中国トレンドExpress、中国SNS上の「聖地巡礼」スポットを分析 大差をつけた1位の映画は公開後ファン爆増のアニメ作品
[17/08/29]
提供元:PRTIMES
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株式会社ホットリンクグループである株式会社トレンドExpress(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:濵野智成 以下、トレンドExpress)は、「聖地巡礼※」を目的に日本を訪れる中国人に注目し、中国SNS新浪微博上の聖地巡礼に関するクチコミ分析の結果を発表いたします。
【調査概要】
新浪微博上で、日本における聖地巡礼に関するクチコミを収集、分析
調査期間:2015年8月1日〜2017年7月31日
※聖地巡礼とは、アニメ・マンガなどの舞台となったとされる場所やゆかりのある土地を実際に訪れる行為。
【「聖地巡礼」は夏がハイシーズン、2017年は訪日旅行の1カテゴリに】
中国では、今年に入ってから聖地巡礼が「日本旅行の目的」の1つとして扱われ始め、メディアへの露出が増えてきています。その流れはクチコミ件数にも影響を及ぼしているようです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2235/159/resize/d2235-159-709243-0.jpg ]
データ出所:2015年8月1日〜2017年7月31日の間で新浪微博上の「聖地巡礼」に関する書き込みを集計
2015年8月からのクチコミ件数推移を見てみると、2015年、16年、17年ともに、夏に盛り上がりを見せています。夏には、休みや卒業を迎えた多くの若者が旅行に出かけており、「聖地」ブランドのターゲットは若者というのは明らかです。
年間の推移に着目すると、昨年2016年は夏の盛り上がりを維持しながら国慶節前にピークを迎えました。今年は6月の時点で昨年の夏のピークを越えていますが、ピークまでのクチコミの増加は緩やかです。昨年同様、このままクチコミが拡散し続けて国慶節まで件数の増加が続く可能性もあります。大きくクチコミが増加している2016年4月には、アニメ「夏目友人帳」の聖地である熊本で地震が発生し、これについて心配する声が拡散したことがクチコミ件数増加の理由となっています。
【2017年版「聖地巡礼」ランキングTOP10】
2016年8月からの1年間の聖地巡礼クチコミスポットランキングTOP10です。ランクインしたスポットについて、2015年8月からの1年間と比較しながらご紹介します。
聖地巡礼クチコミスポットランキングTOP10(2016年8月からの1年間)
[画像2: https://prtimes.jp/i/2235/159/resize/d2235-159-571184-1.jpg ]
データ出所:2016年8月1日〜2017年7月31日の間で新浪微博上の「聖地巡礼」に関連した投稿に対する転載数を作品ごとに集計、ランキング化
1位は「君の名は。」(飛騨高山)となりました。飛騨高山は、聖地巡礼であるかどうかにかかわりなく訪問先として選ばれていたことが訪日中国人の「行った」書き込み件数ランキングからわかっています(対象SNS:新浪微博)。そのランキング順位の上昇には、年末に中国で公開された「君の名は。」の影響が見て取れます。飛騨高山の「行った」ランキング順位は昨年の国慶節以降はダウントレンドでしたが春節前後で急上昇しその後同水準を維持しています。
2位には「ジブリ各作品」(三鷹市)がランクインしました。「三鷹の森ジブリ美術館」や9位にランクインした「ちびまる子ちゃん」(清水市)の「ちびまる子ちゃんランド」は元々人気のスポットではありますが、聖地巡礼としては初のランクインとなりました。両スポットは1位の飛騨高山同様、訪日中国人の「行った」ランキングで夏以降ランクアップが見られました。聖地巡礼のクチコミの増加もその一因となっています。「聖地巡礼」トレンドの盛り上がりと、「聖地巡礼」ブランドによる集客効果の高さを感じさせます。
3位「夏目友人帳」(八代市)、4位「スラムダンク」(鎌倉市)は昨年の1位と2位の作品です。昨年と比較し基本的に順位変動が大きいTOP10の顔ぶれとなっていますが、両作品には根強い人気があることがうかがえます。作品の半分が初めてのランクインとなっていますが、そのうちの一つが10位「新世紀エヴァンゲリオン」(箱根町)です。2017年7月に新浪微博に投稿された、VRを利用した同作品のオンラインゲームの話題は8月も注目を集めています。2016年夏には上海のゲームショーで高さ25メートルのエヴァ初号機が公開され話題になっており、このようなゲームやイベントから、作品の舞台が聖地巡礼の対象となるということも、十分考えられるでしょう。
マーケティングメディア『中国トレンドExpress』では、11位以下のランキングを掲載した記事を一部公開しております。詳細はお問い合わせください。
中国トレンドExpress https://cte.trendexpress.jp/blog/
お問い合わせ https://pages.hottolink.co.jp/cte-contact.html
【聖地に集う中国人】2017年版 前編〜 1位はもちろん岐阜県舞台のあの映画!「聖地」ブランド継続の要を書き込みから〜
https://cte.trendexpress.jp/blog/20170825-seichi-1.html
【聖地に集う中国人】2017年版 後編〜 「聖地」の可能性を持つ作品ジャンル、そして今年要チェックの映画作品は?〜
https://cte.trendexpress.jp/blog/20170825-seichi-2.html
中国トレンドExpressでは、これからも中国人消費者の動向について様々な角度から調査、分析し、中国向けマーケティングに有益な情報を発信してまいります。
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず「出所:ホットリンク「中国トレンドExpress」」もしくは「トレンドExpress調べ」と明記ください。
■株式会社トレンドExpressについて
トレンドExpressは、ホットリンクグループの強みを活かし、ソーシャル・ビッグデータを核としたクロスバウンド(インバウンドやアウトバウンド)消費に関するマーケティング調査だけでなく、ビジネスモデルの策定、具体化のソリューション提供、プロモーション支援をいたします。
【事業内容】
・世界各国ソーシャル・ビッグデータを使ったマーケット調査・インバウンド消費に関する需要予測・分析・レポーティング
・トレンドExpressの編集・発行
・ソーシャル・ビッグデータ分析を基にしたプロモーション提案や支援
設立日:2015年11月
資本金:100百万円(2017年1月14日時点)
代表者:代表取締役社長 濵野 智成
企業サイト:http://www.trendexpress.jp/
Twitter:https://twitter.com/trendexpress_jp
■株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証マザーズ)
ホットリンクは、グローバルでのソーシャル・ビッグデータの流通と分析ソリューションの提供により、ソーシャル・ビッグデータを価値化する企業です。市場や自社・競合、またお客様の声やキャンペーン反響などの各種調査、ターゲットユーザーのプロファイリング、ブームの兆し発見などマーケティングROI向上や製品改善、経営革新や予測、また高まるインバウンド消費に関する需要予測・分析・レポーティングなど、ビジネスにおけるソーシャル・ビッグデータの幅広い活用を支援します。
また、グローバルにおけるデータ流通に加え、世界におけるクロスバウンド(インバウンドやアウトバウンド)消費支援サービスの拡大により今後のさらなる成長を実現します。
設立日:2000年6月26日
資本金:1,248百万円(2017年3月末時点)
代表者:代表取締役社長 内山 幸樹
企業サイト:http://www.hottolink.co.jp/
公式ブログ:http://www.hottolink.co.jp/blog
Twitter:http://twitter.com/hottolink_pr
Facebook:https://www.facebook.com/hottolink.inc
【調査概要】
新浪微博上で、日本における聖地巡礼に関するクチコミを収集、分析
調査期間:2015年8月1日〜2017年7月31日
※聖地巡礼とは、アニメ・マンガなどの舞台となったとされる場所やゆかりのある土地を実際に訪れる行為。
【「聖地巡礼」は夏がハイシーズン、2017年は訪日旅行の1カテゴリに】
中国では、今年に入ってから聖地巡礼が「日本旅行の目的」の1つとして扱われ始め、メディアへの露出が増えてきています。その流れはクチコミ件数にも影響を及ぼしているようです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2235/159/resize/d2235-159-709243-0.jpg ]
データ出所:2015年8月1日〜2017年7月31日の間で新浪微博上の「聖地巡礼」に関する書き込みを集計
2015年8月からのクチコミ件数推移を見てみると、2015年、16年、17年ともに、夏に盛り上がりを見せています。夏には、休みや卒業を迎えた多くの若者が旅行に出かけており、「聖地」ブランドのターゲットは若者というのは明らかです。
年間の推移に着目すると、昨年2016年は夏の盛り上がりを維持しながら国慶節前にピークを迎えました。今年は6月の時点で昨年の夏のピークを越えていますが、ピークまでのクチコミの増加は緩やかです。昨年同様、このままクチコミが拡散し続けて国慶節まで件数の増加が続く可能性もあります。大きくクチコミが増加している2016年4月には、アニメ「夏目友人帳」の聖地である熊本で地震が発生し、これについて心配する声が拡散したことがクチコミ件数増加の理由となっています。
【2017年版「聖地巡礼」ランキングTOP10】
2016年8月からの1年間の聖地巡礼クチコミスポットランキングTOP10です。ランクインしたスポットについて、2015年8月からの1年間と比較しながらご紹介します。
聖地巡礼クチコミスポットランキングTOP10(2016年8月からの1年間)
[画像2: https://prtimes.jp/i/2235/159/resize/d2235-159-571184-1.jpg ]
データ出所:2016年8月1日〜2017年7月31日の間で新浪微博上の「聖地巡礼」に関連した投稿に対する転載数を作品ごとに集計、ランキング化
1位は「君の名は。」(飛騨高山)となりました。飛騨高山は、聖地巡礼であるかどうかにかかわりなく訪問先として選ばれていたことが訪日中国人の「行った」書き込み件数ランキングからわかっています(対象SNS:新浪微博)。そのランキング順位の上昇には、年末に中国で公開された「君の名は。」の影響が見て取れます。飛騨高山の「行った」ランキング順位は昨年の国慶節以降はダウントレンドでしたが春節前後で急上昇しその後同水準を維持しています。
2位には「ジブリ各作品」(三鷹市)がランクインしました。「三鷹の森ジブリ美術館」や9位にランクインした「ちびまる子ちゃん」(清水市)の「ちびまる子ちゃんランド」は元々人気のスポットではありますが、聖地巡礼としては初のランクインとなりました。両スポットは1位の飛騨高山同様、訪日中国人の「行った」ランキングで夏以降ランクアップが見られました。聖地巡礼のクチコミの増加もその一因となっています。「聖地巡礼」トレンドの盛り上がりと、「聖地巡礼」ブランドによる集客効果の高さを感じさせます。
3位「夏目友人帳」(八代市)、4位「スラムダンク」(鎌倉市)は昨年の1位と2位の作品です。昨年と比較し基本的に順位変動が大きいTOP10の顔ぶれとなっていますが、両作品には根強い人気があることがうかがえます。作品の半分が初めてのランクインとなっていますが、そのうちの一つが10位「新世紀エヴァンゲリオン」(箱根町)です。2017年7月に新浪微博に投稿された、VRを利用した同作品のオンラインゲームの話題は8月も注目を集めています。2016年夏には上海のゲームショーで高さ25メートルのエヴァ初号機が公開され話題になっており、このようなゲームやイベントから、作品の舞台が聖地巡礼の対象となるということも、十分考えられるでしょう。
マーケティングメディア『中国トレンドExpress』では、11位以下のランキングを掲載した記事を一部公開しております。詳細はお問い合わせください。
中国トレンドExpress https://cte.trendexpress.jp/blog/
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https://cte.trendexpress.jp/blog/20170825-seichi-1.html
【聖地に集う中国人】2017年版 後編〜 「聖地」の可能性を持つ作品ジャンル、そして今年要チェックの映画作品は?〜
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中国トレンドExpressでは、これからも中国人消費者の動向について様々な角度から調査、分析し、中国向けマーケティングに有益な情報を発信してまいります。
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■株式会社トレンドExpressについて
トレンドExpressは、ホットリンクグループの強みを活かし、ソーシャル・ビッグデータを核としたクロスバウンド(インバウンドやアウトバウンド)消費に関するマーケティング調査だけでなく、ビジネスモデルの策定、具体化のソリューション提供、プロモーション支援をいたします。
【事業内容】
・世界各国ソーシャル・ビッグデータを使ったマーケット調査・インバウンド消費に関する需要予測・分析・レポーティング
・トレンドExpressの編集・発行
・ソーシャル・ビッグデータ分析を基にしたプロモーション提案や支援
設立日:2015年11月
資本金:100百万円(2017年1月14日時点)
代表者:代表取締役社長 濵野 智成
企業サイト:http://www.trendexpress.jp/
Twitter:https://twitter.com/trendexpress_jp
■株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証マザーズ)
ホットリンクは、グローバルでのソーシャル・ビッグデータの流通と分析ソリューションの提供により、ソーシャル・ビッグデータを価値化する企業です。市場や自社・競合、またお客様の声やキャンペーン反響などの各種調査、ターゲットユーザーのプロファイリング、ブームの兆し発見などマーケティングROI向上や製品改善、経営革新や予測、また高まるインバウンド消費に関する需要予測・分析・レポーティングなど、ビジネスにおけるソーシャル・ビッグデータの幅広い活用を支援します。
また、グローバルにおけるデータ流通に加え、世界におけるクロスバウンド(インバウンドやアウトバウンド)消費支援サービスの拡大により今後のさらなる成長を実現します。
設立日:2000年6月26日
資本金:1,248百万円(2017年3月末時点)
代表者:代表取締役社長 内山 幸樹
企業サイト:http://www.hottolink.co.jp/
公式ブログ:http://www.hottolink.co.jp/blog
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