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ウラノス・エコシステムの実現に向けた新たな事業に着手します

データスペース基盤整備・普及促進事業をはじめ9件のテーマを採択




 NEDOは、「ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業」(以下、本事業)で、9件のテーマを採択しました。
 本事業では、ウラノス・エコシステムの実現に向けて、データスペース基盤整備・普及促進事業や、産業界でニーズの高い蓄電池および化学物質情報の分野におけるデータ連携システムの開発・実証を行います。企業や業界の枠、国境を越えた円滑・安全なデータ流通の実現による、豊かな社会を目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135644/187/135644-187-9afb4b432e5a73754ab30a1fa2e0daee-960x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


1.概要
 現在、さまざまな産業のサプライチェーンは川上から川下まで国境を越えて広がっています。製品の安全性を確認するためには、サプライチェーン全体での製品に関するデータの流通が不可欠であり、異なる組織・国間、異業種間で、信頼性を確保しデータを共有できる仕組みが必要です。近年の欧州における、資源循環や化学物質情報の分野での新たな環境データの管理強化などの動きへの対応も急務となっています。
 そこで、本事業では、ウラノス・エコシステム※1の実現に向けて、海外プラットフォームなどとの相互接続やトラスト確保の在り方などを検討し、その実現に向けたデータスペース※2基盤整備・普及促進事業を行うとともに、産業界でニーズが高い蓄電池および化学物質情報の分野におけるデータ連携システムの開発や実証を行います。
2.実施内容
 このたび採択したテーマでは、以下を実施します。
・研究開発項目(1) A:ウラノス・エコシステムに資するデータスペース基盤整備・普及促進事業
・研究開発項目(2) B:蓄電池トレーサビリティ分野のカーボンフットプリント情報の流通促進の
 ための高度化事業
・研究開発項目(2) C:化学物質情報の流通に係るシステム開発事業
・その他 D:データスペースの構築及び普及・拡大に係る調査及びプロジェクトマネジメントオフィス
 業務

【1】事業名
 ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業
【2】予算
16.49億円(2025年度)
【3】期間
2025年度〜2027年度(予定)
【4】採択テーマ
 実施予定先と採択テーマの詳細は、以下の実施予定先一覧と事業概要資料をご覧ください。
 (別紙1)実施予定先一覧
 (別紙2)事業概要資料
 ※上記「別紙1」および「別紙2」については、いずれも以下のURLよりご確認ください。
 https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101861.html

【5】基本計画・実施方針
掲載先:https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100322.html
     ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業

【注釈】
※1 ウラノス・エコシステム
経済産業省が推進する、企業や業界の枠、国境を越えた横断的なデータ連携基盤の構築を目指す活動(イニシアチブ)の総称です。
※2 データスペース
複数の組織が互いに信頼性を確保しながらデータを自由に流通させるための制度と、それを実現する技術を組み合わせて基盤を構築し、新しい経済・社会活動のための空間を形成する取り組みです。
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