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陸上・水上・水中・空中の複数ロボットを統合制御するWebグランドステーション「AT-GCS」を開発

UAV・UGV・USV・UUVを組み合わせ、Swarm(群制御)によって一人で複数のロボットを運用




株式会社アトラックラボ(所在地:埼玉県入間郡三芳町藤久保16-37、代表取締役:伊豆 智幸)は、UAV(無人航空機)、UGV(無人地上車両)、USV(無人水上艇)、UUV(無人水中航走体)など、陸上・水上・水中・空中で稼働する複数のロボットを統合制御するWebグランドステーション「AT-GCS」を開発しました。
AT-GCSは、種類の異なる複数のロボットを同時に接続し、現在位置、稼働状態、カメラ映像、センサーデータ、調査の進捗などを一つの画面で管理・操作するWebアプリケーションです。
当社の自律制御プラットフォーム「AT-Synapse」と連携することで、複数のロボットが役割を分担して協調動作するSwarm(群制御)運用にも対応します。
AT-GCSはWebサーバー方式を採用しており、現場のローカルPC、クラウド環境、ロボットに搭載したコンピューターなどに構築できます。利用者はパソコン、タブレット、スマートフォンのWebブラウザで操作でき、専用ソフトウェアや特定の操作端末を必要としません。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52796/125/52796-125-db2b08a446914107308b876657985fdc-2110x1187.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
センサー情報収集画面
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52796/125/52796-125-cb8b66721a47d3e2c24699f1731cc984-1950x1096.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査コース生成画面

開発の背景
点検、測量、災害対応、農業、建設、海洋調査などの現場では、さまざまな無人機の活用が進んでいます。一方、ロボットの種類やメーカーごとに操作・管理システムが分かれているため、複数のロボットを組み合わせる場合、それぞれを個別に操作し、取得した情報を別々に管理する必要がありました。
また、空中、陸上、水上、水中では、それぞれ適したロボットやセンサーが異なります。一台ですべての作業を担うのではなく、複数のロボットが役割を分担し、連携して稼働するための共通基盤が求められています。
アトラックラボは、ロボットの種類や利用端末に依存せず、複数のロボットとセンサーを一つのシステムで扱うための運用基盤として、AT-GCSを開発しました。
AT-GCSの特長
1.複数のロボットを一つの画面で管理
UAV、UGV、USV、UUVなど、異なる移動方式を持つ複数のロボットを接続できます。同じ種類のロボットを複数台運用するほか、UAVとUGV、USVとUUVなど、現場や目的に応じた組み合わせにも対応します。
主に次の情報を管理できます。

・ 地図上の現在位置と移動状況
・ カメラ映像
・ バッテリー残量
・ 通信状態
・ 機体の稼働状態
・ 搭載センサーの情報
・ 調査の進捗
・ 警告および異常情報
※接続・操作できる機能は、ロボット、センサー、通信方式およびシステム構成によって異なります。

2.端末を選ばずWebブラウザで操作
パソコン、タブレット、スマートフォンのWebブラウザで操作できます。Windows、macOS、iOS、Androidなどの主要なOSに対応しており、専用ソフトウェアを端末ごとにインストールする必要はありません。
現場ではタブレット、遠隔拠点ではパソコンを使用するなど、利用場所や目的に合わせて端末を選択できます。

3.ローカル環境とクラウド環境に対応
AT-GCSはWebサーバーとして、現場のローカル環境とクラウド環境のどちらにも構築できます。
外部へのデータ送信を抑えたい現場ではローカル環境、複数拠点から利用する場合はクラウド環境を選択するなど、通信条件やセキュリティ要件に合わせた構成が可能です。
システム構成によっては、ロボットに搭載したコンピューター上でAT-GCSを稼働させ、端末から直接アクセスすることもできます。

4.利用者ごとに画面と操作権限を設定
使用するロボット、搭載センサー、調査内容に合わせて、表示画面や操作機能をカスタマイズできます。
オペレーターには担当するロボットの操作画面、管理者には複数ロボットの稼働状況やログ、閲覧者には映像や調査結果のみを表示するなど、役割と権限に応じた画面を提供できます。

5.ロボット間で位置情報や調査結果を共有
AT-GCSを介して、複数のロボット間で座標情報や調査結果を共有できます。あるロボットが発見した地点を別のロボットへ引き継ぎ、近接調査や追加調査につなげることが可能です。
複数のロボットが取得した画像、映像、LiDAR、ソナーなどのデータを共通の地図上に集約し、現場全体の状況を確認できます。

6.通信環境に応じた遠隔運用
Wi-Fi、LTE、衛星通信などを利用し、離れた場所から映像や機体情報を確認しながらロボットを管理できます。
通信環境が限られる場所ではローカルネットワーク、広域または遠隔地から管理する場合はLTEや衛星通信を利用するなど、現場に合わせた構成を選択できます。

7.AT-Synapseとの連携によるSwarm制御
自律制御プラットフォーム「AT-Synapse」と連携することで、複数のロボットが位置情報、機体状態、調査状況などを共有し、役割を分担して協調動作するSwarm制御が可能になります。
AT-GCSが各ロボットの情報と指示を一元管理し、AT-Synapseが自律制御を担うことで、オペレーターによる個別操作を削減します。これにより、一人のオペレーターが複数のロボットを監視・制御できる運用環境を構築します。
複数ロボットを活用した運用例
調査範囲の分担
指定した調査範囲を複数のロボットに割り当て、それぞれが担当エリアを調査します。複数台を同時に稼働させることで、広い現場を効率的に調査できます。

UAVとUGVによる連携
UAVが上空から広範囲を確認し、発見した異常箇所の座標をUGVへ共有します。UGVは共有された地点へ接近し、地上から詳細な調査を行います。

UGVとUSVによる水際調査
UGVが陸上、USVが水上を担当し、河川、ダム、港湾、護岸など、陸上と水上にまたがる設備を連続して調査します。

USVとUUVによる水上・水中調査
USVとUUVを有線接続し、USVを水上の通信中継機として運用します。UUVが取得した水中カメラ映像、ソナー、測深データなどを有線でUSVへ送り、USVからAT-GCSへ伝送します。
これにより、水中で無線通信を利用しにくい環境でも、UUVの状態や調査状況を確認できます。USVによる水上の状況確認と、UUVによる水底地形、水中構造物、堆積物、障害物などの調査を連携させ、取得したデータをAT-GCS上で一元管理できます。

異なるセンサーによる多面的な調査
可視光カメラ、LiDAR、サーマルカメラ、地中レーダー、水中カメラ、ソナーなど、異なるセンサーを搭載したロボットを組み合わせ、一つの現場を複数の視点から調査できます。
想定する利用分野
・ 工場、プラント、発電施設の設備点検
・ 建設現場の進捗確認および測量
・ 河川、ダム、港湾、護岸の調査
・ 水底地形や水中構造物の調査
・ 農地や森林の広域調査
・ 災害現場や危険区域の状況確認
・ インフラ設備の巡回点検
・ 複数ロボットを使用した研究および実証実験
代表取締役 伊豆智幸 コメント
「現場ごとに、必要なロボットやセンサーは異なります。一つの機体ですべてを担うのではなく、それぞれの得意分野を生かして連携させることが重要です。
AT-GCSは、陸上・水上・水中・空中のロボットを一つの画面から運用するための共通基盤です。さらに、自律制御プラットフォーム『AT-Synapse』と連携することで、複数のロボットが役割を分担して協調動作するSwarm制御を実現します。
個々の機体を常に操作する必要がないため、オペレーターの負担を軽減し、一人で複数のロボットをコントロールできます。ロボットが取得したデータの蓄積・共有・活用までを一体化し、複数ロボットによる調査や作業を、より効率的で実用的なものにしていきます。」
株式会社アトラックラボについて
株式会社アトラックラボは、UAV、UGV、USV、UUVなどの無人機および自律制御システムを開発しています。ROS 2、通信、画像認識、LiDAR、GISなどの技術を組み合わせ、点検、測量、農業、海洋調査、災害対応などの現場に向けたロボット開発に取り組んでいます。

会社名:株式会社アトラックラボ
所在地:埼玉県入間郡三芳町藤久保16-37
代表者:代表取締役 伊豆智幸
事業内容:フィールドロボットのシステムインテグレーション、AI活用ロボットの開発
URL:https://attraclab.com/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社アトラックラボ
E-mail:sales@attraclab.com
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