東京藝術大学大学院映像研究科「OPEN THEATER 2015-16 みんなで映画のつくり方を学ぶために友達に書き送る手紙 vol.1」を横浜で開催!
[16/02/26]
提供元:PRTIMES
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黒沢清監督や諏訪敦彦監督と学生によるトークショーも同時開催!!
『OPEN THEATER 2015-16
みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙 vol.1』
・東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第11期夏期16mm実習作品上映
・黒沢清×諏訪敦彦 トーク
[画像: http://prtimes.jp/i/13670/124/resize/d13670-124-361936-0.jpg ]
映像文化都市づくりを推進する横浜市は、東京藝術大学大学院映像研究科と連携・協力して、同大学院の有する高度な映像表現知識・技術を活用した地域貢献事業を実施しています。
このたび、同科映画専攻第11期生が制作した短編作品の上映会を開催します。作品の上映にあわせて、本校の監督領域の教授でもある黒沢清監督と諏訪敦彦監督によるトークも行います。これらは、彼らが藝大に入学して初めて撮った作品であり、16mmフィルムでの撮影に挑戦した作品でもあります。変わりゆく映画制作の状況下で、大学という場所での映画制作に課せられた規則と、遊びの可能性。映画をつくることとは何なのか。さまざまなあり方を考察するきっかけとなる一通の手紙を送ります。
わたしたちは遊ぶ
映画で遊ぶ
遊びに規則があると
君は思っている
なぜなら 君は これは遊びで
大人のためだけのものだというのを
まだ知らずにいる
子供だからだ
君はもう大人のひとりだ
なぜなら君は これは子供たちの
遊びだということを忘れてしまっているからだ
──「みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙」より
ジャン=リュック・ゴダール
<イベント詳細>
【日時】3/12(土)14:00開始(13:30開場)
【会場】東京藝術大学横浜校地馬車道校舎
横浜市中区本町4-44 みなとみらい線「馬車道」駅5、7番出口すぐ
【料金】入場無料・予約不要
【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
<スケジュール>
13:30 開場
14:00『どうでもいいけど』『感光以前』
14:30 黒沢清×佐々木健太×竹内里紗 トーク
休憩
15:00 『帰れないふたり』『しじゅうご円』
15:30 諏訪敦彦×竹林宏之×清原惟 トーク
16:00 黒沢清×諏訪敦彦 トーク
17:00 終了予定
※全作品デジタル上映になります。
【東京藝術大学大学院映像研究科ウェブページ】
http://geidai-film.jp
黒沢清(映画監督/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1955年生まれ。大学在学中より8mm映画を起点にした創作活動を続け、その後ジャンルを問わず精力的に38作品を監督。代表作に『CURE』(97)『カリスマ』(99)『アカルイミライ』(02)など。『回路』(00)は第54回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、『トウ キョウソナタ』(08)は第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞を受賞。最新作の『岸辺の旅』(15)は第68回カンヌ映画祭ある視点部門監督賞を受賞。
諏訪敦彦(映画監督/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビド キュメンタリーの演出を経て、96年に『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。『M/OTHER』(99)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H/Story』(01)『パリ・ジュテーム』(オムニバス/06)『不完全なふたり』(05/ロカルノ国際映画祭審査員特別賞) 『ユキとニナ』(09)など。完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。
『どうでもいいけど』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:佐々木健太
脚本:木村暉
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:千田瞭太
照明:城田柾
美術:美崎玲奈
サウンドデザイン:川神正照
編集・記録:カンバラリエフ・ジャニベック
キャスティング協力:福島珠理
出演:オノエリコ 木村泰生 森了蔵 高野香流 石井美月 小澤優梨花
幼なじみの隆弘とひとつ上の由里はいつものように一緒に小学校に通っている。校庭で下ネタを言い合ったりしては、はしゃぐ男子たちを女子たちは小馬鹿にしたように軽蔑の目で見ている。その下校中、トイレを探してふたりはいつもの帰り道とは違う方へと歩いていく。次第に辺りが暗くなっていくなか、ふと通りかかった公園で秘密基地のような掘建て小屋を見つける。
『感光以前』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:竹内里紗
脚本:峰尾賢人
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:松島翔平
照明:城田柾
美術:美崎玲奈
サウンドデザイン:伊豆田廉明 冨金原康典
編集・記録:李奥洋
助監督:浅野良輔
出演:大村沙亜子 金井浩人 堀春菜 小川ゲン 小綿照雄
夏。映画学校が取り壊される前日の夜。元生徒の武田と相川は美術道具を取りに学校へと忍び込む。誰もいない校舎と建てられたままのセット。そこはかつての面影を残したまま時間が停止しているかのようである。一方、時を同じくして警備員の室井は女子高生の瑞木に出逢い……。
『帰れないふたり』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:竹林宏之
脚本:上田望園
プロデューサー:福島珠里
撮影:諸橋和希
照明:井前隆一朗
美術:侯捷
サウンドデザイン:清水裕紀子 横溝千夏
編集・記録:小林淳之介
出演:夏都愛未 柳谷一成 原田浩ニ
自暴自棄になった派遣社員の芽衣子は、ゴミ置き場に赤い紙袋を捨てに行く。そこには、廃品回収をしながらリサイクル店を営む喜久夫がおり、紙袋は喜久夫に回収される。
芽衣子は、一度は捨てた紙袋を捨てきれず、喜久夫の店まで紙袋を追いかけて行ってしまうのだった。喜久夫の店には息子である雄一がおり、芽衣子は紙袋そっちのけで雄一に襲い掛かっていく。
『しじゅうご円』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:清原惟
脚本:加藤法子
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:上野陸生
照明:龍浩錕
美術:侯捷
サウンドデザイン:伊藤泰信 仲間章雄
編集・記録:長島一由
出演:小畑みなみ 横田光亮 上野みき
このみはフィルムカメラを常に持ち歩いていて、部屋の隅で本を読む男と暮らしていた。男が洗濯機で洗ってしまった小銭を持って、夢で見たいつかの神社へお参りに行くのだが、賽銭箱に入れず手に握りしめたまま鳥居を出てしまう。すると小銭はこのみの手の中で……。このみの夏の日の夢に現実は反転し融合していく。
【東京藝術大学大学院映像研究科ウェブページ】
http://geidai-film.jp
【お問合せ】
東京藝術大学大学院映像研究科
電話:050-5525-2682
FAX:045-650-6203
メールアドレス:opengeidai@gmail.com
『OPEN THEATER 2015-16
みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙 vol.1』
・東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第11期夏期16mm実習作品上映
・黒沢清×諏訪敦彦 トーク
[画像: http://prtimes.jp/i/13670/124/resize/d13670-124-361936-0.jpg ]
映像文化都市づくりを推進する横浜市は、東京藝術大学大学院映像研究科と連携・協力して、同大学院の有する高度な映像表現知識・技術を活用した地域貢献事業を実施しています。
このたび、同科映画専攻第11期生が制作した短編作品の上映会を開催します。作品の上映にあわせて、本校の監督領域の教授でもある黒沢清監督と諏訪敦彦監督によるトークも行います。これらは、彼らが藝大に入学して初めて撮った作品であり、16mmフィルムでの撮影に挑戦した作品でもあります。変わりゆく映画制作の状況下で、大学という場所での映画制作に課せられた規則と、遊びの可能性。映画をつくることとは何なのか。さまざまなあり方を考察するきっかけとなる一通の手紙を送ります。
わたしたちは遊ぶ
映画で遊ぶ
遊びに規則があると
君は思っている
なぜなら 君は これは遊びで
大人のためだけのものだというのを
まだ知らずにいる
子供だからだ
君はもう大人のひとりだ
なぜなら君は これは子供たちの
遊びだということを忘れてしまっているからだ
──「みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙」より
ジャン=リュック・ゴダール
<イベント詳細>
【日時】3/12(土)14:00開始(13:30開場)
【会場】東京藝術大学横浜校地馬車道校舎
横浜市中区本町4-44 みなとみらい線「馬車道」駅5、7番出口すぐ
【料金】入場無料・予約不要
【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
<スケジュール>
13:30 開場
14:00『どうでもいいけど』『感光以前』
14:30 黒沢清×佐々木健太×竹内里紗 トーク
休憩
15:00 『帰れないふたり』『しじゅうご円』
15:30 諏訪敦彦×竹林宏之×清原惟 トーク
16:00 黒沢清×諏訪敦彦 トーク
17:00 終了予定
※全作品デジタル上映になります。
【東京藝術大学大学院映像研究科ウェブページ】
http://geidai-film.jp
黒沢清(映画監督/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1955年生まれ。大学在学中より8mm映画を起点にした創作活動を続け、その後ジャンルを問わず精力的に38作品を監督。代表作に『CURE』(97)『カリスマ』(99)『アカルイミライ』(02)など。『回路』(00)は第54回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、『トウ キョウソナタ』(08)は第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞を受賞。最新作の『岸辺の旅』(15)は第68回カンヌ映画祭ある視点部門監督賞を受賞。
諏訪敦彦(映画監督/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビド キュメンタリーの演出を経て、96年に『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。『M/OTHER』(99)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H/Story』(01)『パリ・ジュテーム』(オムニバス/06)『不完全なふたり』(05/ロカルノ国際映画祭審査員特別賞) 『ユキとニナ』(09)など。完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。
『どうでもいいけど』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:佐々木健太
脚本:木村暉
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:千田瞭太
照明:城田柾
美術:美崎玲奈
サウンドデザイン:川神正照
編集・記録:カンバラリエフ・ジャニベック
キャスティング協力:福島珠理
出演:オノエリコ 木村泰生 森了蔵 高野香流 石井美月 小澤優梨花
幼なじみの隆弘とひとつ上の由里はいつものように一緒に小学校に通っている。校庭で下ネタを言い合ったりしては、はしゃぐ男子たちを女子たちは小馬鹿にしたように軽蔑の目で見ている。その下校中、トイレを探してふたりはいつもの帰り道とは違う方へと歩いていく。次第に辺りが暗くなっていくなか、ふと通りかかった公園で秘密基地のような掘建て小屋を見つける。
『感光以前』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:竹内里紗
脚本:峰尾賢人
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:松島翔平
照明:城田柾
美術:美崎玲奈
サウンドデザイン:伊豆田廉明 冨金原康典
編集・記録:李奥洋
助監督:浅野良輔
出演:大村沙亜子 金井浩人 堀春菜 小川ゲン 小綿照雄
夏。映画学校が取り壊される前日の夜。元生徒の武田と相川は美術道具を取りに学校へと忍び込む。誰もいない校舎と建てられたままのセット。そこはかつての面影を残したまま時間が停止しているかのようである。一方、時を同じくして警備員の室井は女子高生の瑞木に出逢い……。
『帰れないふたり』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:竹林宏之
脚本:上田望園
プロデューサー:福島珠里
撮影:諸橋和希
照明:井前隆一朗
美術:侯捷
サウンドデザイン:清水裕紀子 横溝千夏
編集・記録:小林淳之介
出演:夏都愛未 柳谷一成 原田浩ニ
自暴自棄になった派遣社員の芽衣子は、ゴミ置き場に赤い紙袋を捨てに行く。そこには、廃品回収をしながらリサイクル店を営む喜久夫がおり、紙袋は喜久夫に回収される。
芽衣子は、一度は捨てた紙袋を捨てきれず、喜久夫の店まで紙袋を追いかけて行ってしまうのだった。喜久夫の店には息子である雄一がおり、芽衣子は紙袋そっちのけで雄一に襲い掛かっていく。
『しじゅうご円』 2015年/15分/カラー/スタンダード
監督:清原惟
脚本:加藤法子
プロデューサー:池本凌太郎
撮影:上野陸生
照明:龍浩錕
美術:侯捷
サウンドデザイン:伊藤泰信 仲間章雄
編集・記録:長島一由
出演:小畑みなみ 横田光亮 上野みき
このみはフィルムカメラを常に持ち歩いていて、部屋の隅で本を読む男と暮らしていた。男が洗濯機で洗ってしまった小銭を持って、夢で見たいつかの神社へお参りに行くのだが、賽銭箱に入れず手に握りしめたまま鳥居を出てしまう。すると小銭はこのみの手の中で……。このみの夏の日の夢に現実は反転し融合していく。
【東京藝術大学大学院映像研究科ウェブページ】
http://geidai-film.jp
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東京藝術大学大学院映像研究科
電話:050-5525-2682
FAX:045-650-6203
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