3月30日(水) AndTech WEBオンライン「ガラス/樹脂の接着 信頼性を確保するための接着仕様の設定、寿命予測並びに劣化加速条件の設定手法」Zoomセミナー講座を開講予定
[22/03/01]
提供元:PRTIMES
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川瀬テクニカル・コンサルタンシー 川瀬 豊生 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる各種樹脂製品の接着・接合での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「接合・接着技術」講座を開講いたします。
自動車用ガラスと各種樹脂製品の接着・接合について信頼性を確保した接着仕様の設定手法並びに接着部の寿命予測、劣化加速条件設定を中心に解説します。
本講座は、2022年3月30日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8715
[画像1: https://prtimes.jp/i/80053/159/resize/d80053-159-420a286af6f5db206a29-3.jpg ]
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:ガラス/樹脂の接着 信頼性を確保するための接着仕様の設定、寿命予測並びに劣化加速条件の設定手法
開催日時:2022年03月30日(水) 10:30-16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8715
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
川瀬テクニカル・コンサルタンシー 川瀬 豊生 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
主にガラスと樹脂の接着接合に関する
・接着メカニズム
・接着仕様設定
・不具合解析手法
・接着部の寿命予測
・接着部の劣化加速条件設定
・加速倍率の把握
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/80053/159/resize/d80053-159-848dfb5e34b08961b787-1.jpg ]
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/
株式会社AndTech 技術講習会一覧
[画像3: https://prtimes.jp/i/80053/159/resize/d80053-159-f635e46f49c2de3bf57c-4.jpg ]
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/
株式会社AndTech 書籍一覧
[画像4: https://prtimes.jp/i/80053/159/resize/d80053-159-94a833d5060dc9094bec-0.jpg ]
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
https://andtech.co.jp/books/
株式会社AndTech コンサルティングサービス
[画像5: https://prtimes.jp/i/80053/159/resize/d80053-159-b44224d9cebf1ec40658-2.jpg ]
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
講演主旨
ガラスはシリカ(SiO2)を主成分とするため、その表面には吸着水(-OH)が存在する。この吸着水を利用し、接着仕様を設定している事例は多い。例えば、シランカップリング剤を添加したプライマーをガラス表面に塗布し、両面テープや接着剤を用い樹脂被着物を接着接合すれば、ガラス界面には共有結合を持つ強固なシロキサン結合(-Si-O-Si-)が形成される。
ガラスの欠点としては、引張方向の入力に対し破壊し易いことである。この理由はガラス表面に無数に存在する傷(亀裂)によるものである。ガラスと射出成形などで用いる一般的なプラスチックのナチュラルグレードとをせん断弾性率の高い接着剤で接着した際、冷熱環境においてガラス破壊が生じる場合がある。この理由は、双方の被着材の線膨張係数が一桁異なることによる。この対応として、ガラス転移温度が-50℃以下の接着剤の採用によりガラス破壊を回避する事例が多い。しかし、この様な対応では、接着剤種や接着工法の選択の巾が狭くなることは否めない。この様な場合、使用する接着剤のせん断弾性率に合わせた接着厚さとすればガラス破壊は解消し、接着剤並びに接着工法の選択の巾が広がり接着性能の向上と原価低減を図ることが可能となる。
以上述べた様に、ガラスと被着樹脂との性質・性状を把握することにより安価で信頼性の高い接着仕様を設定することが可能である。当講座では、自動車用ガラスと各種樹脂製品の接着・接合を題材とし、信頼性を確保した接着仕様の設定手法並びに接着部の寿命予測、劣化加速条件設定を中心に解説する。
プログラム
1.接着メカニズム
1.1 化学結合
1.2 水素結合
1.3 ファンデルワールス力
1.4 アンカー効果
2.表面濡れ性
2.1 濡れ性と接触角
2.2 表面張力
2.3 溶解パラメータと臨界界面張力
2.4 Zismanプロット
3.表面改質
3.1 UVオゾン法による樹脂表面の改質
3.2 その他の樹脂表面改質方法
3.3 UVオゾン法によるガラス表面の洗浄
4.接着部の劣化要因
4.1 熱
4.2 水分
4.3 繰り返し応力
4.4 紫外線
4.5 クリープ
5.ガラス/樹脂 接着製品の剥がれ事例
5.1 剥がれ原因と対策
5.2 剥がれ部位別
5.3 原因別
5.4 被着樹脂材料別
5.5 樹脂部品別
5.6 接着剤別
5.7 ガラス部位別
5.8 作り込み工程別
6.ガラス/樹脂 接着剥がれ不具合の解析
6.1 PA6製品の脱水による接着反応阻害
6.2 温水浸漬試験による剥がれ
6.3 接着剤の養生乾燥不足によるクリープ剥離
6.4 POM接着仕様のクリープ剥がれ対策
6.5 ガラス表面の吸着水に反応するプライマーの選定方法(両面テープ)
6.6 ゴム製品からのブリード物による接着反応阻害(両面テープ)
7.冷熱環境におけるガラス破壊対策
7.1 熱サイクル試験において接着剤に発生する応力
7.2 接着剤の厚さとせん断弾性率
7.3 ガラスの表面強度
7.4.被着樹脂の引張弾性率と接着剤のせん断弾性率
7.5 接着剤の動的粘弾性測定
7.6 接着剤の厚さと収縮応力
8.接着剤の物性測定方法
8.1 強度特性の測定方法
8.2 ヒステリシス性能の測定方法
8.3 応力緩和性能の測定方法
8.4 動的粘弾性の測定方法
9.接着寿命予測の基礎
9.1 アレーニウス式による寿命予測
1) 寿命予測式の導出
2) 予測式の設定
3) T-t線図の作成
4) 活性化エネルギーの算出
9.2 ラーソンミラー式による寿命予測
1) 寿命予測式の導出
2) 予測式の設定
3) 材料定数・Cの特定と検証
4) ラーソンミラーマスターカーブの作成
9.3 寿命予測式の重回帰分析
1) エクセルの分析ツールによる方法
2) 回帰統計の計算方法と結果の判定
10.劣化寿命予測の応用展開
10.1 寿命予測式の設定手順
10.2 クリープ試験結果への適用
10.3 温水浸漬試験結果への適用
10.4 温湿度試験結果への適用
10.5 疲労試験結果への適用
11.接着部の劣化加速条件の設定手法
11.1 温度頻度表がある場合の加速条件設定
1) 寿命時間の算出
2) 発生温度における加速倍率の算出
3) 加速条件の設定
11.2 温度頻度表がない場合の加速条件設定
1) 判定基準の設定
2) 保証期間の確認
3) 平均温度の算出
4) T-t線図の作成
5) 寿命時間の算出
6) 加速条件の設定
12.加速倍率と加速時間
12.1 加速倍率の設定と検証
12.2 保証時間と加速時間の関係
12.3 加速倍率と活性化エネルギー
12.4 加速倍率の確認方法と算出方法
12.5 10℃倍速における加速時間の把握
12.6 10℃倍速値の算出方法
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる各種樹脂製品の接着・接合での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「接合・接着技術」講座を開講いたします。
自動車用ガラスと各種樹脂製品の接着・接合について信頼性を確保した接着仕様の設定手法並びに接着部の寿命予測、劣化加速条件設定を中心に解説します。
本講座は、2022年3月30日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8715
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テーマ:ガラス/樹脂の接着 信頼性を確保するための接着仕様の設定、寿命予測並びに劣化加速条件の設定手法
開催日時:2022年03月30日(水) 10:30-16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
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セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
川瀬テクニカル・コンサルタンシー 川瀬 豊生 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
主にガラスと樹脂の接着接合に関する
・接着メカニズム
・接着仕様設定
・不具合解析手法
・接着部の寿命予測
・接着部の劣化加速条件設定
・加速倍率の把握
本セミナーの受講形式
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株式会社AndTechについて
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下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
講演主旨
ガラスはシリカ(SiO2)を主成分とするため、その表面には吸着水(-OH)が存在する。この吸着水を利用し、接着仕様を設定している事例は多い。例えば、シランカップリング剤を添加したプライマーをガラス表面に塗布し、両面テープや接着剤を用い樹脂被着物を接着接合すれば、ガラス界面には共有結合を持つ強固なシロキサン結合(-Si-O-Si-)が形成される。
ガラスの欠点としては、引張方向の入力に対し破壊し易いことである。この理由はガラス表面に無数に存在する傷(亀裂)によるものである。ガラスと射出成形などで用いる一般的なプラスチックのナチュラルグレードとをせん断弾性率の高い接着剤で接着した際、冷熱環境においてガラス破壊が生じる場合がある。この理由は、双方の被着材の線膨張係数が一桁異なることによる。この対応として、ガラス転移温度が-50℃以下の接着剤の採用によりガラス破壊を回避する事例が多い。しかし、この様な対応では、接着剤種や接着工法の選択の巾が狭くなることは否めない。この様な場合、使用する接着剤のせん断弾性率に合わせた接着厚さとすればガラス破壊は解消し、接着剤並びに接着工法の選択の巾が広がり接着性能の向上と原価低減を図ることが可能となる。
以上述べた様に、ガラスと被着樹脂との性質・性状を把握することにより安価で信頼性の高い接着仕様を設定することが可能である。当講座では、自動車用ガラスと各種樹脂製品の接着・接合を題材とし、信頼性を確保した接着仕様の設定手法並びに接着部の寿命予測、劣化加速条件設定を中心に解説する。
プログラム
1.接着メカニズム
1.1 化学結合
1.2 水素結合
1.3 ファンデルワールス力
1.4 アンカー効果
2.表面濡れ性
2.1 濡れ性と接触角
2.2 表面張力
2.3 溶解パラメータと臨界界面張力
2.4 Zismanプロット
3.表面改質
3.1 UVオゾン法による樹脂表面の改質
3.2 その他の樹脂表面改質方法
3.3 UVオゾン法によるガラス表面の洗浄
4.接着部の劣化要因
4.1 熱
4.2 水分
4.3 繰り返し応力
4.4 紫外線
4.5 クリープ
5.ガラス/樹脂 接着製品の剥がれ事例
5.1 剥がれ原因と対策
5.2 剥がれ部位別
5.3 原因別
5.4 被着樹脂材料別
5.5 樹脂部品別
5.6 接着剤別
5.7 ガラス部位別
5.8 作り込み工程別
6.ガラス/樹脂 接着剥がれ不具合の解析
6.1 PA6製品の脱水による接着反応阻害
6.2 温水浸漬試験による剥がれ
6.3 接着剤の養生乾燥不足によるクリープ剥離
6.4 POM接着仕様のクリープ剥がれ対策
6.5 ガラス表面の吸着水に反応するプライマーの選定方法(両面テープ)
6.6 ゴム製品からのブリード物による接着反応阻害(両面テープ)
7.冷熱環境におけるガラス破壊対策
7.1 熱サイクル試験において接着剤に発生する応力
7.2 接着剤の厚さとせん断弾性率
7.3 ガラスの表面強度
7.4.被着樹脂の引張弾性率と接着剤のせん断弾性率
7.5 接着剤の動的粘弾性測定
7.6 接着剤の厚さと収縮応力
8.接着剤の物性測定方法
8.1 強度特性の測定方法
8.2 ヒステリシス性能の測定方法
8.3 応力緩和性能の測定方法
8.4 動的粘弾性の測定方法
9.接着寿命予測の基礎
9.1 アレーニウス式による寿命予測
1) 寿命予測式の導出
2) 予測式の設定
3) T-t線図の作成
4) 活性化エネルギーの算出
9.2 ラーソンミラー式による寿命予測
1) 寿命予測式の導出
2) 予測式の設定
3) 材料定数・Cの特定と検証
4) ラーソンミラーマスターカーブの作成
9.3 寿命予測式の重回帰分析
1) エクセルの分析ツールによる方法
2) 回帰統計の計算方法と結果の判定
10.劣化寿命予測の応用展開
10.1 寿命予測式の設定手順
10.2 クリープ試験結果への適用
10.3 温水浸漬試験結果への適用
10.4 温湿度試験結果への適用
10.5 疲労試験結果への適用
11.接着部の劣化加速条件の設定手法
11.1 温度頻度表がある場合の加速条件設定
1) 寿命時間の算出
2) 発生温度における加速倍率の算出
3) 加速条件の設定
11.2 温度頻度表がない場合の加速条件設定
1) 判定基準の設定
2) 保証期間の確認
3) 平均温度の算出
4) T-t線図の作成
5) 寿命時間の算出
6) 加速条件の設定
12.加速倍率と加速時間
12.1 加速倍率の設定と検証
12.2 保証時間と加速時間の関係
12.3 加速倍率と活性化エネルギー
12.4 加速倍率の確認方法と算出方法
12.5 10℃倍速における加速時間の把握
12.6 10℃倍速値の算出方法
【質疑応答】
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以 上