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10代女性の2022年下半期トレンド予測を発表 「Trainee A」、「おにぎりグミ」、「令和ギャル」ら選出

〜韓国×平成ミックスの新トレンド続々〜 2022年上半期トレンドランキングも一挙公開

SNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関「memedays(ミームデイズ)」は、このたび「10代女性の2022年下半期トレンド予測および2022年上半期トレンド」に関する調査を実施いたしました。




[調査概要]
・調査対象:15〜19歳 女性525名(有効回答数)
・調査日:2022年6月14日 ・調査方法:インターネット調査

◆ 2022年下半期の10代トレンドキーワードを予測


[画像1: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-dd7d1eb80843a452d86b-3.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-4d44c40d2171c14a138b-4.png ]


10代トレンドとなるキーワードを予測するにあたり、10代女性が回答した「2022年下半期に流行しそうなもの」の中から、特に注目すべきものをmemedaysで選出。「芸能人・インフルエンサー」部門と「エンタメ・アイテム」部門でまとめました。

※SNSやYouTubeでのUGC数、フォロワー数、再生回数、チャンネル登録者数は、2022年6月20日時点のものです。
※本リリースに掲載している商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
・YouTubeは、Google LLC の商標です。
・Twitterは、Twitter, Inc. の商標または登録商標です。
・Instagramは、Instagram, Inc. の商標または登録商標です。
・TikTokは、TikTok Pte. Ltd. の商標または登録商標です。


「芸能人・インフルエンサー」部門予測

はじめに選出したのは「Trainee A」です。BTSを擁する韓国の芸能事務所「HYBE」傘下のレーベルの練習生で構成されたプレデビューチームで、デビューを目指すプロセスを見せるSNS発信が人気に。すでにTikTokフォロワーが320万人、YouTubeチャンネル登録者数が100万人を突破するなど、今後のデビューへの期待が高まっています。

続いて「LE SSERAFIM」を選出しました。前述した「HYBE」傘下の事務所から2022年5月にデビューした韓国のガールズグループで、元HKT48/IZ*ONEの宮脇咲良らが参加しています。激戦の様相を見せる「K-POP第四世代」の中でも大型新人として期待されており、今後は日本での活動も活発化しそうです。

日本の芸能界からは俳優の「高橋文哉」を選出。これまでにもドラマの切り抜きシーンがSNS上で数多くシェアされており、下半期には話題作への出演が控えていることから、さらに人気が上昇しそうです。

インフルエンサーでは“笑って楽しい×痩せる”を掲げて発信している「なるねぇ」を選出しました。明るくポジティブなキャラクターに、Z世代から数多くの憧れと共感コメントが寄せられています。

最後は、「壱百満天原サロメ」です。VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」から2022年5月に突如ソロデビューしたVTuberで、デビュー配信からわずか14日でYouTubeチャンネル登録者数は100万人を突破。初配信ではリスナーに自分のことを知ってほしいという理由で住民票、履歴書、胃カメラを公開し、とんでもないVTuberが現れたとSNSを騒然とさせました。その後の配信でも特徴的なお嬢様言葉で抜群のワードセンスを発揮し、強烈な個性の虜となるZ世代が急増しています。


「エンタメ・アイテム」部門予測

10月スタートのドラマ「君の花になる」を選出しました。Z世代の間で人気上昇中の俳優・アーティスト7名が集結し「8LOOM」というボーイズグループを演じながら、期間限定で実際にアーティスト活動を行うことが話題に。「芸能人・インフルエンサー」部門予測で選出した高橋文哉がグループのリーダー・弾役を務めることからも、SNS投稿が活発化することが予想されます。

続いて、7月に公開される映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(通称:「セカコイ」)を選出。「なにわ男子」の道枝駿佑と福本莉子という、Z世代に人気の二人がW主演を務め、6月より開設されたTikTokの公式アカウントも徐々に注目が高まってきています。

グルメからは「おにぎりグミ」を選出しました。昨年ブームとなった「地球グミ」に続くユニークなお菓子として注目されており、インパクトのある見た目だけでなく、弾力があってパッケージからぷにっと出てくる様子がおもしろく、TikTokを中心にミーム化しつつあります。

同じくグルメからもうひとつ選出したのは「動画映え伝統スイーツ」。2022年上半期は「進化系カヌレ」(アレンジを利かせたカヌレ)や「イタリアンスイーツ」が流行しましたが、これらがZ世代から人気だったポイントは、食べる前にカットする瞬間などが印象的=ムービージェニックだったことだと考えられます。下半期も、以前から知られている伝統的なスイーツが動画映えへと進化した、そんなスイーツの人気が加速しそうです。

最後に選出したのは、「令和ギャルファッション」で、具体的にはボディラインを強調するようなミニ丈Tシャツに、ルーズソックスや厚底といったアイテムが流行しています。いまやZ世代のファッションにおける二大トレンドとも呼べる「韓国女性アイドル」と「平成ギャル」。その二つをミックスしたような新しいスタイルは、令和のギャルファッションとして確立されていきそうです。


◆ 「2022年上半期10代トレンドランキング」を、一挙公開!

続いて、2022年上半期トレンドを調査し、「SNSミーム」、「芸能人」、「インフルエンサー」、「エンタメ」、「アイテム」、5つの部門ごとにランキング化しました。
※前回調査結果「10代女性の2022年トレンド予測および2021年下半期トレンド」:https://memedays.jp/research/1355/


「SNSミーム」部門

InstagramやTikTokなどで広がる投稿アイデア=「SNSミーム」のトレンドランキングでは、「アーニャ」が1位となりました。人気漫画・アニメ「SPY×FAMILY」の登場キャラクターで、「#アーニャピーナッツが好き」の音源を使った投稿がミーム化。その他にも可愛いセリフ集、コスプレ、リアクション動画、MADなど関連UGCが大量発生しています。2位の「ギャル超かわいい」は平成リバイバルの流れもあり、かつて流行した「ギャルピース」とともにSNS上で広まり、韓国など日本以外の国でも投稿が相次ぎました。3位の「WA DA DA」(Kep1er)、6位の「ロマンスの神様」(広瀬香美)、7位の「Habit」(SEKAI NO OWARI)、9位「だいしきゅーだいしゅき」(femme fatale)、10位「イーアルサンスー (ブラザービート)」(Snow Man)はそれぞれキャッチ―な振付とともに楽曲の人気に火が付き、数多くの著名人やインフルエンサーもダンス動画にチャレンジしています。これまでのランキングと比較して、TikTok発のヒット曲比率が高まっており、アイドル、バンド、K-POPなどジャンルも多岐にわたっています。そんな中、新しいトレンドの兆候として注目なのが4位の「SHEIN購入品」です。10代に人気の中国発ファストファッションECサービス「SHEIN」で見つけた“当たり商品”をSNSで披露する流れが定着。受け身な視聴スタイルが一般的だといわれるTikTokでも10代のアクティブユーザーが積極的に情報を求め、検索をするようになっており、購入品のシェア投稿は、とにかくコスパを重視するZ世代に人気の情報コンテンツとなりつつあります。

[画像3: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-2d7bf83429fbea4e0603-5.png ]



「芸能人」部門

1位は「Saucy Dog」となりました。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の出演をきっかけに複数の楽曲がバイラルヒット。人気YouTuber「スカイピース」とのコラボや、ライブMCなどで歌詞の背景にある自身の恋愛観について語る様子がTikTokで拡散されたことにより、一気にZ世代からの支持を集めました。2位の「松村北斗(SixTONES)」は、エンタメ部門の5位にランクインしたドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」の影響もあり人気が急上昇しています。3位から5位には「IVE」、「Kep1er」、「aespa」がランクイン。2022年トレンド予測で選出したいわゆる「K-POP第四世代」の韓国ガールズグループで、今後は楽曲だけでなく、ファッションやメイクなどの面でも10代に大きな影響を及ぼしていくと考えられます。韓国勢の存在感が増す中、5位(同率)に入ったのは、日本のボーイズグループ「BE:FIRST」。2021年8月のプレデビューから1年未満で各種チャートを席巻しており、Z世代の人気を着実に集めています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-fae104a93c6f457b12a8-9.png ]



「インフルエンサー」部門

1位は2022年トレンド予測で選出した「ばんばんざい」となりました。もともと個人活動で人気を得ていた三人がトリオとして発信を始めたことで強力な個性としてまとまり、YouTubeチャンネルはすでに登録者数220万人を突破し、さらに「夏休み終わるまで(8月末まで)にチャンネル登録者300万人」を掲げ、精力的に活動中。活動休止を乗り越えながら努力し続ける三人の姿が、10代にとって憧れの的となっています。2位、4位にも前回のトレンド予測で選出した「ゆら猫」、「nanakoななこ」がランクイン。特に2022年上半期は、ゆら猫の投稿をきっかけにSNSミームが広がったことが何度もありました。3位の「たいせい (たまぶくろT)」は2021年11月頃から積極的にSNS発信をするようになり、現在TikTokは91万フォロワー、YouTubeチャンネルは登録者数39万人を突破。驚異的な速さで影響力を高めている存在です。5位の「本望あやか」は中学生の頃からTikTokの投稿を開始し、高校3年生となった現在のTikTokフォロワーは130万人を超えています。大人っぽいルックスやコスプレ投稿が人気ですが、そこからは想像し難いボクシングトレーナーという一面も持っており、そのギャップも魅力として人気を得ています。


[画像5: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-ddc4f65c4b3a9092b65c-6.png ]



「エンタメ」部門

1位は人気漫画・アニメ「SPY×FAMILY」です。SNSミーム部門でも言及した通り、登場人物である「アーニャ」のキャラクター性は様々な切り口で話題化し、2022年上半期のエンタメとSNSを席巻しました。2位は2021年上半期にもランクインし、漫画・アニメ・実写映画など多方面に展開されている「東京卍リベンジャーズ」。今では各キャラクターごとに熱狂的なファンコミュニティが形成されています。3位は二宮和也主演のテレビドラマ「マイファミリー」で、犯人の考察をはじめとしたUGCが盛り上がりを見せました。4位は漫画「明日、私は誰かのカノジョ」がランクイン。レンタル彼女、パパ活、整形、ホス狂など、令和の女性たちの生々しくもリアルな実態を描いたことでSNS上に共感の声が相次ぎました。5位は「恋マジ」の愛称で親しまれたテレビドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」。芸能人部門2位の松村北斗が演じた「柊磨」のギャップのある魅力的なキャラクターが、10代女性の心をつかんだようです。

[画像6: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-ac9ca42c4dec1abbcfda-7.png ]



「アイテム」部門

1位は「雲グミ」となりました。動画映えするアレンジドリンクが人気を博し、2021年下半期のSNSミーム部門でも9位にランクイン。当時は完売続出で入手困難となっていましたが、2022年5月よりコンビニ限定で再販開始となったことでTikTokを中心に再びUGCが急増しました。2位の「ガチャガチャ」は数年前から人気が高まり、いまや若年層の間ではガチャガチャアイテムをリュックの肩紐リングにぶらさげることが定番化。次々と新商品が出てくる一大市場へと成長していて、3位の「たべっ子どうぶつ」も、ガチャガチャをきっかけに話題となっています。4位の「ハニーゼリー」は、以前大流行した「地球グミ」と同じく食べる瞬間がユニークな動画映えスイーツです。5位は「ルーズソックス」で、2022年トレンド予測で選出した「Y2Kファッション」を意識した制服コーディネートが流行しています。令和JKの平成ギャル化は今後も加速しそうです。


[画像7: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-5320b729a4e765a3ae95-10.png ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-da777efbc9feafd5b273-11.jpg ]

SNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関。InstagramやTikTokなどで広がる投稿アイデア=「SNSミーム」のトレンドを、生活者およびメディアや企業へ提供しています。Z世代の消費動向に影響を及ぼす「SNSミーム」は非言語で伝わるため、国境を越えて世界中で流行しています。今後は、さらに世代を越えて影響を及ぼす可能性を秘めています。このトレンドをいち早くキャッチすることで、好感と購買へ繋がる新しいマーケティング戦略を提案いたします。同時に、SNSのポジティブな楽しみ方を広めることで、若年層のメンタルヘルス問題にも取り組んでまいります。

ウェブサイト:https://memedays.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/memedays_jp/


【トレンド解説・監修】
[画像9: https://prtimes.jp/i/56551/99/resize/d56551-99-3d541ba861697504f0bc-8.jpg ]

山口 夕依(やまぐちゆい)
マーケティングプランナー/音楽プロデューサー
トレンダーズ在籍中にmemedaysを創設。その後レコード会社を経て独立し、現職。マーケティングプランナー・プロデューサーとして、調査分析から企画制作まで横断的に携わる。特にSNSトレンドとZ世代インサイトに精通し、専門家としてメディア出演多数。その傍ら、音楽プロデューサーとして、広告音楽の作詞作曲や、アーティストとのコライト・サウンドプロデュースにも従事。また、自身もTikTokの音楽クリエイターであり『She
Share Story』は国内最多の950万投稿、100億回再生を突破している。
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