人生の節目を迎える、崖っぷちアラフォー女たちのサバイバル!笑えて泣ける400ページ超えの連作小説、あの強烈キャラのモデルは著者だった?
[19/05/27]
提供元:PRTIMES
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“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE
谷口桂子さんの新刊『崖っぷちパラダイス』(小学館)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
谷口桂子さんによる『崖っぷちパラダイス』(小学館)が2019年3月4日に発売された。本作は、気がつけば人生の崖っぷちに立っていたアラフォー女たち を、ユーモアとペーソス、スリルとサスペンスをぎっしり詰め込んで描く、書き下ろし長編小説。大手出版社の女性誌「クワランタ」のスタッフとして働く、約 40歳のコーディネーターの恵、カメラマンのルミ、スタイリストの友美、ライターの翔子。問題のある男ども、減っていく仕事、親の介護、結婚問題…次から 次へと襲いかかるトラブルに、よろめきつつも力を合わせてたくましくサバイバルする彼女たちを追いかけるうちに、ページをめくる手が止まらないだろう。
本TUBE編集部×谷口桂子インタビュー
[画像1: https://prtimes.jp/i/13301/132/resize/d13301-132-215573-0.jpg ]
―――――――――――――――――――――
――こちら、400ページ超えの大作なのですが、連作短編というか一話一話読み切りのようで、あっという間に読めてしまいます。四人の女たちの物語なんですが、ちょっとずつ年齢違うんですよね。
アラフォーという感じで、四人姉妹という感じでも読めますよね。
――翔子のキャラが強烈過ぎてびっくりしたんですが、モデルはいるんですか?
あえて言うなら著者でしょうかね。
――谷口さんそんな方なんですか?
そんなに強烈ですか(笑)?
[画像2: https://prtimes.jp/i/13301/132/resize/d13301-132-613223-1.jpg ]
――アラフォーの女性たちが描かれている作品ですが、女性にとっての40代って節目になりますか?
最 初のタイトルが『約40歳クライシス』というタイトルをつけていたんです。やっぱり女性にとっては出産って大きな一つの賭けですから、それが40という節 目かなということで、まず40歳から書き始めました。やっぱり女性って自分が30歳という感覚で止まってると思うんですね。女性誌なんかを見ているとそれ が分かります。もちろん、年配向けの女性誌も出てきてますけども。おそらく女性って10歳ぐらいちょっと付いて行ってないところがあるのかと思います。
――登場人物、女性も男性もけっこう強烈で、雅哉は大人でとても素敵でした。
雅哉のエピソードはね、ほとんど実話なんですよ。私が大手出版社に勤めていた頃、海外取材に行って、閉所恐怖症だからいつも通路側座るのでその時も通路側に座ったんですね。そうしたらある男性がやって来て…本当にあの通りなんですよ。
――谷口さんが“翔子だから”すごくリアリティがあるんですね。ちなみに、女たちの右往左往感がすごい作品で、すごいもがいている様を赤裸々に描いてますよね。
若い頃私はあがくっていうのは格好悪いことだと思ってたんです。だけど歳を重ねますと、あがくことこそ生きてる証だと思えるようになって、やっぱり歳取るのも悪くないなと、そういう理解ができるようになりました。
――アラフォー、シングル、フリーランスの三重苦を抱えながらも、泣き寝入りはせず、真っ向から戦っていく。その悪あがきっぷりにかえって共感し、応援してしまいます。崖っぷちの女たちのサバイバル、ぜひご一読ください
■谷口桂子
作家、俳人。三重県四日市市生まれ。東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業。
____
本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2806
谷口桂子さんの新刊『崖っぷちパラダイス』(小学館)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
谷口桂子さんによる『崖っぷちパラダイス』(小学館)が2019年3月4日に発売された。本作は、気がつけば人生の崖っぷちに立っていたアラフォー女たち を、ユーモアとペーソス、スリルとサスペンスをぎっしり詰め込んで描く、書き下ろし長編小説。大手出版社の女性誌「クワランタ」のスタッフとして働く、約 40歳のコーディネーターの恵、カメラマンのルミ、スタイリストの友美、ライターの翔子。問題のある男ども、減っていく仕事、親の介護、結婚問題…次から 次へと襲いかかるトラブルに、よろめきつつも力を合わせてたくましくサバイバルする彼女たちを追いかけるうちに、ページをめくる手が止まらないだろう。
本TUBE編集部×谷口桂子インタビュー
[画像1: https://prtimes.jp/i/13301/132/resize/d13301-132-215573-0.jpg ]
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――こちら、400ページ超えの大作なのですが、連作短編というか一話一話読み切りのようで、あっという間に読めてしまいます。四人の女たちの物語なんですが、ちょっとずつ年齢違うんですよね。
アラフォーという感じで、四人姉妹という感じでも読めますよね。
――翔子のキャラが強烈過ぎてびっくりしたんですが、モデルはいるんですか?
あえて言うなら著者でしょうかね。
――谷口さんそんな方なんですか?
そんなに強烈ですか(笑)?
[画像2: https://prtimes.jp/i/13301/132/resize/d13301-132-613223-1.jpg ]
――アラフォーの女性たちが描かれている作品ですが、女性にとっての40代って節目になりますか?
最 初のタイトルが『約40歳クライシス』というタイトルをつけていたんです。やっぱり女性にとっては出産って大きな一つの賭けですから、それが40という節 目かなということで、まず40歳から書き始めました。やっぱり女性って自分が30歳という感覚で止まってると思うんですね。女性誌なんかを見ているとそれ が分かります。もちろん、年配向けの女性誌も出てきてますけども。おそらく女性って10歳ぐらいちょっと付いて行ってないところがあるのかと思います。
――登場人物、女性も男性もけっこう強烈で、雅哉は大人でとても素敵でした。
雅哉のエピソードはね、ほとんど実話なんですよ。私が大手出版社に勤めていた頃、海外取材に行って、閉所恐怖症だからいつも通路側座るのでその時も通路側に座ったんですね。そうしたらある男性がやって来て…本当にあの通りなんですよ。
――谷口さんが“翔子だから”すごくリアリティがあるんですね。ちなみに、女たちの右往左往感がすごい作品で、すごいもがいている様を赤裸々に描いてますよね。
若い頃私はあがくっていうのは格好悪いことだと思ってたんです。だけど歳を重ねますと、あがくことこそ生きてる証だと思えるようになって、やっぱり歳取るのも悪くないなと、そういう理解ができるようになりました。
――アラフォー、シングル、フリーランスの三重苦を抱えながらも、泣き寝入りはせず、真っ向から戦っていく。その悪あがきっぷりにかえって共感し、応援してしまいます。崖っぷちの女たちのサバイバル、ぜひご一読ください
■谷口桂子
作家、俳人。三重県四日市市生まれ。東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業。
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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2806