ノボ ノルディスク ファーマ、47都道府県を対象とした「肥満」と「肥満症」に関する日本人9,400名の意識実態調査結果を発表
[24/09/30]
提供元:PRTIMES
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― 肥満症の認知率は前年比で横這い。自身の肥満に関して医療機関を受診しない理由が高年層と若年層で異なる ―
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:キャスパー ブッカ マイルヴァン、本社:東京都千代田区) は、全国47都道府県の男女9,400名 (20-75歳) を対象に、「肥満」と「肥満症」に関する意識実態調査を実施し、本日、調査結果を発表しました。
【調査に関して】
本調査は、2021年より毎年ノボ ノルディスク ファーマが実施している、第三者調査会社を通じて「肥満」または「肥満症」の疑いがあるBMI (体格指数) 25以上の男女を対象に行ったインターネット調査です。今回の調査でも、例年通り「肥満」および「肥満症」に対する生活者の意識と態度の変化を探っています。この度の調査結果として最も重要な点は、本年前半には肥満症治療や肥満症が多く話題になった中でも、肥満症の認知率は前年比で横ばいとなり、向上しなかったことです。しかしながら、50代以降または肥満症の疑いのある層では、認知率が徐々に高まっていることが判明しています。また、自身の肥満に関して医師へ相談をしたくないと考える理由が、高年層と若年層で異なることもわかりました。
都道府県別ですと、認知度が最も高かったのは大分県となり、大分県は肥満症に関する検索行動を取った人が最も多かった県でもあります。肥満症に関する情報入手先として、最も多かったのが「TV」。そして多くの県では2番目に「検索サイト」「ニュースサイト」が選択されていますが、情報の入手先の2番目に「かかりつけ医」を選択した県も多く見られました。調査結果の主なポイントとその詳細は以下となります。
【調査結果の主なポイント (全体)】
・ 肥満症の認知率は、前年比で若干の向上を見せるも、ほぼ横這いとなりました。しかし、”50代以降”と” 肥満症の疑いあり”層の中では全体よりもポイントの向上率が高く、認知が徐々に広まっていると考えられます。向上率が低かったのは50代以下となり、肥満症の認知の向上率が前年比で横ばいとなりました。肥満症の認知率は以下となります。
● 全体: 8.7% (前年比+0.4ポイント)
● 50代以降: 9.6% (前年比+0.6ポイント)
● 肥満症の疑いあり:10.8% (前年比+0.6ポイント)
● 20〜40代: 7.5% (前年比+0.1ポイント)
※2023年度までは肥満症の認知率を、肥満と肥満症の違いを「よく知っている」「知っている」「聞いたことがある」までを「認知」として集計していましたが、2024年度は「よく知っている」「知っている」を「認知」として考え、過去の結果も2024年の考えに合わせて再集計しています。
・ 高年層 (60代以上) は若年層 (20代〜40代) よりも肥満症という病気を認知しているにも関わらず、肥満症の疑いがある自覚が低く、同時に、自身の肥満に関して医師への相談意向が低い傾向にあります。理由として、高年層は「肥満は自己責任だと思うから」と回答している人が他世代と比較しても多いため (高年層43.8%、若年層36.5%) であると考えられます。肥満症の自覚率、また、医師への相談意向に関する結果は以下となります。
● 肥満症自覚率:
◎ 高年層x肥満症の疑いありで、「肥満症の自覚なし」61.8%
◎ 若年層x肥満症の疑いありで、「肥満症の自覚なし」19.4%
● 医師への相談意向:
◎ 高年層x肥満症の疑いありで、「相談したくない」38.2%
◎ 若年層x肥満症の疑いありで、「相談したくない」29.6%
・ 一方、若年層は肥満症の自覚は高く (若年層x肥満症の疑いありで、肥満症自覚率33.0%)、医師への相談意向は高年層と比較して高い傾向にありますが (若年層x肥満症の疑いありで、医師へ相談したいと回答した人34.7%、高年層x肥満症の疑いありで、医師へ相談したいと回答した人25.8%)、自身の肥満に関して医師に「相談したくない」と回答した理由が、高年層と異なりました。
● 若年層が医師への相談を行わない理由:
1. お金がかかるから:38.3% (高年層20.2%)
2. 肥満は自己責任だと思うから:36.5% (高年層43.8%)
3. 恥ずかしいから:27.8% (高年層7.4%)
・ 自身が肥満症であることに対する「自覚あり」の人の方が、肥満に関して医師への相談意向が高い傾向が出ています。一方で、自身が肥満症であるという自覚があっても、肥満症に関する情報検索行動を行ったことがない人が半数近くいるという結果も出ました。
● 医師への相談意向が「相談したい」の割合:肥満症「自覚あり」40.0%、「自覚なし」24.5%
● 「肥満症の情報を調べたことがない」人の割合:肥満症「自覚あり」44.2%、「自覚なし」61.3%
【調査結果の主なポイント:都道府県別】
・ 肥満症の認知率に関して、認知率が比較的高い傾向にあったのは大分県 (13.5%)、秋田県・長崎県・宮崎県・沖縄県 (いずれも11.5%) となりました。一方で、認知率が低かったのは山形県 (5%)、滋賀県・福岡県 (いずれも5.5%) などでした。
・ 自身の肥満に関する医師への相談意向に関して、「相談したい」と回答した人の割合が多かったのが熊本県 (33.1%)、鳥取県 (32.2%)、三重県 (31.8%) などでした。一方で、「相談したくない」と回答した人の割合が多かったのは青森県 (53.9%)、福岡県 (53.1%)、香川県 (50.9%) などとなります。
・ 肥満症に関する検索行動に関して、最も検索行動を行った割合が多かったのが、大分県 (54.6%)、三重県 (52.6%)、山形県 (51.5%) などでした。また、すべての都道府県で、情報の入手先として最も多かったのが「TV」となりました。多くの県では、情報入手先の2番目に「検索サイト」「ニュースサイト」が挙げられていますが、岩手県、山形県、東京都、長野県、滋賀県、京都府、大阪府、広島県、香川県、佐賀県の10都府県では情報の入手先の2番目に「かかりつけ医」が入りました。中でも特に東京都 (18.6%)、山形県 (14.1%)、京都府 (13.1%) が、情報入手先に「かかりつけ医」と回答した人が多かった都府県となります。
ノボ ノルディスク ファーマ 肥満症事業本部 本部長である清水 真理子は次のように述べています。「弊社は、肥満症患者さんのアンメットメディカルニーズにお応えするオプションとして、健康障害を改善し、生活の質 (QOL) と健康寿命延伸のための一助になりたいという想いのもと、肥満症治療への取り組みを行っておりますが、『肥満症』という疾患の認知を拡大していく難しさに直面しています。しかしながら、肥満症の診断率自体は上がっており (※以下表を参照)、また、自身の減量に関して医師に相談をした人の方が、相談をしなかった人よりも効果を感じ、さらに減量への継続意思も高い傾向にあることも、本調査で判明しております※。弊社は肥満症治療への取り組みを行う企業として、肥満症治療の専門施設があることや、肥満症は医師に相談ができる疾患であるという認知をより広げていくことはもちろん、治療によって減量効果だけではなく患者さんの生活におけるQOLの改善を目指すことができるというメッセージを強く発信する必要があると考えています。肥満症は、遺伝的、身体的、心理的、社会経済的要因等、複合的な要因から成る疾患です?。決して患者さんが一人で対処しなければならない問題ではありません。弊社も肥満症疾患啓発ウェブサイト『肥満症を知る』のコンテンツ拡充や、その他活動を通じて、肥満症の疾患認知をより正しく啓発していけるよう、今後も一層尽力し取り組んでいく所存です。」
※「今までにしたことがある「減量」や「ダイエット」を、以下の中からすべてお選びください。」という設問で、1) 「医師に相談をした」を選択×「その他すべての減量法」と、2) 「医師に相談をした」を未選択×「その他すべての減量法」、を比較。1)の人は、2)の人と比較すると、その他ほとんどの減量法で「効果を感じている」が高い傾向にあり、また、減量の継続意思も高い傾向にある。
。
肥満症診断率?
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6756/125/6756-125-02f83827d152e665e5f4b11f2d5af329-1210x682.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[調査期間:2024年6月27日 (木) 〜7月8日 (月)
[調査対象:47都道府県それぞれにおける、BMI 25以上の20-75歳の男女各100名。各都道府県の該当者を合計200名ランダムに抽出、全国合計9,400名]
[調査方法:インターネット調査]
※パーセンテージの数字は小数点第二位以下を四捨五入。『「詳しく知っている」と「なんとなく知っている」などを合わせて』など二つ以上の回答を合わせた数字を表記する場合には当該数字で改めて四捨五入しています。
「肥満」と「肥満症」について?
日本では、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数、BMI 25以上のものが「肥満」と定義されています。「肥満症」は、肥満があり、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されています。
肥満症の診断に必要な健康障害:
1. 耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
2. 脂質異常症
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患 (変形性関節症:膝・股関節・手指関、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病
参照資料:
1. Ogawa W et al., Endocr J. 2023 Dec 20. doi: 10.1507/endocrj.EJ23-0593.
2. 出典:Copyright (C) 2024 IQVIA. IQVIA Claims (2021~2023)をもとに作成。 無断転載禁止
3. 日本肥満学会:「肥満症診療ガイドライン2022」, 日本肥満学会, ライフサイエンス出版, 東京, 2022, p.1-3
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」について
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」は、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が運営する、“肥満症を正しく理解する”をコンセプトに、肥満症とともに生きる方とそのご家族、および肥満改善を目指す方々をサポートするウェブサイトです。肥満症や肥満のさまざまな要因を解説する記事や、クイズとともに肥満症について学べる肥満症リテラシー検定、肥満や肥満症と生きる人々のインタビュー記事など、さまざまなコンテンツを掲載しています。
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」サイトURL: https://www.truthaboutweight.global/jp/ja.html
ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークに本社を置く世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、糖尿病で培った知識や経験を基に、変革を推進し深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約66,000人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (www.novonordisk.co.jp)
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:キャスパー ブッカ マイルヴァン、本社:東京都千代田区) は、全国47都道府県の男女9,400名 (20-75歳) を対象に、「肥満」と「肥満症」に関する意識実態調査を実施し、本日、調査結果を発表しました。
【調査に関して】
本調査は、2021年より毎年ノボ ノルディスク ファーマが実施している、第三者調査会社を通じて「肥満」または「肥満症」の疑いがあるBMI (体格指数) 25以上の男女を対象に行ったインターネット調査です。今回の調査でも、例年通り「肥満」および「肥満症」に対する生活者の意識と態度の変化を探っています。この度の調査結果として最も重要な点は、本年前半には肥満症治療や肥満症が多く話題になった中でも、肥満症の認知率は前年比で横ばいとなり、向上しなかったことです。しかしながら、50代以降または肥満症の疑いのある層では、認知率が徐々に高まっていることが判明しています。また、自身の肥満に関して医師へ相談をしたくないと考える理由が、高年層と若年層で異なることもわかりました。
都道府県別ですと、認知度が最も高かったのは大分県となり、大分県は肥満症に関する検索行動を取った人が最も多かった県でもあります。肥満症に関する情報入手先として、最も多かったのが「TV」。そして多くの県では2番目に「検索サイト」「ニュースサイト」が選択されていますが、情報の入手先の2番目に「かかりつけ医」を選択した県も多く見られました。調査結果の主なポイントとその詳細は以下となります。
【調査結果の主なポイント (全体)】
・ 肥満症の認知率は、前年比で若干の向上を見せるも、ほぼ横這いとなりました。しかし、”50代以降”と” 肥満症の疑いあり”層の中では全体よりもポイントの向上率が高く、認知が徐々に広まっていると考えられます。向上率が低かったのは50代以下となり、肥満症の認知の向上率が前年比で横ばいとなりました。肥満症の認知率は以下となります。
● 全体: 8.7% (前年比+0.4ポイント)
● 50代以降: 9.6% (前年比+0.6ポイント)
● 肥満症の疑いあり:10.8% (前年比+0.6ポイント)
● 20〜40代: 7.5% (前年比+0.1ポイント)
※2023年度までは肥満症の認知率を、肥満と肥満症の違いを「よく知っている」「知っている」「聞いたことがある」までを「認知」として集計していましたが、2024年度は「よく知っている」「知っている」を「認知」として考え、過去の結果も2024年の考えに合わせて再集計しています。
・ 高年層 (60代以上) は若年層 (20代〜40代) よりも肥満症という病気を認知しているにも関わらず、肥満症の疑いがある自覚が低く、同時に、自身の肥満に関して医師への相談意向が低い傾向にあります。理由として、高年層は「肥満は自己責任だと思うから」と回答している人が他世代と比較しても多いため (高年層43.8%、若年層36.5%) であると考えられます。肥満症の自覚率、また、医師への相談意向に関する結果は以下となります。
● 肥満症自覚率:
◎ 高年層x肥満症の疑いありで、「肥満症の自覚なし」61.8%
◎ 若年層x肥満症の疑いありで、「肥満症の自覚なし」19.4%
● 医師への相談意向:
◎ 高年層x肥満症の疑いありで、「相談したくない」38.2%
◎ 若年層x肥満症の疑いありで、「相談したくない」29.6%
・ 一方、若年層は肥満症の自覚は高く (若年層x肥満症の疑いありで、肥満症自覚率33.0%)、医師への相談意向は高年層と比較して高い傾向にありますが (若年層x肥満症の疑いありで、医師へ相談したいと回答した人34.7%、高年層x肥満症の疑いありで、医師へ相談したいと回答した人25.8%)、自身の肥満に関して医師に「相談したくない」と回答した理由が、高年層と異なりました。
● 若年層が医師への相談を行わない理由:
1. お金がかかるから:38.3% (高年層20.2%)
2. 肥満は自己責任だと思うから:36.5% (高年層43.8%)
3. 恥ずかしいから:27.8% (高年層7.4%)
・ 自身が肥満症であることに対する「自覚あり」の人の方が、肥満に関して医師への相談意向が高い傾向が出ています。一方で、自身が肥満症であるという自覚があっても、肥満症に関する情報検索行動を行ったことがない人が半数近くいるという結果も出ました。
● 医師への相談意向が「相談したい」の割合:肥満症「自覚あり」40.0%、「自覚なし」24.5%
● 「肥満症の情報を調べたことがない」人の割合:肥満症「自覚あり」44.2%、「自覚なし」61.3%
【調査結果の主なポイント:都道府県別】
・ 肥満症の認知率に関して、認知率が比較的高い傾向にあったのは大分県 (13.5%)、秋田県・長崎県・宮崎県・沖縄県 (いずれも11.5%) となりました。一方で、認知率が低かったのは山形県 (5%)、滋賀県・福岡県 (いずれも5.5%) などでした。
・ 自身の肥満に関する医師への相談意向に関して、「相談したい」と回答した人の割合が多かったのが熊本県 (33.1%)、鳥取県 (32.2%)、三重県 (31.8%) などでした。一方で、「相談したくない」と回答した人の割合が多かったのは青森県 (53.9%)、福岡県 (53.1%)、香川県 (50.9%) などとなります。
・ 肥満症に関する検索行動に関して、最も検索行動を行った割合が多かったのが、大分県 (54.6%)、三重県 (52.6%)、山形県 (51.5%) などでした。また、すべての都道府県で、情報の入手先として最も多かったのが「TV」となりました。多くの県では、情報入手先の2番目に「検索サイト」「ニュースサイト」が挙げられていますが、岩手県、山形県、東京都、長野県、滋賀県、京都府、大阪府、広島県、香川県、佐賀県の10都府県では情報の入手先の2番目に「かかりつけ医」が入りました。中でも特に東京都 (18.6%)、山形県 (14.1%)、京都府 (13.1%) が、情報入手先に「かかりつけ医」と回答した人が多かった都府県となります。
ノボ ノルディスク ファーマ 肥満症事業本部 本部長である清水 真理子は次のように述べています。「弊社は、肥満症患者さんのアンメットメディカルニーズにお応えするオプションとして、健康障害を改善し、生活の質 (QOL) と健康寿命延伸のための一助になりたいという想いのもと、肥満症治療への取り組みを行っておりますが、『肥満症』という疾患の認知を拡大していく難しさに直面しています。しかしながら、肥満症の診断率自体は上がっており (※以下表を参照)、また、自身の減量に関して医師に相談をした人の方が、相談をしなかった人よりも効果を感じ、さらに減量への継続意思も高い傾向にあることも、本調査で判明しております※。弊社は肥満症治療への取り組みを行う企業として、肥満症治療の専門施設があることや、肥満症は医師に相談ができる疾患であるという認知をより広げていくことはもちろん、治療によって減量効果だけではなく患者さんの生活におけるQOLの改善を目指すことができるというメッセージを強く発信する必要があると考えています。肥満症は、遺伝的、身体的、心理的、社会経済的要因等、複合的な要因から成る疾患です?。決して患者さんが一人で対処しなければならない問題ではありません。弊社も肥満症疾患啓発ウェブサイト『肥満症を知る』のコンテンツ拡充や、その他活動を通じて、肥満症の疾患認知をより正しく啓発していけるよう、今後も一層尽力し取り組んでいく所存です。」
※「今までにしたことがある「減量」や「ダイエット」を、以下の中からすべてお選びください。」という設問で、1) 「医師に相談をした」を選択×「その他すべての減量法」と、2) 「医師に相談をした」を未選択×「その他すべての減量法」、を比較。1)の人は、2)の人と比較すると、その他ほとんどの減量法で「効果を感じている」が高い傾向にあり、また、減量の継続意思も高い傾向にある。
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肥満症診断率?
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6756/125/6756-125-02f83827d152e665e5f4b11f2d5af329-1210x682.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[調査期間:2024年6月27日 (木) 〜7月8日 (月)
[調査対象:47都道府県それぞれにおける、BMI 25以上の20-75歳の男女各100名。各都道府県の該当者を合計200名ランダムに抽出、全国合計9,400名]
[調査方法:インターネット調査]
※パーセンテージの数字は小数点第二位以下を四捨五入。『「詳しく知っている」と「なんとなく知っている」などを合わせて』など二つ以上の回答を合わせた数字を表記する場合には当該数字で改めて四捨五入しています。
「肥満」と「肥満症」について?
日本では、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数、BMI 25以上のものが「肥満」と定義されています。「肥満症」は、肥満があり、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されています。
肥満症の診断に必要な健康障害:
1. 耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
2. 脂質異常症
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患 (変形性関節症:膝・股関節・手指関、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病
参照資料:
1. Ogawa W et al., Endocr J. 2023 Dec 20. doi: 10.1507/endocrj.EJ23-0593.
2. 出典:Copyright (C) 2024 IQVIA. IQVIA Claims (2021~2023)をもとに作成。 無断転載禁止
3. 日本肥満学会:「肥満症診療ガイドライン2022」, 日本肥満学会, ライフサイエンス出版, 東京, 2022, p.1-3
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」について
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」は、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が運営する、“肥満症を正しく理解する”をコンセプトに、肥満症とともに生きる方とそのご家族、および肥満改善を目指す方々をサポートするウェブサイトです。肥満症や肥満のさまざまな要因を解説する記事や、クイズとともに肥満症について学べる肥満症リテラシー検定、肥満や肥満症と生きる人々のインタビュー記事など、さまざまなコンテンツを掲載しています。
「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」サイトURL: https://www.truthaboutweight.global/jp/ja.html
ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークに本社を置く世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、糖尿病で培った知識や経験を基に、変革を推進し深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約66,000人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (www.novonordisk.co.jp)