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アサヒグループの国内全工場で購入電力再エネ化100%を達成

4月から九州地区3工場で購入する電力を実質的に再生可能エネルギー由来の電気に切り替え

 アサヒグループジャパン株式会社(本社 東京、社長 濱田賢司)は、4月1日から新たに九州地区3工場の購入電力を再生エネルギーに切り替えることにより、国内全工場で購入電力再エネ化100%を達成します。
今後は「RE100」※1・「アサヒカーボンゼロ」※2の達成に向け取り組みを進め、物流拠点や営業所を含めた購入電力の再エネ化を目指します。




[画像: https://prtimes.jp/i/58947/128/resize/d58947-128-f9ea9dbcf65482d0c627-2.jpg ]

【3工場の内訳】
アサヒビール株式会社/博多工場(福岡県福岡市)
ニッカウヰスキー株式会社/門司工場(福岡県北九州市)・さつま司蒸溜蔵(鹿児島県姶良市)

 アサヒグループの国内工場は、2021年から購入電力を順次再エネへ切り替えを進めています。今回九州地区3工場を切り替えることにより、国内全31工場※3で購入電力再エネ化100%を達成し、CO2は年間で12.8万t 削減される見込みです。

 今回購入する再エネ電気は、九州電力株式会社、Daigasエナジー株式会社を通じて購入します。購入する電力は主に再生可能エネルギー発電所で発電された環境価値(トラッキング付非化石証書※4) が付与された実質的な再生可能エネルギーです。

アサヒビール博多工場は2025年末をめどに終了し、2026年から佐賀県鳥栖市で鳥栖工場として操業を開始します。アサヒグループの次世代生産体制のモデル工場として、製造方法の刷新などによりエネルギー使用量を従来比で50%削減し、使用するエネルギーの再生可能エネルギー化も推進します。さらにCO2回収技術の導入などにより、CO2吸収量が排出量を上回る「カーボンネガティブ」の早期実現を目指します。

 アサヒグループでは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。サステナビリティの重点テーマの一つである「気候変動への対応」においては、CO2排出量削減の中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定し、2050年までにCO2排出量をゼロとすることを目指しています。その達成確度を高めるため、2025年までにScope1・2のCO2排出量を40%削減する目標(2019年比)を本年2月に新たに設定し、取り組みを強化しています。

 アサヒグループは「サステナビリティと経営の統合」を目指し、グローバルな推進体制の構築や目標設定によって、グループ全体でサステナビリティを推進しています。「Cheer the Future 〜おいしさと楽しさで、未来を元気に〜」をコーポレートステートメントとして設定し、事業を通じた持続可能な社会への貢献を目指しています。

※1 事業活動で使用する電力を2050年までに100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際的なイニシアチブ。
※2 アサヒグループのCO2排出量削減の中長期目標で、2050年にScope1,2及びScope3にてCO2排出量ゼロを目指す取り組み。2030年目標はScope1,2でCO2排出量70%削減(2019年比)、Scope3 でCO2排出量30%削減(2019年比)。
※3 アサヒビール株式会社:北海道・福島・茨城・吹田・名古屋・博多工場、ニッカウヰスキー株式会社:北海道・弘前・仙台・栃木・柏・西宮・門司工場・さつま司蒸溜蔵、アサヒ飲料株式会社:北陸・群馬・富士山・富士吉田・明石・六甲・岡山工場、アサヒグループ食品株式会社:茨城・栃木さくら・栃木小金井・大阪・岡山工場、和光食品工業株式会社、日本エフディ株式会社、アササヒビールモルト株式会社:小金井・野洲工場、アサヒバイオサイクル株式会社:群馬工場
※4 太陽光などの非化石電源により発電された電気について、非化石電源由来であることの価値を証書化したもので、電源種や発電所所在地などのトラッキング情報が付与されています。
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