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高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミックの続編 「続・日々コウジ中」を刊行いたします。




夫が患った「高次脳機能障害」というテーマをコミックエッセイの形式でつづり、発売後にはテレビ・新聞等でもその暮らしぶりが取材された「日々コウジ中」。株式会社主婦の友社はその続編「続・日々コウジ中」を2011年11月26日に刊行いたします。くも膜下出血により、記憶障害、認知症、注意障害など様々な機能不全を抱えることとなった夫との生活はその後どうなったのか。また、障害当事者家族としての目線から見た社会の姿とは。

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救命医療の発達とともに増えていると言われる「高次脳機能障害」。
本の出版を機に、世間の注目を浴びた著者が感じたこと、考えたこと

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった脳血管障害、脳炎や交通事故などで脳を損傷したあと、記憶障害、認知症、注意障害など様々な機能不全を抱える“高次脳機能障害”。「人が変わったように暴力をふるう」「誰かが促さないと何もしようとしない」「言われたことをすぐに忘れてしまう」といった問題を引き起こす高次脳機能障害は、救命医療の発達とともに1年で1万人ずつ増えているといいます。

くも膜下出血からこの障害を発症し、以来リハビリを続ける夫のコウジさんとの日々の生活を描いた前作「日々コウジ中」。出版後には多くの反響を呼び、講演会やテレビ・新聞の取材など、“高次脳機能障害”が世間の注目を浴びることに。

前作から1年。続編である「続・日々コウジ中」は、発症から7年経ち少しずつ変わってきたコウジさんの生活の様子だけでなく、家族会などの活動を通じて知り合った同じ障害を持つ人たちのこと、未だ高次脳機能障害に対する理解が得にくい世間のことなど、著者が出版後に経験し、考えたことを中心に描かれています。より深く高次脳機能障害に対して考える機会を与えてくれる1冊です。

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■前作発売を機にスタートした著者ブログの来訪者数は、1年間で5倍に。

2010年9月より開始した著者ブログ。紙面には書ききれなかったコウジさんとの日々を綴っていくなかで、読者とのコミュニケーションが生まれました。さまざまな悩みに関するコメントに真摯に答える著者の周りには多くの人が集まり、1年間でその来訪者数は5倍に。
http://blog.shufunotomo.co.jp/hibikoujichu/
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【著者プロフィール】
柴本 礼
慶應義塾大学文学部卒業。イラストレーターとして活躍中。2004年に夫がくも膜下出血で倒れ、以降高次脳機能障害を患う。 現在「高次脳機能障害者と家族の会」、「世田谷高次脳機能障害連絡協議会」、「日本脳外傷友の会」に所属。


【書籍概要】
タイトル/続・日々コウジ中
著者/柴本 礼
定価/1,155円(税込み)
発売日/2011年11月26日(土)
体裁/並製本 あじろ綴じ A5判 128ページ
ISBNコード/978-4-07-280850-4
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