一家団らんの季節、でも熱源とは遠距離で!
[23/12/26]
提供元:PRTIMES
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〜カセットボンベ・スプレー缶、電気ストーブの取扱いに注意〜
今年も残すところあと5日。本格的な冬が訪れて寒さが身にしみる今日この頃ですね。独立行政法人製品評価技術 基盤機構構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、 本所:東京都渋谷区西原]は、冬に気を付けていただきたい製品事故 3 選を紹介いたします。
冬は鍋がおいしい季節ですね。そんなとき活躍するのがカセットこんろ。こんろに使用するカセットボンベには可燃性のガスが入っていますので、正しく扱わないと破裂して引火するおそれがあります。同様に可燃性ガスが入っているスプレー缶にも注意が必要です。
また、冷えた手指や足下などを手軽に温めることができる電気ストーブ。使い方を誤ると火災のおそれがありますので注意が必要です。
思わぬ被害を未然に防ぐため、事故防止のポイントを確認してください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92488/147/resize/d92488-147-50e72a3978beff04e372-0.png ]
■カセットこんろ・ボンベで気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
○大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない。
○捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う。
■スプレー缶で気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
○暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない。
○屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない。
○捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う。
■電気ストーブで気を付けるポイント
○洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない。
○電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く。
1. カセットボンベの事故
カセットボンベを高温になる場所に放置すると、ボンベの内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあります。
カセットこんろ・ボンベで気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
ストーブの周囲やファンヒーターの温風吹き出し口の前などの高温になる場所にカセットボンベを置かないでください。カセットボンベが過熱されてガスが膨張して破裂し、暖房器具や調理器具などの火気により漏れたガスに引火するおそれがあります。寒さでガスの出が悪くなった際などに暖房器具で温めるのも危険です。保管する際にも同様の危険がありますので、暖房器具や調理器具の近くや直射日光が当たる自動車内など高温になる場所に置かないでください。
○大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない。
カセットこんろで使用する際は、大きな鍋や鉄板などカセットボンベの上を覆うような調理器具を使用したり、カセットこんろを2台以上並べたり、炭の火をおこしたりしないでください。熱がこもりカセットボンベが過熱されて破裂し、ガスに引火するおそれがあります。
○捨てる際は最後まで使い切る。
通常の使用方法で振って音がしなくなるまでガスを使い切ってください。無理に穴を空けると大量のガスが噴き出し、穴をあける際の火花や近くに火気があると引火するおそれがあります。中身が残っているカセットボンベの処分方法についてはお住まいの自治体にご確認ください。
2. スプレー缶の事故
可燃性ガスを含むスプレー缶を高温になる場所に放置すると、缶の内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあります。
スプレー缶で気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
ストーブの周囲やファンヒーターの温風吹き出し口の前などの高温になる場所にスプレー缶を置かないでください。スプレー缶が過熱されてガスが膨張して破裂し、暖房器具や調理器具などの火気により漏れたガスに引火するおそれがあります。寒さでスプレーの出が悪くなった際などに暖房器具で温めるのも危険です。保管する際にも同様の危険がありますので、暖房器具や調理器具の近くや直射日光が当たる自動車内など高温になる場所に置かないでください。
○暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない。
スプレー時に内容物と一緒に中に入っている可燃性ガスも噴射されますので、暖房器具や調理器具などの火気により噴射されたガスに引火するおそれがあります。近くに火気のない屋外等の換気の良い場所で使用してください。
○屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない。
中身が残ったスプレー缶を大量に処分しようと屋内でスプレー缶に穴を空けて内容物を抜く作業を行い爆発する事故が発生しています。屋外や換気のよい場所で少量ずつガス抜きしてください。
○捨てる際は最後まで使い切る。
通常の使用方法で内容物を使い切ってください。ガス抜きキャップが付いている場合はそちらを使用してください。内容物を出し切れない場合は、無理に缶に穴を空けたりせず、処分方法についてお住まいの自治体にご確認ください。
3. 電気ストーブの事故
洗濯物や布団など可燃物の近くで使用するとそれらが発火するおそれがあります。また、可燃性のガスが入ったカセットボンベやスプレー缶を電気ストーブの近くに置くと破裂して引火するおそれがあります。
電気ストーブで気を付けるポイント
○洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない。
洗濯物や布団など可燃物の近くで使用すると、可燃物が加熱されて発火するおそれがあります。特に洗濯物を電気ストーブの上に干していると、上昇気流によって洗濯物が煽られてストーブの上に落ちることがあり大変危険です。
また、カセットボンベやスプレー缶を、ヒーター部分や温風吹き出し口の前方に置くと、容器が過熱されてガスが膨張して破裂し、ガスに引火するおそれがあります。
○電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く。
電源を入れた状態で就寝や外出すると、寝返りによる布団の接触や風によるカーテンの揺れなど、可燃物が接触して発火することがあり大変危険です。使用しないときは電源プラグを抜きましょう。
今回の注意喚起動画はこちら
>>NITE公式 YouTube
カセットボンベ「2.爆発の威力」
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ObNaTtRYiTM ]
事故品・事故事例を確認
○過去にどのような事故が発生しているか確認する。
NITEはホームページで製品事故に特化したウェブ検索ツール「SAFE-Lite(セーフ・ライト)」のサービスを行っています。製品の利用者が慣れ親しんだ名称で製品名を入力すると、その名称(製品)に関連する事故の情報が表示されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92488/147/resize/d92488-147-1c9fa285759ace7df0a7-1.png ]
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/safe-lite.html
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) 製品安全センターの概要
NITE 製品安全センターには、消費生活用製品安全法などの法律に基づき、一般消費者が購入する消費生活用製品(家庭用電気製品やガス・石油機器、身の回り品など)を対象に毎年1千件以上の事故情報が寄せられます。製品安全センターでは、こうして収集した事故情報を公平かつ中立な立場で調査・分析して原因究明やリスク評価を行っています。原因究明調査の結果を公表することで、製品事故の再発・未然防止に役立てています。
今年も残すところあと5日。本格的な冬が訪れて寒さが身にしみる今日この頃ですね。独立行政法人製品評価技術 基盤機構構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、 本所:東京都渋谷区西原]は、冬に気を付けていただきたい製品事故 3 選を紹介いたします。
冬は鍋がおいしい季節ですね。そんなとき活躍するのがカセットこんろ。こんろに使用するカセットボンベには可燃性のガスが入っていますので、正しく扱わないと破裂して引火するおそれがあります。同様に可燃性ガスが入っているスプレー缶にも注意が必要です。
また、冷えた手指や足下などを手軽に温めることができる電気ストーブ。使い方を誤ると火災のおそれがありますので注意が必要です。
思わぬ被害を未然に防ぐため、事故防止のポイントを確認してください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92488/147/resize/d92488-147-50e72a3978beff04e372-0.png ]
■カセットこんろ・ボンベで気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
○大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない。
○捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う。
■スプレー缶で気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
○暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない。
○屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない。
○捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う。
■電気ストーブで気を付けるポイント
○洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない。
○電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く。
1. カセットボンベの事故
カセットボンベを高温になる場所に放置すると、ボンベの内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあります。
カセットこんろ・ボンベで気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
ストーブの周囲やファンヒーターの温風吹き出し口の前などの高温になる場所にカセットボンベを置かないでください。カセットボンベが過熱されてガスが膨張して破裂し、暖房器具や調理器具などの火気により漏れたガスに引火するおそれがあります。寒さでガスの出が悪くなった際などに暖房器具で温めるのも危険です。保管する際にも同様の危険がありますので、暖房器具や調理器具の近くや直射日光が当たる自動車内など高温になる場所に置かないでください。
○大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない。
カセットこんろで使用する際は、大きな鍋や鉄板などカセットボンベの上を覆うような調理器具を使用したり、カセットこんろを2台以上並べたり、炭の火をおこしたりしないでください。熱がこもりカセットボンベが過熱されて破裂し、ガスに引火するおそれがあります。
○捨てる際は最後まで使い切る。
通常の使用方法で振って音がしなくなるまでガスを使い切ってください。無理に穴を空けると大量のガスが噴き出し、穴をあける際の火花や近くに火気があると引火するおそれがあります。中身が残っているカセットボンベの処分方法についてはお住まいの自治体にご確認ください。
2. スプレー缶の事故
可燃性ガスを含むスプレー缶を高温になる場所に放置すると、缶の内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあります。
スプレー缶で気を付けるポイント
○高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない。
ストーブの周囲やファンヒーターの温風吹き出し口の前などの高温になる場所にスプレー缶を置かないでください。スプレー缶が過熱されてガスが膨張して破裂し、暖房器具や調理器具などの火気により漏れたガスに引火するおそれがあります。寒さでスプレーの出が悪くなった際などに暖房器具で温めるのも危険です。保管する際にも同様の危険がありますので、暖房器具や調理器具の近くや直射日光が当たる自動車内など高温になる場所に置かないでください。
○暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない。
スプレー時に内容物と一緒に中に入っている可燃性ガスも噴射されますので、暖房器具や調理器具などの火気により噴射されたガスに引火するおそれがあります。近くに火気のない屋外等の換気の良い場所で使用してください。
○屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない。
中身が残ったスプレー缶を大量に処分しようと屋内でスプレー缶に穴を空けて内容物を抜く作業を行い爆発する事故が発生しています。屋外や換気のよい場所で少量ずつガス抜きしてください。
○捨てる際は最後まで使い切る。
通常の使用方法で内容物を使い切ってください。ガス抜きキャップが付いている場合はそちらを使用してください。内容物を出し切れない場合は、無理に缶に穴を空けたりせず、処分方法についてお住まいの自治体にご確認ください。
3. 電気ストーブの事故
洗濯物や布団など可燃物の近くで使用するとそれらが発火するおそれがあります。また、可燃性のガスが入ったカセットボンベやスプレー缶を電気ストーブの近くに置くと破裂して引火するおそれがあります。
電気ストーブで気を付けるポイント
○洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない。
洗濯物や布団など可燃物の近くで使用すると、可燃物が加熱されて発火するおそれがあります。特に洗濯物を電気ストーブの上に干していると、上昇気流によって洗濯物が煽られてストーブの上に落ちることがあり大変危険です。
また、カセットボンベやスプレー缶を、ヒーター部分や温風吹き出し口の前方に置くと、容器が過熱されてガスが膨張して破裂し、ガスに引火するおそれがあります。
○電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く。
電源を入れた状態で就寝や外出すると、寝返りによる布団の接触や風によるカーテンの揺れなど、可燃物が接触して発火することがあり大変危険です。使用しないときは電源プラグを抜きましょう。
今回の注意喚起動画はこちら
>>NITE公式 YouTube
カセットボンベ「2.爆発の威力」
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ObNaTtRYiTM ]
事故品・事故事例を確認
○過去にどのような事故が発生しているか確認する。
NITEはホームページで製品事故に特化したウェブ検索ツール「SAFE-Lite(セーフ・ライト)」のサービスを行っています。製品の利用者が慣れ親しんだ名称で製品名を入力すると、その名称(製品)に関連する事故の情報が表示されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92488/147/resize/d92488-147-1c9fa285759ace7df0a7-1.png ]
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/safe-lite.html
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) 製品安全センターの概要
NITE 製品安全センターには、消費生活用製品安全法などの法律に基づき、一般消費者が購入する消費生活用製品(家庭用電気製品やガス・石油機器、身の回り品など)を対象に毎年1千件以上の事故情報が寄せられます。製品安全センターでは、こうして収集した事故情報を公平かつ中立な立場で調査・分析して原因究明やリスク評価を行っています。原因究明調査の結果を公表することで、製品事故の再発・未然防止に役立てています。