次に「世界文化遺産」になってもらいたい国内候補第1位は「武家の古都・鎌倉」!―『歴史街道』誌調査
[13/09/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
推薦が決定している「明治日本の産業革命遺産」は国内全12候補中で第10位という結果に
月刊誌『歴史街道』(編集人:辰本清隆、発行人:小林成彦、株式会社PHP研究所)は、この度、アンケート調査<次に「世界文化遺産」になってもらいたい国内候補は?>を実施。第1位は「武家の古都・鎌倉」という結果となりました。9月17日に政府がユネスコへの推薦を決定し、注目される「明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域」は国内全12候補中、第10位という調査結果となっています。
第1位は「武家の古都・鎌倉」。すでに今年4月に世界遺産委員会諮問機関のイコモス(国際記念物遺跡会議)から、「社寺等で証明される武家の精神的・文化的な側面は評価されるものの、それ以外は物的証拠が不十分」との勧告がなされ、再起を期すべく推薦が取り下げられたのは記憶に新しいところです。今回の調査では、国内における知名度の高さもあり、歴史ファンから圧倒的な支持を集め、最推薦に向けてエールを送る結果となりました。
第11位は「国立西洋美術館」。フランス政府などが中心となり、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計した代表的な作品を一括して世界遺産リストに登録することをめざし、日本も6カ国の共同推薦に名を連ねています。しかし、今回の調査では、そうした歴史的価値が日本国内で十分に浸透していないことがうかがい知れる結果となりました。
残念ながら第12位となったのは「宗像・沖ノ島と関連遺産群」。宗像大社の沖津宮が鎮座する沖ノ島は、島全体がご神体とされる重要な信仰の地であり、発掘調査で出土した8万点の祭祀遺物が国宝指定を受け、「海の正倉院」とも呼ばれています。しかし、そうした魅力が現時点では十分に浸透していなかったためか、今回の調査では順位がふるいませんでした。
なお、9月17日にユネスコへの推薦が決定した「明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域」は、本アンケートが9月5日の時点で締め切られていたこともあり、第10位という結果に終わりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【アンケート調査概要】
◆実施時期: 2013年7月25日〜9月5日
◆有効回答: 1,215人
◆調査方法: ハガキ及びwebアンケート
◆回答者内訳:
<性別>
男性:44% 女性56%
<年代>
10代:3%、20代:17%、30代:25%、40代:25% 50代:19%、60代:9%、70代以上:2%
【調査結果詳細】
(有効サンプル数:1,215 ※複数回答不可/選択式)
第1位 武家の古都・鎌倉 203人
第2位 飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 155人
第3位 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(拡張) 144人
第4位 長崎の教会群とキリスト教関連遺産 138人
第5位 彦根城 125人
第6位 北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群 119人
第7位 富岡製糸場と絹産業遺産群 83人
第8位 金を中心とする佐渡鉱山の遺産群 64人
第9位 百舌鳥・古市古墳群 63人
第10位 明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域 42人
第11位 国立西洋美術館 40人
第12位 宗像・沖ノ島と関連遺産群 39人
なお、本調査の結果は、2013年10月4日発売『歴史街道』11月号(総力特集は「杉原千畝とサムライたち」)に掲載します。誌面では、1位の鎌倉市、11位の東京都台東区、12位の福岡県の担当者に、今回の調査結果をうけてのコメントを寄せていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【本アンケートについて】
『歴史街道』編集部では、読者、歴史ファンの皆様の声をお寄せいただき、いっしょに歴史を愉しむページをつくろうという趣旨で「歴史街道脇本陣」のコーナーをはじめました。本企画では、「毎月のお題」を提示し、広くアンケート調査を実施し、その結果を誌面で発表しています。
★第1回調査「織田信長を演じてほしい俳優は?」
1位:木村拓哉 2位:堺雅人 3位:渡辺謙
★第3回調査「NHK大河ドラマの主人公に取り上げてほしい歴史人物は?」
※現在投票受付中→http://www.php.co.jp/news/2013/08/wakihonjin08.php
【『歴史街道』について】
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。おかげさまで本年2013年4月には創刊25周年を迎えました。
「歴史街道」紹介ページ
http://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/
「歴史街道」Facebookページ
https://www.facebook.com/rekishikaido/
【本件に関するお問合せ】
株式会社 PHP研究所 広報
TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248
E-mail:prinfo@php.co.jp
URL: http://www.php.co.jp/
月刊誌『歴史街道』(編集人:辰本清隆、発行人:小林成彦、株式会社PHP研究所)は、この度、アンケート調査<次に「世界文化遺産」になってもらいたい国内候補は?>を実施。第1位は「武家の古都・鎌倉」という結果となりました。9月17日に政府がユネスコへの推薦を決定し、注目される「明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域」は国内全12候補中、第10位という調査結果となっています。
第1位は「武家の古都・鎌倉」。すでに今年4月に世界遺産委員会諮問機関のイコモス(国際記念物遺跡会議)から、「社寺等で証明される武家の精神的・文化的な側面は評価されるものの、それ以外は物的証拠が不十分」との勧告がなされ、再起を期すべく推薦が取り下げられたのは記憶に新しいところです。今回の調査では、国内における知名度の高さもあり、歴史ファンから圧倒的な支持を集め、最推薦に向けてエールを送る結果となりました。
第11位は「国立西洋美術館」。フランス政府などが中心となり、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計した代表的な作品を一括して世界遺産リストに登録することをめざし、日本も6カ国の共同推薦に名を連ねています。しかし、今回の調査では、そうした歴史的価値が日本国内で十分に浸透していないことがうかがい知れる結果となりました。
残念ながら第12位となったのは「宗像・沖ノ島と関連遺産群」。宗像大社の沖津宮が鎮座する沖ノ島は、島全体がご神体とされる重要な信仰の地であり、発掘調査で出土した8万点の祭祀遺物が国宝指定を受け、「海の正倉院」とも呼ばれています。しかし、そうした魅力が現時点では十分に浸透していなかったためか、今回の調査では順位がふるいませんでした。
なお、9月17日にユネスコへの推薦が決定した「明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域」は、本アンケートが9月5日の時点で締め切られていたこともあり、第10位という結果に終わりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【アンケート調査概要】
◆実施時期: 2013年7月25日〜9月5日
◆有効回答: 1,215人
◆調査方法: ハガキ及びwebアンケート
◆回答者内訳:
<性別>
男性:44% 女性56%
<年代>
10代:3%、20代:17%、30代:25%、40代:25% 50代:19%、60代:9%、70代以上:2%
【調査結果詳細】
(有効サンプル数:1,215 ※複数回答不可/選択式)
第1位 武家の古都・鎌倉 203人
第2位 飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 155人
第3位 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(拡張) 144人
第4位 長崎の教会群とキリスト教関連遺産 138人
第5位 彦根城 125人
第6位 北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群 119人
第7位 富岡製糸場と絹産業遺産群 83人
第8位 金を中心とする佐渡鉱山の遺産群 64人
第9位 百舌鳥・古市古墳群 63人
第10位 明治日本の産業革命遺産―九州・山口と関連地域 42人
第11位 国立西洋美術館 40人
第12位 宗像・沖ノ島と関連遺産群 39人
なお、本調査の結果は、2013年10月4日発売『歴史街道』11月号(総力特集は「杉原千畝とサムライたち」)に掲載します。誌面では、1位の鎌倉市、11位の東京都台東区、12位の福岡県の担当者に、今回の調査結果をうけてのコメントを寄せていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【本アンケートについて】
『歴史街道』編集部では、読者、歴史ファンの皆様の声をお寄せいただき、いっしょに歴史を愉しむページをつくろうという趣旨で「歴史街道脇本陣」のコーナーをはじめました。本企画では、「毎月のお題」を提示し、広くアンケート調査を実施し、その結果を誌面で発表しています。
★第1回調査「織田信長を演じてほしい俳優は?」
1位:木村拓哉 2位:堺雅人 3位:渡辺謙
★第3回調査「NHK大河ドラマの主人公に取り上げてほしい歴史人物は?」
※現在投票受付中→http://www.php.co.jp/news/2013/08/wakihonjin08.php
【『歴史街道』について】
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。おかげさまで本年2013年4月には創刊25周年を迎えました。
「歴史街道」紹介ページ
http://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/
「歴史街道」Facebookページ
https://www.facebook.com/rekishikaido/
【本件に関するお問合せ】
株式会社 PHP研究所 広報
TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248
E-mail:prinfo@php.co.jp
URL: http://www.php.co.jp/