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就職活動のWeb面接で57%が「面接中に」生成AIを参照

オンライン採用の公平性担保に大きな課題




株式会社サーティファイ(東京都中央区、代表取締役:瀧澤茂、以下「サーティファイ」)は、「就職活動における生成AIの活用状況」を調査しましたので調査結果の一部を公開します。


【調査実施の背景】
採用DXや人材獲得競争の激化を背景に、就職活動のオンライン化は急速に進み、現在ではWeb面接(オンライン面接)が主要な選考方法として広く定着しています。しかしその一方で、面接中に生成AIを参照しながら回答する行為が急速に一般化しつつあり、採用の公平性や公正な評価を著しく損なう可能性が指摘されはじめています。
特に米国では、面接中に回答例や説明をリアルタイムで表示する「Cluely(クルーリー)」などの“面接支援型AI”が社会問題化し、教育機関や企業が対策を迫られる状況にあります。日本でも類似サービスがすでに登場し始めており、同様の問題が本格化する可能性が高まっています。
こうした状況(※)を受け、サーティファイではWeb面接における生成AI利用の実態を把握するため、2024年卒業生から2027年卒業予定のオンライン就職活動経験者に対しアンケート調査を実施し418名から回答を得ました。
※YouTubeやTikTokで「interview ai」などのキーワードを検索すると、多数の実演動画を確認できます。

【調査サマリー】
・Web面接経験者全体 418名のうち、64%(267名)が生成AIで面接準備
・その267名のうち、86%(232名)が準備した回答を面接中に参照(全体の55%)
・全体の5人に1人が、面接官の質問をそのままAIに音声入力しリアルタイムで回答を生成
・結果として全体の57%が「面接中」に何らかの形で生成AIを利用

■調査期間:2025年11月14日〜11月18日
■調査方法:インターネットリサーチ  
■調査対象:オンライン就職活動経験者 (2024年卒業〜2027年卒業予定) 
■有効回答:418人

質問1:Web面接の準備で生成AIをどのように活用しましたか?(複数回答)N=418
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71304/105/71304-105-23f482b0d6678c41c6a38493db871f62-2100x1142.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
面接準備で生成AIをどのように活用したか


調査対象418名のうち、生成AIを利用せずに面接準備を行った学生はわずか36%でした。実に64%が生成AIを用いて面接対策を行っていたことになり、すでに面接準備の主流がAI前提に移行している実態が浮き彫りになりました。

質問2: 面接準備にはどのようなAIを活用しましたか?(複数回答)N=267
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71304/105/71304-105-c153e9ef48f40718bb88466b05caa1ef-2103x1174.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
どのAIを面接準備で活用したか?

面接準備では ChatGPT の利用が最も多く、次点の Gemini との差は100名以上と大きく開いていました。また NotebookLM の利用も一定数見られ、学生が応募企業ごとに自身と企業の情報をAIに学習させ、企業別に最適化された模範回答を生成している様子が伺えます。

質問3: 生成した資料は面接中にどのようにして見ましたか?(複数回答)N=267
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71304/105/71304-105-1316b7a1dd7244fba696301a3c55d29d-2092x1057.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
どのようにして面接中に資料を見たか?

面接準備で生成AIを利用した267名のうち、232名(86%)が事前に生成した資料を、実際の面接中に参照していました。特に、面接で使用している端末で閲覧したケースが最も多く、Web面接において生成AIを自然に参照する行為が広く浸透している実態が明確になりました

質問4:面接中にどのように生成AIに入力しましたか?(複数回答)N=418
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71304/105/71304-105-8f1f634445c935696d81a0676e95c9e4-2083x1001.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
面接中どのように生成AIに入力したか?

面接官の質問内容を生成AIに直接音声認識させ、リアルタイムに回答例を生成していた学生は全体の5人に1人(22%)に上りました。さらに、質問内容やキーワードを手動入力していた学生まで含めると、Web面接中にリアルタイムで生成AIから回答支援を受けていた学生は全体の45%に及んでおり、面接中の生成AI利用が想像を上回る水準に達していることが明らかになりました。

質問5: 面接中に生成AIを利用した理由として最も強いものは?(複数回答)N=240
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71304/105/71304-105-4353dc9ec84e6831dbf8234f97fecf8e-2114x1018.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
面接中に生成AIを利用した最も強い理由

AIで生成した資料を面接中に閲覧したり、リアルタイム入力によって回答支援を受けた
57%の学生(重複除外 240名)に面接中に生成AIを利用した最も強い理由を尋ねたところ、「頭が真っ白になることを防ぐため」(35%)が最多でした。次いで「他の学生も使っているので、自分も使わないと不利になるため」(24%)が続きました。

【総評】
本調査は、Web面接における生成AI利用が既に一般化している状況を明らかにするものであり、コミュニケーション能力、カルチャーフィット、ヒューマンスキル などの判断がWeb面接では困難になるリスクが示されました。
さらに面接官の質問に含まれる企業情報やノウハウが生成AIに蓄積されることで、外部に流出し、レピュテーションリスク・コンプライアンスリスクへと発展する可能性も否定できません。
 併せて、昨年実施した調査(下記URL)ではWebテストにおいても不正行為が蔓延している実態が明らかになっており、オンライン選考全体の公正性が揺らぎつつあることが示唆されます。
企業は、現状把握と適切な対策の検討を急ぐ必要があります。

参考URL:就活のWebテスト、45%が不正実行――生成AI悪用も横行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000071304.html

【会社概要】
社名   :株式会社サーティファイ
事業概要 :ビジネス能力・技能に関する認定試験の開発・主催、
      実施主催試験に対応した対策問題集の開発・販売、
      オンライン試験サービス「スマート入試(R)」の開発・提供
設立   :2001年6月
所在地  :東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
代表者  :代表取締役 瀧澤 茂
URL   :https://sikaku.gr.jp/
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