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横浜能楽堂20周年 重要文化財の能面が3面も。

開館20周年記念「伝説の能面・狂言面」使い名曲上演

横浜能楽堂では開館20周年を記念して、横浜能楽堂企画公演「伝説の能面・狂言面」が6月11日から4回シリーズで開催されます。国の重要文化財に指定されてる能面3面を含む選りすぐりの能・狂言面を使った作品は必見です。




能を上演する上で欠くことの出来ない能面。
室町時代から江戸時代初頭に制作された基本となる面を「本面」とよびます。現在では「本面」を手本に作られた「写し」が使われますが、今回の公演は毎回「本面」が登場。当主ら限られた演者が特別な催しでのみ使うものであり、生涯に数回しか使わないものもあります。「本面」が見られるのは横浜能楽堂20周年ならでは!

■それぞれの見どころをPick Up!!


[画像1: http://prtimes.jp/i/14302/104/resize/d14302-104-863012-2.jpg ]



6月のシリーズ第1回では能にして能にあらずと言われる「翁」を披露する。「翁面」の名手として知られた日光作の「白式尉」「黒式尉」を梅若玄祥、山本東次郎がつける。「黒式尉」は国の重要文化財。演者は、いずれも「人間国宝」という豪華な組み合わせ。

[画像2: http://prtimes.jp/i/14302/104/resize/d14302-104-891684-0.jpg ]



名人・龍右衛門作で、豊臣秀吉愛蔵の3つの小面「雪月花の小面」
そのうち金剛流の本面でもある「雪の小面」。
7月の第2回では、金剛流の若宗家・金剛龍謹が「杜若」を舞う。
「雪月花の小面」の中で「花の小面」は三井文庫所蔵。「月の小面」行方知ず。唯一、舞台で見ことが出来る「雪の小面」を使っての舞は必見。


[画像3: http://prtimes.jp/i/14302/104/resize/d14302-104-401621-1.jpg ]



8月の第3回では宝生流の本面「節木増」を使い、宝生流の宗家・宝生和英が「熊野」を初めて舞う。鼻の付け根にあるカゲが特徴的な「節木増」は屈指の名品で国の重要文化財にも指定されています。


[画像4: http://prtimes.jp/i/14302/104/resize/d14302-104-446599-3.jpg ]



死人を横に死相を写したという伝説が伝わるほど迫真の形相の面を残した日氷作の「蛙」は、国の重要文化財にも指定されている名品。
9月の第4回では、この面にぴったりの能「藤戸」を観世銕之丞家の当主・銕之丞が舞います。


[表: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/104_1.jpg ]


 ※詳細は横能楽堂HPをチェック!! http://www.ynt.yaf.or.jp
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