63歳、歴代最年長受賞者誕生! 第54回文藝賞受賞作決定
[17/08/31]
提供元:PRTIMES
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受賞者は若竹千佐子(わかたけちさこ)63歳、専業主婦、岩手県出身千葉県在住。受賞作は「おらおらでひとりいぐも」河出書房新社
第54回文藝賞受賞作は若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」に決定。ゆたかな東北弁で綴られる、山から都会に出てきた老女の「人生」を振り返るストーリー。
去る8月28日(月)山の上ホテルにて、選考委員・斎藤美奈子氏、藤沢周氏、保坂和志氏、町田康氏により、河出書房新社(東京都渋谷区 代表取締役社長・小野寺優)主催 第54回文藝賞の選考会が行われました。
その結果、受賞作は若竹千佐子(63歳、専業主婦、千葉県在住)「おらおらでひとりいぐも」に決定いたしました。
24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した主人公・桃子さん。生計のあてもなく身ひとつで上野駅に降り立ち、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫との突然の別れ……。「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」。40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で急に桃子さんの内側で「孤独が暴れ」はじめ、頭のなかから「東北弁」がとめどなく溢れ出す。これまでの人生を後悔していない、とこれまではそう思っていた桃子さんが……というストーリー。
本受賞作・選評・受賞の言葉は、10月7日(土)発売の雑誌「文藝」2017年冬号に掲載されます。
また、受賞者には、正賞として記念品、副賞として賞金50万円が贈られます。
尚、贈呈式につきましては、10月下旬、山の上ホテルにて執りおこないます。
* 文藝賞について
1962年に雑誌「文藝」(*)で創設された新人文学賞。日本における新人作家の登竜門とされ、第一回受賞作である高橋一巳『悲の器』をはじめ、田中康夫『なんとなく、クリスタル』、山田詠美『ベッド タイム アイズ』、綿矢りさ『インストール』、白岩玄『野ブタ。をプロデュース』、山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』など、実力と才能を兼ね備えた作家を多数輩出しています。
*当時の編集長は坂本一亀(坂本龍一の父)
第54回文藝賞受賞作は若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」に決定。ゆたかな東北弁で綴られる、山から都会に出てきた老女の「人生」を振り返るストーリー。
去る8月28日(月)山の上ホテルにて、選考委員・斎藤美奈子氏、藤沢周氏、保坂和志氏、町田康氏により、河出書房新社(東京都渋谷区 代表取締役社長・小野寺優)主催 第54回文藝賞の選考会が行われました。
その結果、受賞作は若竹千佐子(63歳、専業主婦、千葉県在住)「おらおらでひとりいぐも」に決定いたしました。
24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した主人公・桃子さん。生計のあてもなく身ひとつで上野駅に降り立ち、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫との突然の別れ……。「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」。40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で急に桃子さんの内側で「孤独が暴れ」はじめ、頭のなかから「東北弁」がとめどなく溢れ出す。これまでの人生を後悔していない、とこれまではそう思っていた桃子さんが……というストーリー。
本受賞作・選評・受賞の言葉は、10月7日(土)発売の雑誌「文藝」2017年冬号に掲載されます。
また、受賞者には、正賞として記念品、副賞として賞金50万円が贈られます。
尚、贈呈式につきましては、10月下旬、山の上ホテルにて執りおこないます。
* 文藝賞について
1962年に雑誌「文藝」(*)で創設された新人文学賞。日本における新人作家の登竜門とされ、第一回受賞作である高橋一巳『悲の器』をはじめ、田中康夫『なんとなく、クリスタル』、山田詠美『ベッド タイム アイズ』、綿矢りさ『インストール』、白岩玄『野ブタ。をプロデュース』、山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』など、実力と才能を兼ね備えた作家を多数輩出しています。
*当時の編集長は坂本一亀(坂本龍一の父)