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施設用FL40W銅鉄安定器搭載蛍光灯器具(グロー式)の生産を終了

施設用FL40W銅鉄安定器搭載蛍光灯器具(グロー式)の生産を終了
高効率照明器具への切り替えを推進
 パナソニック電工株式会社は、2012年度の省エネ法「トップランナー方式」の基準エネルギー消費効率(※1)達成のため、業界に先駆けて2011年3月末をもって施設用FL40W銅鉄安定器搭載蛍光灯器具12品種の生産を終了します。
 これは、2010年3月19日告示の経済産業省告示第五十四号で、エネルギーの使用の合理化に関する法律が改正され、蛍光灯器具における各区分別エネルギー消費効率が変更されたことに対応するものです。
 パナソニック電工では、既に銅鉄安定器搭載蛍光灯器具の品種集約を進めていましたが、今回の生産終了をきっかけに、LED照明器具やWエコ環境配慮型照明器具など、より高効率な照明器具への切り替えをさらに推進していきます。

対象製品:   施設用FL40W銅鉄安定器搭載蛍光灯器具(グロー式)
品種:     計12品種
生産終了年月: 2011年3月末
理由:     2012年「トップランナー方式」基準エネルギー消費効率遵守のため
販売構成:   約10%(施設用蛍光灯直管32W以上110W未満器具出荷台数構成)

■改正内容
 蛍光灯器具については、区分と目標基準値が変更になります。区分が12区分から6区分へ。直管形40形を中心とする【区分II】の目標基準値は60.5 lm/W〜86.5 lm/Wから100.5 lm/Wへ変更となります。蛍光灯器具のエネルギー消費効率は、技術進歩の結果、大幅に改善されてきましたが今回の新基準値を達成するためには、さらなる効率化が必要になります。
 そこで、パナソニック電工では2010年3月19日告示されたエネルギー消費効率基準値を遵守すべく、大幅な消費効率の改善が困難な施設用FL40W銅鉄安定器搭載蛍光灯器具(12品番)について2011年3月末をもって生産終了とします。
   
■省エネ法トップランナー方式について
 省エネ法では、テレビ、OA機器、エアコン、照明器具や自動車などのエネルギー消費機器について、省エネ基準を現在商品化されている製品の最高レベルに設定する「トップランナー方式」が採用されています。これによって、製造者にエネルギー消費効率に優れた製品の開発と表示を義務づけ、また省エネ基準に満たない製品については製造者側に罰則が設けられるなど厳しい措置が適用されています。
 2005年度より導入された「トップランナー方式」における対象機器の拡大や基準値の見直しによって、省エネ性能の向上がさらに強化されました。

※1 経済産業省官報号外第57号 告示第五十四号参照

【一般からのお問い合わせ先】
パナソニック電工株式会社 照明事業本部 施設・屋外照明事業部 事業企画グループ
TEL:06-6908-1131(大代表) 受付(平日のみ) 8:45〜17:30
照明・電気設備のEboxサイト http://denko.panasonic.biz/Ebox/
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