幼児2人乗せ運転、適合自転車と一般の自転車、どこが違う?JAFユーザーテストで制動距離と安定性の違いを比較
[12/07/18]
提供元:PRTIMES
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JAF(一般社団法人日本自動車連盟、会長小栗七生)は、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを実施し、その結果をホームページに公開しました。
自転車の荷台等に幼児を2人乗せることは法規違反となっていますが、平成21年7月の改正により、フレームやブレーキを強化した「幼児2人同乗基準適合車」は、2人乗せが可能となりました。しかしながら、規則を知らなかったり、適合自転車が高価なため、依然として一般的な自転車に幼児を2人乗せて走行している人が多く見られる状況です。
テストは、それぞれの自転車に3歳児(15kg)と6歳児(20kg)を想定したダミー人形を乗せ、女性モニターに走行してもらうことで安全性を検証しました。「ブレーキ時の制動距離」、「走行時のふらつき」、「スタンド駐車時の安定性」の3つの面で比較し、全てにおいて適合自転車の安全性の高さが確認されました。
JAFでは、幼児を2人乗せて走行する際には、法規に則って安全性の認められた適合自転車を使用するとともに、適合自転車といえども決して過信せず、車重が増える分、より慎重に運転するよう呼びかけています。
【テスト動画をホームページで公開中】
⇒JAFチャンネル http://ch.jafevent.jp/channel.php?ch_id=6