BSIジャパン、ISO22301に基づく事業継続マネジメントシステム(BCMS)認証を古河電工グループに授与
[13/04/26]
提供元:PRTIMES
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BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、古河電気工業株式会社(東京都千代田区 代表取締役 柴田 光義、以下 古河電工グループ)へ “ISO22301に基づく事業継続マネジメントシステム(BCMS)” 認証を授与しました。
BCMS認証の適用範囲 :光半導体デバイス事業/Laser Diode Products
BS25999-2初回認証日 :2011年1月24日
ISO22301移行の認証日 :2013年3月16日
古河電工グループは1884年創業の「電線・非鉄金属の総合メーカー」で、100社以上の関係会社で構成されています。「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献すること」を基本理念としており、事業領域は、情報通信、エレクトロニクス・新素材、自動車分野に拡がり、その活動はアジア、ヨーロッパ、南北アメリカなど世界各地に渡っています。社会のニーズを捉まえるとともに、課題解決に向けた新商品を世界に先駆けて生み出すことによって、「真のグローバル企業」として貢献するという方針を持っています。
この度、古河電工グループは「光半導体デバイス事業」を適用範囲として、ISO22301に基づく事業継続マネジメントシステム認証を取得しました。
ISO22301は、組織が災害、疫病などによって被る事業中断の影響を最小限に抑え、事業継続上の脅威に対処する能力を明示するために策定された事業継続マネジメントシステムの国際規格です。なお、古河電工グループは、2011年にBS25999に基づく事業継続マネジメントシステム認証を取得しており、今回、国際規格であるISO22301へ移行しました。これにより、古河電工グループは組織のブランド力・名声の強化、セキュリティリスク軽減、ステークホルダーからの信頼の確保に大きく役立つ、国際的なステータスを取得したと言えます。
BSIジャパンはUKAS(※1)及びJIPDEC(※2)双方の認定機関からISO22301認定を受けております。そのため、BSIジャパンからISO22301認証を取得されますと、認証書にはBSI登録シンボル及び、JIPDEC、UKASの認定シンボルが表記されます。国内および海外双方へのPRを効果的に行える利点があります。
古河電気工業株式会社 取締役兼執行役員、総務・CSR本部長 天野 望様から、ISO22301認証取得(BS25999認証から移行)に際して頂いたコメント
◆ISO22301認証取得の目的
当社グループでは、事故や自然災害に対しての強固な体制構築により、お客様からの信頼と評価を得ることを目的として、2011年にBS25999を認証取得しています。そして、認証取得直後には東日本大震災に襲われ、認証対象事業も被災をしました。しかしながら、事前の演習等の効果もあり、大きな混乱もなく、早期の復旧を果たすことができ、事業継続活動の重要性を認識致しました。 近年、グローバルな事業展開の進展に伴って、海外のお客様も増えております。そこで、昨年、BS25999が国際規格のISO22301に全面的に移行することにあわせて、ISO規格の認証取得を決めました。
◆ISO22301の構築・認証で良かった点
事業のグローバル展開に伴い、対象とすべきリスクも多様化しております。今までは主に国内事業に着目し、大規模地震を最大の脅威としてきましたが、一昨年のタイの洪水被害のように海外では固有のリスクが存在しており、残念ながら、タイの洪水では、タイにあるグループ会社の被災が国内の事業に大きな影響を与えました。そこで、昨年より、ISO規格を意識して、グループ全体でのサプライチェーンの脆弱性を再評価し、再構築に着手しています。これらの活動の成果により、国内外のお客様の評価も徐々に向上しつつあります。
◆ISO22301の今後の活用について
東日本大震災以降、当社グループの事業継続活動に対してのお客様からの期待の高まりを強く感じております。現在、当社グループでは、ISO22301を事業継続活動のPDCAを有効に機能させるための重要なツールであると位置付けております。今後は、ISO対象事業範囲をグループ全体に広げていくとともに、サプライヤの皆様にもご協力頂き、国内外のお客様の期待に応える当社グループの事業のさらなるレジリエンスの向上を目指して参ります。
ISO22301(事業継続マネジメントシステムの国際規格)
ISO22301は、事業継続マネジメントシステムの国際規格です。英国規格の事業継続マネジメントシステムであるBS25999をベースに策定され、2012年5月15日に発行されました。国内では8月からJIPDECがISO22301の認定制度を立ち上げ、BSIジャパンは最も早くJIPDEC認定のISO22301の審査サービスを提供する審査機関として実績をあげています。
BSIジャパンの無料セミナー、トレーニングコース
BSIジャパンは、業界をリードする審査機関の責務として、BSIジャパンは、無料でご参加いただけるISO22301概要解説セミナーや、ISO22301審査員トレーニングコース(有料)など数多くの情報提供の機会をご用意しております。
「ISO22301概要解説セミナー」 (無料)
【日程・場所】 2013年 5月9日(木)<東京>
【時間】 14:00 〜 16:30 (受付 13:45〜)
【詳細・お申込】 http://www.bsigroup.jp/bcms-SPSeminar-TOP
「IRCA認定 ISO22301審査員/主任審査員コース」 (有料)
【日程・場所】 2013年 6月10日(月)〜 14(金)<東京>
【時間】 9:00 〜19:00 (受付 8:45〜)開始・終了時間は日によって異なります
【詳細・お申込】 http://www.bsigroup.jp/training
入門コース、導入実践コース、内部監査員養成コースも提供しております。
詳細は、上記のURLをご参照ください。
※1 UKAS:United Kingdom Accreditation Service(英国認証機関認定審議会)
2013年2月に、ISO22301のUKAS認定を取得
※2 JIPDEC:一般財団法人日本情報経済社会推進協会
2012年8月に、ISO22301のJIPDEC認定を取得
BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルである。現在、147カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献している。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。 BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人である。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広い
サービスを提供している。 マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に60社以上ある審査機関の中で、最も多くの規格の認証サービスの提供している審査機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする審査機関である。
URL:http://www.bsigroup.jp/
古河電気工業株式会社について
詳細は、以下のURLをご参照ください。
URL:http://www.furukawa.co.jp
■ お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com