家電リサイクル会社「杭州パナソニック大地同和頂峰資源循環有限会社」が鍬入れ式を実施
[12/03/27]
提供元:PRTIMES
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パナソニックグループで海外初となる家電リサイクル事業会社「杭州パナソニック大地同和頂峰資源循環有限会社(PDSH)※」の鍬入れ式を、2012年3月2日に実施しました。当日は、約100人が参列し、工場の建設開始を祝うとともに、工期中の安全と無事に竣工することを祈念しました。
PDSHは、2011年5月30日、中国の杭州・桐廬県に設立を発表した家電リサイクル事業会社。日本で培った先進リサイクル技術を活用し、中国における事業と環境貢献の両立をめざします。またこの取り組みは、中国の国家都市鉱産プロジェクト「淅江桐盧大地循環経済産業園」の主要プロジェクトの一つにもなっています。
▼プレスリリース:中国浙江省杭州市に家電リサイクル会社を設立。日本の家電メーカーによる先進リサイクル技術を導入
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110530-1/jn110530-1.html
鍬入れ式の冒頭、挨拶に立ったPDSHの三川総経理は、これまでに支援いただいた政府当局や関係者への感謝の意を述べました。その後「10年間にわたり日本で培ってきたリサイクル技術をいかして資源循環型事業を推進するとともに桐廬県の豊かな自然環境との共存を図り、中国における持続可能な経済発展に貢献していく。そして2015年度には、年間100万台の廃家電解体処理能力を構築する」と、抱負を語りました。
▼パナソニックの環境活動:使用済み製品のリサイクル
http://panasonic.co.jp/eco/factory/recycle/products.html
工事を担当する浙江省建工集団有限責任公司の廉俊総経理様は、祝辞の後、「工期を遵守するとともに、高品質かつ高効率な工事の完遂を約束する」と述べられました。続いて浙江省桐廬経済開発区管委会の毛旭紅常務副主任様は、「PDSHは国家も関与するプロジェクトの一つでもあり、地域の経済発展にも大きく寄与している。経済開発区管委会としても、できる限り協力する。」と述べられました。最後に、桐廬県人大常委会の方志遠副主任様が着工を宣言し、爆竹と花火が上がる中、鍬入れを行いました。
PDSHの工場建設完了は、2012年9月20日を予定しています。
※2011年11月15日に設立した、杭州大地環保有限公司、DOWAホールディングス株式会社、住友商事株式会社、パナソニック株式会社の4社による合弁会社
【関連情報】
▼パナソニックの環境活動
http://panasonic.co.jp/eco/
▼パナソニックのエコアイディア
http://panasonic.co.jp/eco/ecoideas