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【早割6/21】見えないことを書く!「エッセーの書き方講座(初級編)」

5期生を募集、協力隊から途上国好きまで

「コロナ禍も終わった。海外に行きたい!」という方、せっかくなら現地発のエッセーを書いてみませんか? しかも他人と一味違うユニークな切り口で。




[画像1: https://prtimes.jp/i/52517/115/resize/d52517-115-143a9875478586fad831-0.jpg ]

おもしろいエッセーかどうかは言ってしまえば「切り口次第」。ネタを見つけ、切り口を考え、そこを掘っていくプロセスは、その土地&その土地の人について知ることにつながります。

目指すは、「見えないこと」(ふつうは気づかないこと)をあぶり出し、エッセーに落とし込むこと。見えることは誰もが書けますが、見えないことを書くのはテクニックが要ります。けれども、価値観や文化の奥といった「大事/おもしろいこと」の多くは目に見えませんよね?

発信しながら現地について学ぶ/現地のことを学びながら発信していく。ライティングは一石二鳥。また見える景色が変わっていくところもおもしろい!

では、どんなことを意識してエッセーを書けばいいのか? ユニークな切り口の見つけ方をグループワークで学べるのが、途上国・国際協力に特化した非営利メディアのganasがZoomで開講する「エッセーの書き方講座(初級編)」です。全6回のプログラム。第5期となる今回の日時は、7月5日〜8月9日の毎週水曜日20時〜22時です。

「エッセーの書き方講座(初級編)」の対象となるのは、JICA海外協力隊員、派遣待ちの人、日本に帰国済みのOV、NGOのスタッフやインターン、海外在住者、留学生&留学志望者、途上国に興味のある大学生&社会人、バックパッカーなど。途上国発のエッセーを書いてみたい方、途上国に行ったときに何かおもしろいことを発信してみたい方に最適です。

「エッセーの書き方講座(初級編)」でまず感じてほしいのは、書くって楽しい!(書くことは考えること)/こう考えればこんなふうに書けるのか!――といったこと。なかでも重視するのは「複眼の視点」で物事をとらえる楽しさ。伝わる文章の書き方そのものというよりも、書き始める前の作業である、何をどう書くかのアイデア(ネタ)や切り口(視点)の見つけ方&考え方にフォーカスする内容となっています。

とりわけJICA海外協力隊員にとっては、自分の活動が「エッセーを書くネタのもと」になります。ユニークな活動(経験)をたくさんして、その結果ユニークなネタ(成功しても、失敗してもネタになる)を手に入れる、ユニークなネタが欲しいからユニークな活動をたくさんする――。どちらが先かはともかく、この2つの相乗効果で、任地のことを少しでも深く知れるといいですね!

これこそが「書く意義」ですし、また協力隊員が任期中にエッセーを書くべき理由です。任地にただいるだけでは意外と何も見えてきませんから。

この考えはなにも協力隊員だけに当てはまるものではありません。途上国を旅する人も同じです。たくさん動いて、たくさんの現地の人とたくさん話す経験はネタの源泉。切り口を意識することで「見える世界」は広がります。

下はganas編集長が協力隊員時代に書いたエッセー(12回の連載)です。ご参考まで。
 ↓
【環境と開発の接点(1)】ポイ捨ては“文化”?! マンゴーは種を捨てれば実がなるのに‥‥〜途上国の環境意識はなぜ低いのか〜 https://www.ganas.or.jp/20061101eco/

また講座の期間中は、受講者の皆さんが書いたエッセーもシェアしていただき、みんなでいろいろ感想を言い合いましょう! 盛り上がります。

*「エッセーの書き方講座(初級編)」は、ganasが過去に24回開講(受講者は800人以上)してきたグローバルライター講座(全8回)の内容とは大きく異なります。伝わる書き方(ネタや切り口の見つけ方ではなく、伝わる文章そのものの書き方)を体系的に学びたい/ライティングスキルを短期間で上げたい/記事を実際に書いて、それに対するテクニカルなフィードバックを講師(ganas編集長)から毎週もらいたいという方は、10月から開講する予定のグローバルライター講座(25期)にお申し込みください(詳細は夏ごろにganasのサイトで発表します)。

■エッセーの書き方講座(初級編)の日程と内容(予定)

・第1回:7月5日(水)20:00〜22:00 *22時から簡単な懇親会(希望者のみ)
「似ているところ」と「違うところ」を探そう。物事には、似ているようで良く考えると違うもの、違うようで良く考えると似ているものがあります。「比較」から見えてくる観察&気づきこそが、ユニークなネタの源泉となります。

協力隊員の場合、任国と日本だけでなく、任国と日本以外の国、同じ国でも別の場所同士も比べられますよね。もちろん場所だけでなく、旧宗主国・大国・隣国の影響、ジェンダー意識、ファッション、人と人との関係なども! タンザニアのカレー、タイのカレー、インドのカレー、ミャンマーのカレーなどを比べてもおもしろいかもしれません。誰も書かないことを書きましょう!

・第2回:7月12日(水)20:00〜22:00
「ビフォーとアフターの間」を埋めよう。物事や人のビフォーとアフターを書け、とはよく言われます。ですが、「その間」にこそ、興味深いストーリーが眠っています。ストーリー重視の文章は深みが出ます! 読み手を引き付けます。

協力隊員の場合、任地で地元の人に話を聞く機会は毎日あります(これはすごいこと!)。その際に使えるテクニックが、「ビフォーアフターとその間」。ビフォー(10年前、20年前、30年前)とアフター(今)だけを聞いても、肝心の「その間」が抜けてしまうと内容はスカスカ。「ん? で何? 何があったの?」となってしまいます。そうならないために、「その間」をどう考えればいいのか、を学びます。濃いエッセーを書きましょう!

・第3回:7月19日(水)20:00〜22:00
受講者同士でインタビューをしてみよう。その際に意識すべきは、これまでに習ったこと。もっといえば、エッセーを書くのなら、「読み手が絵を描ける」ぐらいのディテールが欲しいところ(なんとなくわかるでしょ? では本当の意味では伝わったことになりませんよね)。インタビューでは、知る/深掘りする/読み手が「へー!」と唸る内容を引き出すおもしろさを体験しましょう!

協力隊の場合、任地のいろんな人をインタビューできるチャンスは毎日あります! あいさつを交わすだけで2年をやり過ごすのはもったいない。任地ではご飯を食べながら、お酒を一緒に飲みながらインタビュー三昧を。出発前にぜひ、インタビューする&される練習をしておきましょう!

・第4回:7月26日(水)20:00〜22:00
「視点のもち方」をグループワークで学びます。1つの物事も、とらえる視点(切り口、角度、アングル)によって違って見えます。複眼の視点をもてれば、文章に厚みが出ます。「ほー、なるほど」と読み手を驚かせるエッセーを書くのは快感。

同じ国に滞在するにしても、企業や政府機関の駐在員なのか、NGOスタッフなのか、現地採用の社員なのか、留学生なのか、旅行者なのか、はたまた現地の人(現地の人もいろいろ)なのか、といった「立ち位置」(これも視点のひとつ)によって「見える景色」は変わります。もちろん、どんな層と付き合うのか、どれぐらい仲良くなるのかによっても。途上国の田舎で2年暮らせる協力隊員のメリットを最大限に生かし、オリジナルの視点を見つけるのはおもしろい!

・第5回:8月2日(水)20:00〜22:00
ブレインストーミング(クラスタリング)のやり方を学びます。クラスタリングとは、物事を深掘りしながら、同時にカテゴリー化もしていく手法。クラスタリングのコツをつかめば、読み手を「おっ!」と言わせるエッセーも書きやすくなります。クラスタリングの効果をぜひ実感してください!

協力隊員の場合、現地に行って活動すれば、ネタは山ほど出てくるはず。大事なのは、そうしたネタに自分が気づけるか、それを深められるか、またそれをおもしろがれるかどうか、です。クラスタリングの手法はそういった際に重宝します。

・第6回:8月9日(水)20:00〜22:00 *22時から簡単な打ち上げ(希望者のみ)
質問の仕方の基礎を学びます。情報が欲しいなと思っても、質問の仕方が悪いと、質の高い情報も、またたくさんの情報も得られません。情報の質と量が十分でなければ当然、おもしろいエッセーは書けないですよね。

協力隊員の場合、日々の暮らしそのものが取材みたいなもの。つまりチャンスは無限大! 恵まれたこの環境を生かさない手はありません。現地でそのまま使える質問テクニックを身につけませんか? 貴重な2年の経験をより濃くし、またそれをしっかり言語化しておくためにも! 「質問力」「書く力」「発信力」は大げさではなく、帰国後の人生を変える可能性を秘めています。

*内容は変わる可能性があります。
*場所はご自宅(Zoomでつなげます)。ネット環境さえあれば世界のどこからでも受講できます。
*詳細は受講が確定した方にご連絡します。
*やむなく欠席される場合は、その回の録画を視聴できます。
*ご要望があれば、オフ会を首都圏で開きます。

■「エッセーの書き方講座(初級編)」の5大メリット!

1.書くことを通じて途上国の理解度が深まる!
書くことは考えること。書かずして(考えずして)、短期間(2年はあっという間!)で異国の理解度を高めるのは至難の業です。情報をインプットし(現地の人と仲良くなって、たくさん話を聞いて、自分でもいろいろ調べて、もちろん実際に経験して)、思考を巡らせ、整理して、それをアウトプットするというプロセスを繰り返すことは、その国を少しずつ深く知ることにつながります。理解度が徐々に上がっていけば、協力隊の活動もより成果が出て楽しくなるかも!

2.オンリーワンのエッセーを発信できる!
物事は、さまざまな視点(切り口)からとらえたほうが深くなりますよね。イエスかノーかで二極的に考えるのは浅すぎると思いませんか? 複眼の視点でとらえると、「こんな見方もあったのか!」といったエッセーを発信できます。ユニーク(独特)な切り口で途上国の物事を考察するのは、自分も楽しいですし、読み手を唸らせます。エッセーの真骨頂は、視覚では見えないことを発見して(気づいて)、それを書くこと!

3.途上国のおもしろさ/深さを実感できる!
好奇心を知識に変えていく作業(エッセーを書くことはこれに近い)には終わりがありません。ひとつ知れば、またこれも知りたいという欲求の連鎖にはまっていくのが途上国ウォッチャー。途上国はまた、日本と比べてどんどん変わっていくので、その変遷を追うだけでも飽きません(東南アジアの発展の仕方をみると、アフリカの未来が少し想像できる)。さらに途上国と一口にいっても多種多様。違いを知ること、その裏に何があるのかを掘っていくのが楽しくてたまらなくなります!

4.書くことが「苦手」から「楽しくなる」!
「書くこと=苦しい」から「書くこと=楽しい」に変わります。エッセーを書く作業の根底にあるのは、想像(イメージ)を膨らますこと、新しいことを知ること。楽しくないわけがないですよね? それをグループワークで体験してもらいますし、ネタや切り口を見つけるための具体的なテクニックも身に付きます。書くことが好きになれば、人生も楽しくなること間違いなし(人生は書くことだらけなので)!?

5.途上国好きの仲間と知り合える!
ganasが開講するプログラムには毎回、途上国・国際協力に関心をおもちの方(高校生から60代の方まで)がたくさん集まります。こうしたライティング講座はほかにありません。途上国トークで盛り上がるのはもちろん、グループワークを通じて仲良くなれるのは嬉しいですよね。受講者の皆さまが書いたエッセーについてもみんなでわいわい感想を言い合いましょう! ご要望があれば、首都圏でオフ会も開いたり、森でのハンモック(ラテンアメリカの文化)体験会も(ganas編集長はハンモックコレクター)!

■費用
・一般&学生:2万5000円⇒早割2万2000円
・JICA海外協力隊員/派遣待ちの人:2万2500円⇒早割1万9500円
・ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター:2万円⇒早割1万7000円

*6月21日(水)までのお申し込みは「早割」として3000円割引(受講料のご入金が完了していること)。
*ganasサポーターズクラブ(https://www.ganas.or.jp/gsc/)に入ると、講座が終わってからも継続してお得に学べます(講座のお申し込みと同時での入会でも割引を受けられます)。
*JICA海外協力隊員/派遣待ちの人にも2500円の応援割引(早割との併用可。あわせて5500円の割引に)!
*受講生の都合により入金後に辞退されても返金はいたしません。ご了承ください。
*2023年10月に開講する通常のグローバルライター講座(全8回)を、特別割引として3000円安く受講できます(早割との併用可)。 詳細は夏ごろにganasのウェブサイト(https://www.ganas.or.jp/news/)でお知らせします。

■定員
15人程度(先着順)

■〆切
7月1日(土)

*先着順。ただし定員に達し次第、締め切ります。
*6月21日(水)までのお申し込みは「早割」として3000円割引(受講料のご入金が完了していること)。
*お申し込みは受講料のご入金をもって完了いたします。
*キャンセルされても参加費は返金できません。ご了承ください。

過去の参加者の声
「書くコツをつかんだ実感がすごくある。物事の共通項や違いを受講者みんなで出すグループワークで、講師(ganas編集長)が時折添えるコメントが視野を広げ、また考えさせてくれた。大変学びになった」

「受講者が書いたエッセーに対する講師(ganas編集長)のフィードバックに、いろんな視点や考え方が入っていて楽しかった」

「書くことについて教えてもらったことがなかったので、とても刺激になった。JICA海外協力隊として任地に派遣されてからも少しずつ書き続けたい」

「(グループワークのひとつである)『beforeとafterの間に眠るストーリーを考えること』が面白かった。自分の協力隊での活動を妄想し、成功していくプロセスを文章にしていく過程が楽しい」

「(グループワークのひとつである)『質問の仕方』の内容がとても参考になった。実際のワークでは深掘りにつながらず苦戦したが、いろんな物事を知れるための有効なツールだなと思った」

「JICA海外協力隊に特におすすめ。講師(ganas編集長)の途上国での話を直接聞ける、参加者同士のつながりができる、協力隊の活動のヒントが得られるから」

「大学生にも勧めたい。エッセーの書き方を学ぶことを通して、いろんな視点を持てるし、またJICA海外協力隊員ともフランクに話せる機会は貴重」

「(グループワークを通して)自分にはなかった視点に気づいた。また実は自分なりの価値観が隠れていたこともわかった」

「インタビューの方法がとても学びになった。過剰に共感しようとするから、自分は質問が浮かばなくなると思った」



■こんな方におススメ
・JICA海外協力隊員、派遣待ちの方、OV
・途上国にちょっとでも興味のある大学生
・途上国にこれから住む予定の方/住んでいる方
・途上国を「複眼の視点」でとらえる方法を学びたい方
・NGOや学生団体で活動している方
・途上国や国際協力についてSNSなどで発信したい/している方
・他人と違うことを書けるようになりたい方
・書くことが苦手な方
・何を書いていいのかわからないという悩みを抱えている方
・自分が書いた文章に、「意味がわからない」と言われる方
・グローバルライター講座や77日記者研修に興味があるが、まずは軽めのプログラムを試してみたい方
・就活のエントリーシート(ES)の書き方対策をしておきたい方
・メディア志望の方
・同じ関心(途上国好きが集まります)をもつ人とつながりたい方

■申し込み方法
https://forms.gle/FU2HoB3eppNBHGs6A

*上のリンクをクリックして、申込書にご記入ください。完了されましたら、その旨をメール(devmedia.ganas@gmail.com)でもお知らせいただくと確実です(お申し込みの際にメールアドレスを誤って記入されますと、こちらからのメールが届きません)。
*メールで受講料の振込先を案内させていただきます。
*お申し込みはご入金をもって完了します。

■講師
長光大慈(特定非営利活動法人開発メディア代表理事、ganas編集長)
[画像2: https://prtimes.jp/i/52517/115/resize/d52517-115-a06a0824ddfe4d420cc9-1.jpg ]

上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、およそ50カ国の渡航経験をもつ。青年海外協力隊(現在のJICA海外協力隊)のOV(ベネズエラ)でもある。ハンモックのコレクター。メディアの仕事を始めて四半世紀以上。

■主催
特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」の運営団体)

ウェブサイト:https://www.ganas.or.jp/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ganas.or.jp
ツイッター:https://twitter.com/devmedia_ganas
インスタグラム:https://www.instagram.com/devmedia_ganas/
ライン:https://page.line.me/ganas
メール:devmedia.ganas@gmail.com
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