革靴買取「LASTLAB」、Claude活用の「バイヤー業務支援・出品自動化プログラム」の開発および導入検討。専門知識を要する“商品説明・翻訳”のAI化を検証
[25/12/12]
提供元:PRTIMES
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リユース事業を行うストックラボ(本社:東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203)が運営する革靴特化のリユースブランド「ラストラボ」は、業務効率化および顧客体験の向上を目的として、生成AI「Claude 3.5 Sonnet」を活用した「バイヤー業務支援・出品自動化プログラム」の開発および、実店舗における検証を開始いたしました。
本取り組みは、専門知識が必要ゆえに属人化していた「商品コメント作成」や「海外販売用の翻訳」業務に対し、生成AIがどの程度の精度でサポート可能かを検証するものです。 AIが事務作業を補完することで、バイヤーが「靴の鑑定」と「お客様との対話」という人間にしかできないコア業務にフルコミットできる体制の構築を目指します。
■ 検討開始の背景:一点物リユースが抱える「3つの構造的課題」
1. 「効率」と「熱量」のジレンマオールデンやジョンロブといった高級革靴は、新品の型番商品とは異なり、一足ごとに異なる「エイジング(経年変化)」や「コンディション」を持つ“一点物”です。 その価値を正しく伝え、購入につなげるためには、単なるスペックの羅列ではなく、「コードバン特有の濡れたような艶」「ヴィンテージならではの革の厚み」「前オーナーによるメンテナンスの質」といった情緒的かつ専門的なストーリーテリングが不可欠です。 しかし、これまでは熟練のバイヤーが査定の合間を縫って一足ずつ手作業で執筆していたため、「熱量のある文章を書こうとすると時間が足りない」「効率を求めると魅力が伝わらない」というジレンマを抱えており、出品スピードの鈍化が在庫回転率の課題となっていました。
2. 「ささげ業務」によるプロ人材の圧迫と機会損失
リユース業界において、撮影・採寸・原稿作成(通称:ささげ業務)は最も工数を要する工程です。特にLASTLABが扱う高級靴は、ラスト(木型)や製法に関する深い知識がないと正確な商品説明が書けません。 その結果、本来であれば「真贋鑑定」や「対面でのお客様への接客」といった人間にしか生み出せない高付加価値業務に注力すべきトップクラスの鑑定士が、一日の多くの時間を「PCに向かってキーボードを叩く作業」に費やしています。このリソース配分の不均衡は、組織全体としての生産性を下げるだけでなく、鑑定士のモチベーション維持の観点からも解決すべき課題でした。
3. 越境ECにおける「言語とニュアンスの壁」
歴史的な円安を背景に、海外からの購入需要が急増していますが、靴特有の専門用語(ウィズ、捨て寸、出し縫い等)や、「返りが良い」「甲の収まりが良い」といった感覚的な表現は、一般的な自動翻訳ツールでは誤訳されやすく、正確なニュアンスが伝わりにくい現状がありました。 「Claude」のような文脈理解に優れたLLM(大規模言語モデル)を活用することで、単なる直訳ではない、各国の靴文化や愛好家の感性に合わせた「意訳(ローカライズ)」が可能になれば、グローバル市場での競争優位性を確立できると判断しました。
■ 今回検証する「3つの自動化スコープ」
1. 商品紹介文の自動生成精度の検証バイヤーが「ブランド・モデル名」と「ダメージ箇所(ヒールの減り等)」を箇条書きで入力した際に、AIがそのモデルの歴史的背景や木型(ラスト)の特徴を踏まえた「購入意欲をそそる紹介文」を生成できるかをテストします。
検証目標:原稿作成時間を従来の20分から3分程度(約85%削減)まで短縮できるか。
2. 海外EC(eBay等)向け「専門用語ローカライズ」のテスト
サイズ表記(US/UK/EU)の自動変換はもちろん、「甲が低い(Low Instep)」や「返りが良い(Flexible Sole)」といった感覚的な表現を、英語圏の愛好家に刺さる表現へ変換できるかを検証。 誤解による返品リスクを下げつつ、海外販路への出品スピードを向上させます。
3. LINE問い合わせへの「返信ドラフト」作成
お客様から届く「サイズ感」や「コーディネート」に関する質問に対し、過去のフィッティングデータを参照した返信案(ドラフト)をAIが作成できるかをテスト。 バイヤーのレスポンス速度向上と、対応品質の均一化(ジュニアバイヤーの底上げ)を目指します。
株式会社ストックラボ代表 尾太 駿 コメント
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「高級革靴の魅力は、スペックだけでなく、その背景にある歴史やエイジングの美しさにあります。これらを語る言葉には『魂』が必要であり、AIには難しい領域だと考えていました。 しかし、テクノロジーの進化は目覚ましく、私たちの想像を超えつつあります。 まずは実験段階ですが、AIに任せられる作業は任せ、バイヤーは『お客様の思い出話を聞く』『微妙な革の質感を指先で確かめる』といった、アナログな価値提供にこそ時間を使えるようにしたい。それが私たちの目指すDXの形です。」
◆会社概要
<株式会社ストックラボ>
設立日:2014年4月25日
古物商許可証:第304371408068号
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203
事業内容:リユース事業
買取ストックラボコーポレート
株式会社ストックラボは、革靴やお酒の販売・買取を中心に事業を展開するリユース企業です。
「新しいモノと昔からあるモノをつなぎ、価値を再発見する」。
インターネットと実店舗の両輪で、必要な人に必要な一品を届けます。
また、出張買取や真珠買取、真珠販売、古本買取、毛皮買取、なども承っております。また、広告やSEO、CRMなど店舗集客や買取集客の面でリユース企業のマーケティング支援を強化しています。
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お酒買取 ストックラボ
ブランド買取 ストックラボ
お酒買取専門店ストックラボ(新サイト)
東京の中古革靴専門店 LASTLAB(ラストラボ) を運営しています。
中古革靴の専門店『LASTLAB』では、オールデン/ジョンロブ/エドワードグリーン/クロケット&ジョーンズ/チャーチ/ベルルッティ など名門ブランドの品揃えと、革靴の買取に対応。渋谷・原宿に実店舗、通販もご利用いただけます。
革靴の買取は LASTLAB へ
革靴買取 LASTLAB
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