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「住まいの安心・長寿命化」を 実現する住宅履歴情報による、住まいのアフターサポートサービスを開始　パナソニック電工株式会社は、2009年9月に業務提携した株式会社エプコ（以下、エプコ）と連携して、住宅の安心・長寿命化に対応する「住宅履歴情報（愛称：いえかるて） （※1）」の保管をはじめ、新築時から入居後の維持管理・メンテナンス、将来のリフォームに至るまでの各種サービスを統合した住まいの総合管理サービスの提供を開始します。

　2006年に「住生活基本法」が制定され、国の住宅政策が「量の確保」から「質の向上」へ大きく転換されました。そして2009年6月に施行された「長期優良住宅普及促進法」により、住宅の長寿命化に対する取り組みが具体化。「量から質へ」の転換がより鮮明になり、企業としてもその対応が急務となっています。
　こうした動きの中、パナソニク電工では、これから求められる「住まいの安心・長寿命化」を実現するため、住宅の維持管理やリフォームが適切に行われる仕組みを企画開発。住宅の維持管理に不可欠な「住宅履歴情報(愛称：いえかるて）」を工務店や施工店に代わって保管する「履歴管理」業務を中心に、住宅の維持管理対策のための「設備配管図」の作成業務や、一般施主に対する24時間365日対応可能な「コールセンター」業務など、住宅の安心・長寿命化を実現する住まいの総合管理サービスを提供します。

　まず、全国約400店の「パナソニックビルダーズグループ」加盟店（※2）を通じ、パナソニック電工が開発したオリジナル耐震住宅工法「テクノストラクチャー」による新築一戸建て住宅を対象に、2010年4月1日より先行して運用を開始。その後、全国のパナソニック電工政策店（※3）に対しても同サービスの提供を開始する予定です。今後、このサービスを主軸に政策店への加盟呼びかけを強化し、本格的な展開を図ります。


※1：住宅の設計、施工、維持管理、権利および資産などに関する情報をいいます。住宅所有者が、蓄積、活用していくためのもので、いつ、だれが、どのように新築や修繕、改修・リフォームなどを行ったかを記録した、住まいの「履歴書」「カルテ」のようなもの。「いえかるて」は、国土交通省住宅履歴情報整備検討委員会（委員長：野城智也 東京大学教授）が定めた愛称。


※2：パナソニック電工とのパートナーシップにより、テクノストラクチャーによる耐震性に優れた安全・安心な家づくりを目指す、地域のハウスビルダーである工務店で構成されたグループ。パナソニック電工による審査をクリアし、所定の研修を終了後、施工認定を取得した優良工務店で、全国375社（2010年１月末時点）。テクノストラクチャーによる住宅建設は、このパナソニックビルダーズグループが受注し、設計・施工を請負います。

※3：「リファインショップ」、「わが家、見なおし隊。」など、営業政策上つながりの深い工務店など。



■ お問い合わせ先
パナソニック電工株式会社　住建マーケティング本部　住建商品営業企画部
TEL　06-6908-1131（大代表）　受付（平日のみ） 8:45〜17:30