【グアム政府観光局】グアムの人気沈船ダイビングスポット「SMS コーモランII」沈没後100年 2017年4月7日 記念平和式典を開催
[17/02/28]
提供元:PRTIMES
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グアム政府観光局は、グアムの沈船ダイビングの人気スポットとして知られている、ドイツ船「SMS コーモラン II」の沈没後100年を記念し、その歴史を広く知ってもらうべく、講演、プロモーション、ダイビングパッケージの販売など様々な企画を実施します。
「SMS コーモラン II」が、世界で最もユニークなダイビングサイトになった経緯をここでご紹介します。同船は、1914年12月に、太平洋の敵を避け、石炭の補給のためにグアムに寄航しました。その当時、まだアメリカは第一次世界大戦に参戦しておらず、グアムの軍総督は燃料補給を拒否したものの、その船員の上陸を許可しました。同船と乗組員は、アメリカが正式に第一次世界大戦に参戦するまで2年半に渡りグアムに滞在し、人々とも親交を深めました。
そして1917年の4月7日、ドイツの対戦国となったアメリカとグアムの軍総督は、ツックシュベルト船長にコーモランを降伏するように命じました。そうと気付かず、補給品を載せた補給船がコーモラン号に戻ろうとしたとき、アメリカ海兵隊員が、船首に発砲しました。これが、第一次世界大戦におけるアメリカの最初の公式発砲となりました。
船を降伏することよりもツックシュベルト船長は、自らその船を沈めることを選びました。以来、26年間、同船は海底に静かに横たわっていました。1943年8月27日、第2次世界大戦の最中、アメリカの潜水艦は日本の貨物船「東海丸」を撃沈。偶然にも水深120フィートに横たわっていた「SMS コーモラン II」の上に重なるように沈んでいきました。アプラ湾は世界で唯一、2つの大戦の沈没船が同じ場所に沈んでいる珍しいダイビングスポットとなりました。
沈没後100年を迎える2017年4月7日(金)には、アプラ湾とハガニアの海軍墓地で平和記念式典を開催します。また、グアムミュージアムや太平洋戦争記念館ビジターセンターでは、その歴史の講演や展示など行うほか、特典付きのスペシャルダイビングパッケージも販売します。
詳細は、グアム政府観光局公式ウェブサイト http://www.visitguam.com/smscormoranguam/(英語)にてご案内しています。
グアムは、その海の透明度や美しい海の景色により、ダイビングスポットとしても定評があります。
この機会に、ぜひグアムの歴史に触れ、グアムの奥深さを体験してみてはいかがでしょうか。
グアム政府観光局では、今後も定期的にダイビングプロモーションを実施していきます。