲーション・モジュール
(OFNモジュール)または光学ジョイスティックの制御に必要な機能を搭載した
超低消費電力センサを発表しました。光学ジョイスティック用センサであるVD5376
は、スマートフォン、ノートPC、メディア・プレーヤ、GPS機器、ホーム・
エンターテインメント機器のリモコン等、高機能化が進む携帯型機器の操作性を
向上させます。VD5376は、業界をリードしている携帯電話メーカーの新しい
スマートフォンの設計に既に採用されている他、大手PCメーカーの携帯型コンピュータ
機器やTV / セット・トップ・ボックス・メーカーのリモコンへの搭載に向けた
評価が進められています。
光学ジョイスティック/ OFNモジュールは、モバイル機器を操作するユーザに
デスクトップPC用マウスと同様の高い精度と柔軟性を提供します。
コンスーマ機器メーカーは、次世代モバイル・アプリケーションにおいて、
たびたび精度が不足するタッチスクリーンとは異なる極めて小さなユーザ・インタフェース
により、省スペース化が可能になります。画面に直接触れて制御するタッチセンサ
のスライダでは、地図上の位置を正確に指定できない場合や、Webページ上の
ハイパーリンクの選択や再生音量の調整等の操作が困難で精度が高くない場合が
あります。また、もう1つの代替技術であるタッチパッドはOFNモジュールよりも
サイズが大きく、湿度の高い環境やユーザが手袋をしている場合は光学ジョイ
スティックほどスムーズに機能しません。その他、トラック・ボールやトラック・
ボタン等がありますが、いずれも小型携帯機器用には不向きです。
OFNモジュールを画面上のカーソル制御に使用することで、次世代製品における
上述の課題を解決することができます。このモジュールは、デスクトップPCの
光学マウスと同様の光源を内蔵し、機器の外部筐体に搭載されます。モジュールの
表面でユーザが指先を動かすと、VD5376がその僅かな移動距離を測定し、その値に
応じて画面上のカーソル位置を変化させます。
STのVD5376は、OFNモジュールの制御に必要な機能を有しています。同製品は、
チップ単体で出荷されるため、次世代モジュールに簡単に搭載することができ、
現在の携帯機器市場で要求される高い性能と電力効率を実現します。また、特徴と
して、指の動きを検知する高い感度と信頼性を備えたイメージング・アレイおよび
光源を駆動するドライバ回路等が含まれます。同製品は、レーザー、赤外線または
可視光LEDが使用できるため、モジュール・メーカーは最大限に柔軟性を活用する
ことができます。さらに、高度な電源マネージメント機能による消費電力の最適化
が、最終製品のバッテリ寿命の長時間化に繋がります。
STのイメージング製品事業部 センサ部門 ディレクタであるArnaud Laflaquiereは、
次の様にコメントしています。「VD5376には、STの光学マウス用センサに関する
ノウハウと、モバイル製品向けCMOSセンサで業界をリードしてきた専門知識が活用
されています。モバイル分野では、より簡単なヒューマン・インタフェースを可能
とする光学フィンガ・ナビゲーションを採用することで、アプリケーションの急速
な多様化が進んでいます。STは、この新製品により、同分野での大きな飛躍を目指
しています。」
VD5376はチップ単体でのサンプル出荷および量産出荷が可能です。
単価は、10万個以上購入時に約0.40ドルです。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2473h.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
Advanced Business Development部
TEL:03-5783-8320 FAX:03-5783-8216