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初開催!『学生プロジェクトデザインコンペティション2023』受賞者決定!最優秀賞は、” 防火水そうではじまる〜卒業設計の実現と新たな地域コミュニティの形成〜

11月17日(金)に住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2023」にて最終審査・表彰・展示を実施しました

日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2023」(2023年11月15日〜17日、東京ビッグサイト)を主催する一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、Japan Home&Building Show特別企画『学生プロジェクトデザインコンペティション2023』を開催し、『地域を想う、私の思い』をテーマに、主に建築学系の学生、研究室及び建築系サークルや学生団体の方々から、現在構想中または進行中のプロジェクトを募集しました。




 本コンペティションは関連業界で活躍する審査員が、募集したプロジェクトを対象に、テーマに基づき優れたプロジェクトを選出します。募集したプロジェクトのうち一次選考を通過した作品のうち、上位6作品から、11月17日のJapan Home&Building Show2023会場内で、本コンペティションの最終審査ならびに授賞式を行う「学生プロジェクトコンペティション2023最終審査会・授賞式」を実施し、最優秀賞を決定しました。

 31作品に上る応募の中から、最優秀賞は新潟工科大学大学院 北澤 李緒さんらによる、“防火水そうではじまる〜卒業設計の実現と新たな地域コミュニティの形成〜”が受賞しました。

「学生プロジェクトコンペティション2023」公式サイト
https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html

受賞名作
最優秀賞防火水そうではじまる〜卒業設計の実現と新たな地域コミュニティの形成〜

品名および学校・団体・代表者名
代表者 新潟工科大学大学院 北澤 李緒さん

プロジェクトコンセプト
  卒業設計「防火水そうではじまる」を実現し、新潟県長岡市上岩井地域に新たなちょっとしたコミュニティの場をつくるプロジェクト。防火水そうの上に地域住人の居場所をつくる。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-2a0a17611b815d609a82-1.png ]

◆ゲスト審査員の各賞

受賞名
ゲスト審査員 秋吉 浩気 賞

作品名および学校・団体・代表者名
瀬戸内クリエーターズHUB 島会議
島会議 矢吹 はるひさん
[画像2: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-6286da5d4b91eddd1549-2.png ]

プロジェクトコンセプト

瀬戸内海に浮かぶ大崎下島で空き家の改修をベースに、いったりきたり「みんなでつくる」を実験しています。島だからこそ、暮らしを維持するためにはどんな方法があるか、住処の在り方、つくり方、そして土に還るまでをデザインすることで人の営みが循環する美しい文化を根付かせたいと考えています。

受賞名
ゲスト審査員 大島 芳彦 賞

作品名および学校・団体・代表者名
亀崎プロジェクト2023 仲町通りゃんせ
代表者 名城大学 鈴木 聡太さん
[画像3: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-88f5dea2386c475ad837-3.png ]

プロジェクトコンセプト

愛知県半田市亀崎町の仲町通りというかつて栄えていた商店街で、店それぞれの賑わいをつなぎ、失われつつある通りとして一体の体験を取り戻すことを目指す。そのために、各店舗に「鬼門地蔵」という共通のモチーフで家具を制作し、どこか似た家具の並ぶ不思議な風景を生んだ。

受賞名
ゲスト審査員 田島 則行 賞

作品名および学校・団体・代表者名
木の居場所づくりー資源の見直し・活用でつながるモクとヒトー
代表者 東洋大学 小寺 彩乃さん
[画像4: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-e9a296f0bf1d913255de-4.png ]

プロジェクトコンセプト

大学の森と森林組合が持つ森に「消費」を必要とする未利用材がある。質の良い材が多くあるが、使い道が確立されていないため、それらが「活用」され続けるような循環を意識したパビリオン製作を行った。このパビリオンが未利用材の居場所になり、人の居場所として次の活動に繋がることを期待する。

受賞名
ゲスト審査員 冨永 美保 賞

作品名および学校・団体・代表者名
空家解体古材再活用する設計フローの提案
代表者 京都工芸繊維大学大学院 近藤 誠之介さん
[画像5: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-2c669781b46c3b0df370-5.png ]

プロジェクトコンセプト
京都市内の解体空家からレスキュー(回収)する古材をつかった設計フローの提案。古材利用に価値が見いだされれば、改修・解体に充てる費用を古材売却によって捻出することも可能となり空家問題が介在する。空家が建築資材のストックとして再活用される循環型社会をテクノロジーをつかって提案する。

受賞名
ゲスト審査員 山本想太郎 賞

作品名および学校・団体・代表者名
敷嶋の運船
代表者 名城大学大学院 松井 宏樹さん
[画像6: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-55158bd3ae5c4714b120-6.png ]

プロジェクトコンセプト
亀崎のまちと人、酒蔵をつなぐカウンターを提案した。亀崎のお酒の歴史に深く関わった弁財船をデザインコードに、20 年の空白から復活する敷嶋を後押しする。この船を利用して、敷嶋が亀崎の街ともさらに繋がり、多くの関係性を築いていくことを望んでいる。

◆奨励賞受賞者(5点)

受賞名
奨励賞たてよこ書店プロジェクト

作品名および学校・団体・代表者名
ー小さな複合施設を目指した取り組みー
代表者 早稲田大学 筏千丸さん
[画像7: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-990a43cb0692316fd812-7.png ]

プロジェクトコンセプト
空き家となっていた雁木町家を活用し、地域コミュニティの中心となるような小さな複合施設を作っています。周辺の事業者を淘汰していくような大きな複合施設ではなく、顔の見える範囲で、コミュニケーションを取りながら、地域住民が参画できるような取り組みを重ねています。

受賞名
奨励賞山添村小屋プロジェクト

作品名および学校・団体・代表者名
代表者 名城大学大学院 大嶋 唯花さん
[画像8: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-f9c0bd747ef80edb5856-8.png ]

プロジェクトコンセプト

奈良県山添村では人口減少とともに若年世代の流出が続いている。この地域で人の居場所づくりをしている方とともに、敷地の草を食べてもらうための羊をお迎えするのに必要な羊小屋づくりを行う。完成してからではなく施行段階でも地域の方と若者のコミュニティが生まれ、この村の関係人口も増えていく。

受賞名
奨励賞みんなでつくる佐原マルシェ

作品名および学校・団体・代表者名
代表者 千葉工業大学 川崎 玲雄さん
[画像9: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-ee8ba86cb4000d9e420f-9.png ]

プロジェクトコンセプト

千葉県香取市佐原においてマルシェを中心としたコミュニティを形成し、マルシェ台の製作を通して佐原で新たに活動をしようと思っている方の活動拠点となる場をつくる。

受賞名
奨励賞まるきち宿〜過去と未来、まちと外を紡ぐ場所〜

作品名および学校・団体・代表者名
代表者 芝浦工業大学・空き家改修プロジェクト・鳥羽設計室
金澤 史月佳さん
[画像10: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-5f8f35f834cf463e7982-10.png ]

プロジェクトコンセプト
過去の思い出や記憶を残しつつ、空き家に新たな価値を生み出す。全てを一新せず一部分だけを改修することで過去と現在が調和する場所を作る。過去と未来が交差するこの宿は、少しづつ、しかし着実に変化を受け入れ、まちに新たな記憶を刻んでいくだろう。

受賞名
奨励賞都市を着=切る 肌で感じる軌跡

作品名および学校・団体・代表者名
代表者 大阪公立大学 水野 翔太さん
[画像11: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-1ffd7aa4be0885c0605c-11.png ]

プロジェクトコンセプト
昨今のパンデミックによりここ京都も狭苦しくなった。その狭苦しさに現代では必要不可欠となったスマートフォンも人々の本来の親密さを遠ざけている。そんな社会から一度離れ、服を脱ぎ水着でいる空間を提案する。銭湯やマッサージルームといった空間を全盲の方々からのヒアリングから紐解いていく。

◆会場投票賞受賞者(1点)
受賞名
会場投票賞

作品名および学校・団体・代表者名
灯しの森プロジェクト
代表者 Good Samaritan Club
灯しの森運営チーム 宮田 大樹 さん
[画像12: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-7ffbc21ed2aee2eb7233-12.png ]

プロジェクトコンセプト

コロナ渦で観光客が減った京都。活動の場を失った学生観光ガイド団体で、広大な敷地を持つお寺をお借りして、ライトアップを行いました。敷地は自然信仰が強いお寺。自然信仰という日本文化をコンセプトに寺院空間を捉えなおし、得られた情報に基づいて、光だけを道具に空間を表現しました。

「学生プロジェクトデザインコンペティション2023」企画背景・概要


[画像13: https://prtimes.jp/i/16501/103/resize/d16501-103-b770aee3138c54f8bc1c-0.png ]

■プロジェクトデザインとは
 プロジェクトデザインは社会問題に対して、前提条件からデザインを行い問題解決を行うことです。どの地域でどのような人を巻き込んだら何が出来るようになるのかなど、問題提起から敷地、用途、運営主体まで自
ら設定し、それらの条件をデザインで解決します。

■企画実施 趣旨
『地域を想う、私の思い』
 本コンペは建築業界の専門家が集まる舞台で、学生によるプロジェクトのアイデアを一堂に集め、作品の展示と公開プレゼンテーションを行い競い合います。

 そこで、企業と学生との新たな繋がりをつくり、企業と学生でプロジェクトを協働して進められることまでも視野に入れたものです。そのための縁を創る「創縁の場」になることを期待します。

■概要
 一般社団法人日本能率協会、一般社団法人HEAD研究会が「Japan Home&Building Show」の公式アワードとして今年初開催します。審査員を迎え、募集製品の中からテーマに基づき、1次審査を通過した作品のうち、上位6作品から最優秀作品を選定、表彰するものです。

■主催:一般社団法人 日本能率協会/一般社団法人 HEAD研究会
審査員(順不同)(法人格省略)

VUILD 代表取締役
秋吉 浩気 氏

ブルースタジオ
専務取締役・
クリエイティブディレクター
大島 芳彦氏

千葉工業大学 准教授
テレデザイン 代表
田島 則行 氏

トミトアーキテクチャ
代表
冨永 美保 氏

山本想太郎設計アトリエ 代表
HEAD研究会 副理事長
山本 想太郎 氏

『学生プロジェクトデザインコンペティション』受賞作品
各作品の詳細は下記WEBサイトの「お知らせ」よりご確認ください。
http://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html

【コンペに関するお問合せ先】
JapanHome&BuildingShow学生コンペ2023実行委員会事務局
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター 石郷岡、瀧浪、小畑
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-1988
E-mail:jhbs@jma.or.jp

◆詳細プレスリリースはこちらからダウンロード可能です。
https://prtimes.jp/a/?f=d16501-103-dffc0b2398cf7c43db3c8bb4452ec90e.pdf
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