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ISIDとUBIC子会社のRappaが業務提携、人工知能による「デジタルキュレーション」の実装支援を提供開始

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井節生、以下ISID)と株式会社UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)子会社で人工知能によるデジタルマーケティング事業を展開するRappa(ラッパ)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:斎藤匠)は業務提携を行い、人工知能を用いた「デジタルキュレーション」の実装支援サービスの提供を本日より開始します。




両社が提供する「デジタルキュレーション」とは、インターネット上の様々なコメントやレビューをもとに、一人ひとりの嗜好にあったお店や商品などを提案するものです。多数の人がそれぞれ意思を持って書き込んだコメント群を、UBICが独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT※(キビット)」を用いて解析することにより、オススメやマッチングの精度を高められることが特長です。年齢や性別などの属性やランキング点数、あるいは購買・行動パターンの類似性をもとに嗜好を類推する従来の手法とは異なり、KIBITによる高度なテキスト解析によって、利用者一人ひとりの嗜好や感覚を捉え、その人だけのパーソナルなレコメンドを行うことが可能となります。

ISIDとUBICは2015年3月に本サービスの共同開発に着手し、様々なデータを用いた検証と機能開発を経て、今回のサービス開始に至りました。本サービスは、大手口コミサイトやECサイト等の運営事業者を主な対象として、個別要件に応じたシステム開発および導入支援と合わせて提供していきます。

本サービスの活用により、サイト運営事業者は、利用者がお店や商品を選ぶ際、膨大な口コミ情報やレビューを読まなくても、その人の嗜好や感覚を覚えた人工知能が自動的にオススメを提案する、といったサービスの提供が可能になります。これにより、利用者自身も気付かなかったお店や商品に出会える驚きや楽しみを提供できるようになり、サイトの活性化や利用頻度の向上などが期待できます。また、例えば「本の好き・嫌い」の情報から潜在的な嗜好パターンを類推し、別な分野、例えば「好みと思われる宿」を提案するといった、ジャンルを超えたサービス提供も可能となります。

本サービスは、製造業や金融業など消費者視点での商品企画やサービス開発が求められる企業にも有効です。商品サイトやコミュニティサイトなどに集まる消費者のコメントを解析し、潜在欲求を目に見える指標として形式知化することで、新商品開発やサービス改善に役立てることが可能となります。

本サービスの提供にあたり、RappaはUBIC人工知能エンジンKIBITの提供を、ISIDは顧客企業への事業展開・拡販と個別要件に応じたシステム開発、データ検証および導入支援を担っていきます。事業展開・拡販に際しては、株式会社電通のデジタルマーケティング事業との連携も行います。

[画像1: http://prtimes.jp/i/6776/120/resize/d6776-120-209089-1.jpg ]



[画像2: http://prtimes.jp/i/6776/120/resize/d6776-120-246732-2.jpg ]



※KIBITについて
人工知能「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、UBICが独自開発した日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。

<ISIDについて> URL: http://www.isid.co.jp/
1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っています。

<UBICについて> URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社UBICは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として2003年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(R)(リット・アイ・ビュー)」、アジア言語に対応した「Predictive Coding(R)(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培ったUBIC独自の人工知能は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業の拡大を進めています。2003年8月8日設立。2007年6月26日東証マザーズ上場。2013年5月16日NASDAQ上場。資本金1,688,433千円(2015年3月31日現在)。

<Rappaについて> URL: http://www.rappa.com/
Rappa株式会社は、株式会社UBICが独自開発し提供する「人間の感覚や暗黙知を学ぶ人工知能技術」をデジタルマーケティング事業に応用することで、デジタルキュレーションサービスやコミュニティサイトの運営等の事業を展開する企業です。人工知能技術を使って人間の趣味や嗜好を学び取り、ウェブ上の膨大な情報の中から必要な情報を素早く入手することで、「一人ひとりが自分にとって価値ある情報に出会う」ことを実現し人間の豊かな創造力を支援することで、社会の発展に貢献することを目指します。2015年9月1日株式会社UBICの100%子会社として設立。資本金1,000万円(2015年9月30日現在)。
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