日本人の約6人に1人は糖尿病もしくは糖尿病予備群!血糖測定・コントロールについて、最新の技術動向を集めた書籍が本日発売!!
[24/07/25]
提供元:PRTIMES
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書籍『血糖測定・コントロールの最新動向』が本日発売。
バイオテクノロジー・化学などの技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『血糖測定・コントロールの最新動向』を2024年7月22日に発刊いたしました。
定価は税込72,600円(本体価格66,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=115603
[画像: https://prtimes.jp/i/117216/167/resize/d117216-167-50a6de3c91330795c9c6-0.gif ]
刊行にあたって
糖尿病は,インスリンの分泌能の低下やインスリン感受性低下によって慢性の高血糖状態が起こる代謝性疾患である。
厚生労働省が実施した平成28年「国民健康・栄養調査」によると,糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)は約1,000万人を数える。一方,糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)は約1,000万人であった。糖尿病有病者と糖尿病予備群を合わせると約2,000万人で,日本人の約6人に1人は糖尿病,もしくは糖尿病予備群であるということが分かる。
また,IDF Diabetes Atlas 10th editionでも,日本の2021年における糖尿病人口は約1,100万人と推定されており,世界第9位の糖尿病大国となっている。
これら糖尿病の治療としては,まずは高血糖状態を是正するために,食事療法・運動療法を基本に,ときに薬物療法を加えて,血糖値を正常値により近づけて良好な血糖管理を維持することから始まる。特に日本に10〜14万人いると推定されている1 型糖尿病患者は自分で血糖値を測定し,インスリン注射を打って血糖値をコントロールしなければならない。しかし現在の血糖測定器やインスリン注射は痛みを伴う。従って,痛みを伴わない低侵襲・非侵襲な測定・インスリン注入技術の開発が望まれている。また,低侵襲・非侵襲で血糖値を測定し,自動でインスリンを注入して血糖値をコントロールするデバイス=人工膵臓の開発にも期待が寄せられている。
本書では,第一線でご活躍中の専門家の方々にお願いし,血糖コントロールと健康,持続血糖モニタリングの重要性,糖尿病患者に対する血糖コントロール技術の最新市場動向と技術的挑戦,低侵襲・非侵襲を目指した血糖測定の技術動向,人工膵臓などによる血糖コントロールの技術動向などの章構成から血糖測定・コントロールの最新動向についてまとめた。
本書が血糖値測定や血糖コントロールについてご研究されている方々へ向けて,ご研究活動の一助となれば幸いである。(シーエムシー出版 編集部)
著者
三五一憲 (公財)東京都医学総合研究所
佐藤亜位 岡谷市民病院
プロブスト・デービッド ノースカロライナ大学チャペルヒル校;ノースカロライナ州立大学
早出広司 ノースカロライナ大学チャペルヒル校;ノースカロライナ州立大学
辻村清也 筑波大学
新津葵一 京都大学
山崎智彦 (国研)物質・材料研究機構
松浦祐司 東北大学
石丸伊知郎 香川大学
田中雄次郎 日本電信電話(株)
中村昌人 日本電信電話(株)
徳田 崇 東京工業大学
横式康史 青山学院大学
三田真理恵 (国研)産業技術総合研究所
小池一歩 大阪工業大学
他 計37名
目次
第1章 血糖コントロールと健康
第2章 持続血糖モニタリングの重要性
第3章 糖尿病患者に対する血糖コントロール技術の最新市場動向と技術的挑戦
第4章 血糖測定の技術動向
1 使い捨て可能な酵素燃料電池をベースにしたグルコースセンサ
2 持続血糖モニタリング機能付きスマートコンタクトレンズ
3 バイオキャパシタ原理を用いた自立型グルコースセンサ
4 中赤外光音響分光法による血中成分分析
5 中赤外パッシブ分光イメージングによる非侵襲血糖値センサー
6 光と音を用いた非侵襲血糖センシング
7 誘電分光を用いたグルコースセンシング技術
8 完全埋め込み型に向けた光給電型グルコースセンサデバイス
9 蛍光タンパク質センサーによるグルコース検出
10 拡張ゲート電界効果トランジスタを用いたグルコースセンサ
11 カーボンナノチューブを用いた直接電子伝達型自己測定血糖値センサ
12 マイクロニードル型pHセンサ
13 生体分解性マイクロニードルを用いたパッチ型センサー
14 グリコアルブミンを用いた低侵襲・非侵襲な行動変容支援サービスの開発
第5章 血糖コントロールの技術動向
1 人工膵臓の現状と将来展望
2 人工膵島による血糖管理
3 血糖エネルギーでの駆動制御を目指す人工膵臓モデル(薬物放出機構)
4 貼るだけ人工膵臓デバイスの開発
5 経皮投与インスリン・マイクロパイル
★詳細カタログはコチラ★
https://www.cmcbooks.co.jp/upload/save_image/07011526_66824c243e686.pdf
バイオテクノロジー・化学などの技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『血糖測定・コントロールの最新動向』を2024年7月22日に発刊いたしました。
定価は税込72,600円(本体価格66,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=115603
[画像: https://prtimes.jp/i/117216/167/resize/d117216-167-50a6de3c91330795c9c6-0.gif ]
刊行にあたって
糖尿病は,インスリンの分泌能の低下やインスリン感受性低下によって慢性の高血糖状態が起こる代謝性疾患である。
厚生労働省が実施した平成28年「国民健康・栄養調査」によると,糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)は約1,000万人を数える。一方,糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)は約1,000万人であった。糖尿病有病者と糖尿病予備群を合わせると約2,000万人で,日本人の約6人に1人は糖尿病,もしくは糖尿病予備群であるということが分かる。
また,IDF Diabetes Atlas 10th editionでも,日本の2021年における糖尿病人口は約1,100万人と推定されており,世界第9位の糖尿病大国となっている。
これら糖尿病の治療としては,まずは高血糖状態を是正するために,食事療法・運動療法を基本に,ときに薬物療法を加えて,血糖値を正常値により近づけて良好な血糖管理を維持することから始まる。特に日本に10〜14万人いると推定されている1 型糖尿病患者は自分で血糖値を測定し,インスリン注射を打って血糖値をコントロールしなければならない。しかし現在の血糖測定器やインスリン注射は痛みを伴う。従って,痛みを伴わない低侵襲・非侵襲な測定・インスリン注入技術の開発が望まれている。また,低侵襲・非侵襲で血糖値を測定し,自動でインスリンを注入して血糖値をコントロールするデバイス=人工膵臓の開発にも期待が寄せられている。
本書では,第一線でご活躍中の専門家の方々にお願いし,血糖コントロールと健康,持続血糖モニタリングの重要性,糖尿病患者に対する血糖コントロール技術の最新市場動向と技術的挑戦,低侵襲・非侵襲を目指した血糖測定の技術動向,人工膵臓などによる血糖コントロールの技術動向などの章構成から血糖測定・コントロールの最新動向についてまとめた。
本書が血糖値測定や血糖コントロールについてご研究されている方々へ向けて,ご研究活動の一助となれば幸いである。(シーエムシー出版 編集部)
著者
三五一憲 (公財)東京都医学総合研究所
佐藤亜位 岡谷市民病院
プロブスト・デービッド ノースカロライナ大学チャペルヒル校;ノースカロライナ州立大学
早出広司 ノースカロライナ大学チャペルヒル校;ノースカロライナ州立大学
辻村清也 筑波大学
新津葵一 京都大学
山崎智彦 (国研)物質・材料研究機構
松浦祐司 東北大学
石丸伊知郎 香川大学
田中雄次郎 日本電信電話(株)
中村昌人 日本電信電話(株)
徳田 崇 東京工業大学
横式康史 青山学院大学
三田真理恵 (国研)産業技術総合研究所
小池一歩 大阪工業大学
他 計37名
目次
第1章 血糖コントロールと健康
第2章 持続血糖モニタリングの重要性
第3章 糖尿病患者に対する血糖コントロール技術の最新市場動向と技術的挑戦
第4章 血糖測定の技術動向
1 使い捨て可能な酵素燃料電池をベースにしたグルコースセンサ
2 持続血糖モニタリング機能付きスマートコンタクトレンズ
3 バイオキャパシタ原理を用いた自立型グルコースセンサ
4 中赤外光音響分光法による血中成分分析
5 中赤外パッシブ分光イメージングによる非侵襲血糖値センサー
6 光と音を用いた非侵襲血糖センシング
7 誘電分光を用いたグルコースセンシング技術
8 完全埋め込み型に向けた光給電型グルコースセンサデバイス
9 蛍光タンパク質センサーによるグルコース検出
10 拡張ゲート電界効果トランジスタを用いたグルコースセンサ
11 カーボンナノチューブを用いた直接電子伝達型自己測定血糖値センサ
12 マイクロニードル型pHセンサ
13 生体分解性マイクロニードルを用いたパッチ型センサー
14 グリコアルブミンを用いた低侵襲・非侵襲な行動変容支援サービスの開発
第5章 血糖コントロールの技術動向
1 人工膵臓の現状と将来展望
2 人工膵島による血糖管理
3 血糖エネルギーでの駆動制御を目指す人工膵臓モデル(薬物放出機構)
4 貼るだけ人工膵臓デバイスの開発
5 経皮投与インスリン・マイクロパイル
★詳細カタログはコチラ★
https://www.cmcbooks.co.jp/upload/save_image/07011526_66824c243e686.pdf